スピーカー&セッション一覧｜FRJ2024｜ファンドレイジング・日本 2024

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FRJ2024オープニングセッション

ファンドレイジングは新時代にいけるか～新しい資本主義の時代への挑戦

部屋番号 20階

9:30-11:00

今、新しい資本主義を目指す流れの中で、私たちを取り巻く環境にも大きな変化が起きています。2023年7月、経済同友会とインパクトスタートアップ協会、新公益連盟の3者は、企業とソーシャルセクターが連携して、国内外の様々な社会課題を解決するための連携協定を締結しました。FRJ2024の開幕を飾るオープニングセッションでは、経済同友会の新浪氏、インパクトスタートアップ協会の米良氏、非営利セクターから全国こども食堂支援センター・むすびえの湯浅氏をお迎えし、企業とソーシャルセクターが連携して生みだす社会課題解決の新しい動きを探ります。
また、北米のファンドレイザーを率いるAFP代表のMike Geiger氏が4年ぶりに来日し、世界のファンドレイジングの最新の潮流を語ります。そして、日本の各分野をリードする方々から、2024年の注目のトピックスをご紹介いただきます。オープニングセッションでは、第14回日本ファンドレイジング大賞、協賛賞（株式会社ファンドレックス提供）、そして今回から新設された日本ファンドレイジング・リサーチ大賞の発表も行われます。

サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長

新浪剛史

ハーバード大学経営大学院修了。三菱商事入社、ローソン代表取締役社長CEOを経て、2014年より現職。公職では、経済財政諮問会議の民間議員を務め、こども未来戦略会議、新しい資本主義実現会議にも参画。2023年4月より経済同友会代表幹事。 Asia Business Council Chairman、三極委員会アジア太平洋委員長、世界経済フォーラムInternational Business Councilメンバー、米国外交問題評議会Global Board of Advisors等も務める。
READYFOR株式会社
代表取締役CEO

米良はるか

1987年10月生まれ。慶應義塾大学経済学部、同大学院メディアデザイン研究科(KMD)卒業。 2011年3月29日に日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR（https://readyfor.jp/）」をスタート。2014年に株式会社化し、代表取締役CEOに就任。 World Economic Forumグローバルシェイパーズ2011に選出、日本人史上最年少でダボス会議に参加。「人生100年時代構想会議」「未来投資会議」等の民間議員に選出、現在は内閣官房「新しい資本主義実現会議」の民間議員を務める。2022年10月より、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の代表理事も務める。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
理事長

湯浅誠

社会活動家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。経済同友会会員。1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。法政大学教授（2014〜2019年）を経て現職。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。著書に、『子どもが増えた！人口増・税収増の自治体経営』（泉房穂・明石市長との共著、光文社新書、2019年）『「なんとかする」子どもの貧困』（角川新書、2017年）等。
Association of Fundraising Professionals
President and CEO

Mike Geiger

AFPの代表兼最高経営責任者であり、年間1150億ドル以上の資金調達を行うリーダー。非営利セクターで25年以上の経験があり、Onalyticsのチャリティーソーシャルメディアインフルエンサーのトップ100にランクイン。以前はCEO組織のエグゼクティブディレクターを務め、ジャーマン・マーシャル基金やカーネギー国際平和基金の上級幹部も経験している。また、ルーマニア系アメリカ人財団の理事を9年間務め、民主的な社会の支援を行っている。デンマーク生まれで、公認会計士でもあり、大学で学士号と経営管理の修士号を取得し、米国に移住。現在はバージニア州北部に住み、テニスやバーボンと読書を楽しんでいる。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
代表理事

鵜尾雅隆

GSG国内諮問委員会副委員長、大学院大学至善館特任教授なども務める。JICA、外務省、NPOなどを経て2008年NPO向け戦略コンサルティング企業（株）ファンドレックスの立ち上げに関わり（2020年取締役退任）、2009年、課題解決先進国を目指して、社会のお金の流れを変えるため、日本ファンドレイジング協会を創設し、2012年から現職。認定ファンドレイザー資格の創設、アジア最大のファンドレイジングの祭典「ファンドレイジング日本」の開催や寄付白書・社会投資市場形成に向けたロードマップの発行、子供向けの社会貢献教育の全国展開など、寄付・社会的投資促進への取り組みなどを進める。 2004年米国ケース大学Mandel Center for Nonprofit Organizationsにて非営利組織修士取得。同年、インディアナ大学The Fundraising School修了。
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
副代表理事

山元圭太

合同会社喜代七代表、日本ファンドレイジング協会副代表理事。滋賀県出⾝。同志社⼤学商学部在学中に国際協⼒ NPO に参画。2004 年に卒業後、経営コンサルティングファーム、NPO 法⼈かものはしプロジェクトを経て、2014 年に⾮営利組織専⾨経営コンサルタントとして独⽴。Community Nurse Company 株式会社執⾏役員を含め、複数の NPO 法⼈や社会的企業の役員、地⽅創⽣やソーシャルイノベーションに関する全国各地の地⽅⾃治体のアドバイザーを務めている。⾵の⼈。
READYFOR株式会社
CEO室事業開発グループフィランソロピーアドバイザー

