\認定・准認定ファンドレイザーの投票により大賞を決定します/
「日本ファンドレイジング大賞」は、2010年より、人々に感動と笑顔を与えるファンドレイジングを行った団体を称え、その活動を広くご紹介することを目的に先駆的な取り組みを行ったNPO・企業などに贈られてきました。
▶「日本ファンドレイジング大賞」について、詳細はこちら
第15回となる今年、さまざまな領域で多様な活動に取り組む47団体が候補として推薦され、選考委員会による厳正な書類選考の結果、入賞5団体・プロジェクトが選出されました。大賞は、5団体の中から認定・准認定ファンドレイザーのウェブ投票によって決定されます。
選考基準 |
・先駆的なファンドレイジングの手法によるもの
・広く一般の共感を得たもの
・寄付にあたって人々を感動させたエピソードがあるもの
・ファンドレイジングが、寄付者と団体と受益者に幸福の連鎖を生みだしたもの |
投票期間 |
2024年12月10日(火)〜12月19日(木) 23時59分まで |
投票権 |
本投票は、認定・准認定ファンドレイザーの有資格者に限定されます |
投票方法 |
下記フォームから投票してください
投票フォームはこちら |
結果発表 |
大賞の発表は、日本最大のファンドレイジングカンファレンス「FRJ2025|ファンドレイジング・日本」のオープニングセッション(2025年1月18日開催)で行われます。 |
認定NPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA)
▶︎https://wafca-charitywalk.org/
【選考理由】
アジアの障がい児の教育や自立を支える活動として、参加者が楽しみながら社会貢献を実感できる「WAFCAチャリティラン&ウォーク」の取り組みが評価されました。歩くことで寄付につながり、全員の目標歩数の達成率に応じて協賛企業が寄付を行うマッチングの仕組みを使い、協賛企業との連携を進めています。また、多様なスポーツのアスリートが呼びかけに参加し、広く人々を巻き込む先駆的な活動が高く評価されました。
【団体からの一言メッセージ】
WAFCAは、タイやインドネシアの障がいのある子どもたちに車いすを通して「移動の自由」を届ける活動を行っています。その中で、WAFCAthlete(ワフカアスリート)は競技や障がいの有無の枠を越えた20名のアスリートが結集し、チャリティイベントや広報を通じて、私たちスタッフだけでは広げきれなかった仲間の輪を大きく広げてくれました。活動を通して、アスリート自身も新たな価値を見出し、支援の輪がさらに広がる可能性を感じています。
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認定NPO法人CALL4
▶︎https://www.call4.jp/
【選考理由】
「CALL4」は、社会課題の解決を目指す訴訟(公共訴訟)の支援に特化した先駆的なプラットフォームとして、第13回日本ファンドレイジング大賞「特別賞」を受賞しました。その後も、多くの訴訟をファンドレイジングを通じて支援し、2024年の最高裁で違憲判決を獲得した「旧優生保護法国賠訴訟」をはじめ、社会的に大きな影響を与える活動が評価されました。
【団体からの一言メッセージ】
認定NPO法人CALL4は国や地方自治体を相手方として提訴をした、社会問題の解決を目指す訴訟「公共訴訟」を支援するウェブプラットフォームを運営。2024年7月、最高裁で違憲判決を獲得した「旧優生保護法国賠訴訟」や同性婚訴訟など70を超える訴訟のファンドレイジングをサポートし、その充実した訴訟活動を支え、世の中を動かすための一助を担っています。市民に司法をひらき、人権侵害を放置しない社会の実現を目指して活動しています。 |
認定NPO法人TABLE FOR TWO International
▶︎https://onigiri-action.com/
【選考理由】
先進国で1食とるごとに開発途上国に1食を贈る「TABLE FOR TWO (TFT)プログラム」で第4回日本ファンドレイジング大賞を受賞した団体が、今回評価されたのは「おにぎりアクション」です。日本の代表的な食「おにぎり」をシンボルに、写真投稿で協賛企業が寄付を行い、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける仕組みです。また、毎年10月16日の「世界食料デー」を起点に、誰もが参加しやすい取り組みとして注目されました。
【団体からの一言メッセージ】
日本発のアイディアで世界の食料問題解消に挑むNPO法人として、「誰かのために握る機会の多い“おにぎり″をシンボルに、誰でも気軽に参加できる取り組みをつくりたい」そのような思いで始まったおにぎりアクションは今年で10年目を迎えました。NPO、企業、個人と異なる立場の力が合わさり、今年も週次平均3万枚を超える写真投稿が世界52ヵ国から集まるなど、世界へ発信するソーシャルムーブメントとなっています。 |
認定NPO法人抱樸
▶︎https://www.houboku.net/
【選考理由】
第11回日本ファンドレイジング大賞「新型コロナウイルス支援特別賞」を受賞した団体ですが、支援が集まりにくいとされるホームレスや生活困窮者、社会的孤立状態にある方々の支援を通じて社会の在り方を問い続け、YouTubeでの発信や炊き出しへの参加機会の提供など支援の輪を広げる恒常的な取り組みを継続する一方で、地域と福祉が融合する複合型拠点施設の建設「希望のまちプロジェクト」で13億円を調達した実績が評価されました。
【団体からの一言メッセージ】
活動開始から36年、生活困窮・住まい・仕事など様々な支援に取り組み、最近は子どもやその家族の支援も行なっています。課題解決だけでなく解決しなくてもつながり続けることを大切に考え、まちづくりとして「希望のまちプロジェクト」を進めています。予定していた13億の資金調達をいったん達成したものの物価高から資材が高騰し、緊急クラファンに挑戦。無事に目標1億円を全国からの応援で達成させていただきました。 |
公益財団法人ほくりくみらい基金
▶︎https://hokuriku-mf.jp/
【選考理由】
設立から間もない中で、2024年1月1日の能登半島地震を受け、災害翌日に「能登半島地震災害支援基金」を設立し、寄付募集を速やかに開始し、コミュニティ財団としての役割を担った点が評価されました。緊急期のみならず、復旧期・復興期まで中長期的な支援に柔軟に対応し、変化する被災支援のニーズを客観的に捉え、寄付を集め、地域のNPO等の活動団体への助成育成支援を継続するコミュニティ財団としての役割の重要性を示しました。
【団体からの一言メッセージ】
昨年4月に法人化し、同年末に公益認定を受けたばかりのコミュニティ財団です。震災翌日に災害支援基金を立ち上げ、2週間で寄付を原資とする最初の助成をお渡しできました。「能登に来ないで」との声が広がる中、採択団体の報告が貴重な情報源となり、寄付者からは「能登への気持ちを託す先を作ってくれてありがとう」との励ましもいただきました。この度の入賞は復旧・復興に尽力する県内活動団体へのエールと受け止めています。 |
協賛賞提供|株式会社ファンドレックス
【お問合せ先】
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
大賞担当:小川まき(Email:
frj@jfra.jp)