徳永健人

1992年生まれ。鹿児島県出身。横浜国立大学 / 大学院修了。在学中は、パラグアイ共和国に教育支援を行うNPOに所属。フェアトレード活動等を通じた資金調達のほか、現地でのフィールドワークを実施。その後、青年海外協力隊隊員としてザンビア共和国で活動。 2015年、READYFORに入社し、社会貢献活動のクラウドファンディングを主に担当。同年秋よりチーフを務める。以後、新規事業開発、休眠預金活用事業企画を経て、富裕層向けの寄付提案事業に従事。日本ファンドレイジング協会最年少認定講師。寄付月間の個人アンバサダーを務める。
認定NPO法人Learning for All
コミュニティ推進事業部 CRM担当

岸本尚子

広島大学教育学部卒業後、日本の小学校で教員を勤めたのち青年海外協力隊としてモロッコの小学校へ赴任。帰国後は一般企業勤務を経て、2018年に認定NPO法人Learning for All 入職。居場所拠点を運営する中で非営利組織の資金調達の重要性を強く感じ、広報・ファンドレイズを担うコミュニティ推進事業部に異動。主に寄付者とのコミュニケーション設計や広報を担当している。兵庫県美方郡出身。ファンドレイジング・スクール7期修了生。
公益財団法人日本フィランソロピック財団
代表理事

岸本和久

1987年野村證券に入社。主に海外でのビジネスに従事し、香港、ニューヨーク、ミラノ、アムステルダム、チューリッヒと22年間の海外駐在を経験。野村ホールディングスのIR室長、米州野村の経営企画部長などを務める。野村證券に在籍しながら、2017年に株主優待の寄付の取り組みについて勉強会を立ち上げ、2019年に兼業申請を行って一般社団法人ギビングフォワードを設立、代表理事に就任。2020年4月には野村證券を退職し、善意による寄付を社会に根付かせる活動として、公益財団法人日本フィランソロピック財団を設立。代表理事に就任。2022年11月、富裕層向けの社会貢献プログラムのコンサルティングを行う一般社団法人ジャパン・フィランソロピック・パートナーの代表理事に就任。
NPO法人しんせい
理事

小針丈幸

カードゲーム「fromMe」ディレクター、公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会事務主事福島県出身。2004年ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンで運営統括責任者を担当。日本常設会場の設立・運営に携わる。2011年東日本大震災時には福島県いわき市で復興支援団体を立ち上げ、被災3県に対し支援コーディネート、物資支援を行う。現在はNPO法人しんせいの理事として、企業や公的機関との協働を推進。2018年からはSDGsカードゲームファシリテーターとして全国の企業、自治体、学校を対象にSDGsワークショップを実施している。
AVPN
Regional Head of Northeast Asia

Mark Yeh

マークは、2005年以来、ソーシャルイノベーションと起業家精神の育成に専念してきています。また、AVPNのメンバー企業でもあり、健康、持続可能性、文化分野で初期段階のインパクト主導型ビジネスに投資し、成長させることを目的としたインパクト投資顧問会社である BetterPartners の創設者でもあります。それ以前はMedTechリーダーとして、ヘルスケア企業とデジタルヘルス企業でビジネス戦略とオペレーションを推進し、経験を積んできました。ノースウェスタン大学/香港科技大学ケロッグ経営大学院でEMBAを取得、慶応ビジネスルクールでMBAを取得。アジアの社会変革を促進し、次世代ベンチャーに影響を与えることを願っています。
AVPN
ジャパン・シニアマネージャー

エリクセン恵

Asia Venture Philanthropy Network 日本マネージャー大手新聞社の生涯教育事業に携わった後、2007年に渡米。School for International Trainingにて国際教育学修士を取得。国際NGOや大学機関に勤めた後、2012年より米国シアトルのNPO法人iLEAPにてソーシャルリーダー育成事業を推進、社会起業家向けプログラム統括や企業、財団との連携で若者育成事業を数多く実施。米国CTIから認定プロコーチ資格CPCC取得。日本での社会変革に携わるため、15年間の在米期間を経て2022年に帰国。2023年から現職。
総合司会

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
事務局次長

宮下真美

1982年生まれ。石川県出身。大学卒業後、バイオ系べンチャー企業にて、マーケティング業務に従事。2011年より日本ファンドレイジング協会にて、ディレクターとして認定ファンドレイザー資格制度の企画、普及活動を推進。現在、ファンドレイジングに関する研修の企画運営を行うほか、協会の広報・マーケティング業務全体を統括し、日本社会におけるファンドレイジングの普及啓発を推進する。2017年、富山県に移住後も、経営メンバーとして、リモートワークスタイルで従事。

ユースチャプター主催！皆で考えるファンドレイザーのキャリア

部屋番号 W-2

11:30-12:10

本セッションは、ファンドレイザーのキャリア形成における悩みを共有し、解決策を見出すための場を提供します。参加者は全国の同じ志を持つファンドレイザーと出会い、「それぞれが直面する壁」について共有し、皆で解決策を模索します。参加者がファンドレイザーとしての自覚と誇りを再認識し、所属する組織や仕事に活かせる知見を提供することを目指します。さらに、オフライン開催の利点を活かし、地域や分野、年代を超えた交流を促し、シナジー効果を生み出すことで、参加者にとって有意義な体験を提供することを目指します。

フリーランス

川野辺雪菜

2016年より一般社団法人全日本ピアノ指導者協会に勤務。2023年1月に独立し、NPO等でファンドレイジング、ビジョン・ミッションや事業計画の策定、社会貢献プログラム設計などの伴走支援を行っている。勤務以外でも様々な形で音楽教育の現場に関わっており、各地のオーケストラ・コーラス教育の指導ボランティアに参加。自身もチェロ奏者として、子ども食堂や教育支援団体と連携しオーケストラ団体の運営に携わる。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
広報・ファンドレイジング統括補佐

江副真文

大学卒業後、全国で飲食店を運営する企業にてプロモーション・イベント企画制作の部署に所属、大阪の商業施設内のレストランフロアの総合ディレクションなどを務める。その後、食を軸にした地域や居場所での人のつながりをコーディネートする活動を始め、2021年4月よりむすびえに参画。広報や、寄付を呼びかけるファンドレイジングの担当をしつつ、企業・団体との協働事業のコーディネートもおこなっている。
ファシリテーター

READYFOR株式会社
CEO室事業開発グループフィランソロピーアドバイザー

徳永健人

1992年生まれ。鹿児島県出身。横浜国立大学 / 大学院修了。在学中は、パラグアイ共和国に教育支援を行うNPOに所属。フェアトレード活動等を通じた資金調達のほか、現地でのフィールドワークを実施。その後、青年海外協力隊隊員としてザンビア共和国で活動。2015年、READYFORに入社し、社会貢献活動のクラウドファンディングを主に担当。同年秋よりチーフを務める。以後、新規事業開発、休眠預金活用事業企画を経て、富裕層向けの寄付提案事業に従事。日本ファンドレイジング協会最年少認定講師。寄付月間の個人アンバサダーを務める。

体験者が語る！ファンドレイジング・スクールがもたらす新たな可能性

部屋番号 W-3

11:30-12:10

ファンドレイジング・スクールでの実践的な体験を通じて、ファンドレイザーとしての力や可能性がどのように拓かれるのか。修了生（アルムナイ）が、なぜ入学を決意したのか、実際にどんな学びや成長を得たのか、実体験から語ります。2024年4月開講予定の第9期ファンドレイジング・スクールにわずかでも関心のある方は、お気軽にご参加ください。新しい仲間との出会い、キャリアの可能性に満ちた未来への一歩をふみ出しましょう！（3名のアルムナイ生の登壇が決定！光原ゆきさん・都留健司さん（第5期修了生）、岸本尚子さん（第７期修了生）、アルムナイの皆さんもぜひご参加ください！）

ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
ディレクター

岩元暁子

横浜出身。2011年4月、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市で支援活動を開始。災害支援団体の職員を経て、16年、任意団体「石巻復興きずな新聞舎」を設立。「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」を目標に自立・コミュニティ支援に従事。20年、仮設住宅解消を機に活動を縮小し、最も苦労した資金調達で貢献したいと、日本ファンドレイジング協会に入局。現在は、ファンドレイザー育成事業や「寄付月間」を担当しながら、個人として石巻での活動も継続中。

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クラウドファンディングの成功を組織の成長へ～組織の自立発展に向けた戦略シナジーの作り方

部屋番号 E-1

12:30-13:30

今、数多くのクラウドファンディングが立ち上がっていますが、目標金額の達成はゴールではなく、組織の成長に向けたスタートを意味します。生活困窮者支援で1億円を超えるクラウドファンディングを成功させ、その後の継続的な活動につなげている認定NPO法人抱樸、子どもの「体験格差」という社会課題を実態調査を通じて顕在化させ、クラウドファンディングの成功に結びつけた公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン。資金調達の成功をどのように組織の継続した成長につなげていくのかを、2つの団体の代表に伺い、組織の自立的発展について考えます。

認定NPO法人抱樸
理事長

奥田知志

NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 1963年生まれ。関西学院神学部修士課程、西南学院大学神学部専攻科をそれぞれ卒業。九州大学大学院博士課程後期単位取得。1990年、東八幡キリスト教会牧師として赴任。同時に、学生時代から始めた「ホームレス支援」に北九州でも参加。事務局長等を経て、北九州ホームレス支援機構（現抱樸）の理事長に就任。これまでに3700人(2022年12月現在)以上のホームレスの人々の自立を支援。
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
代表理事

今井悠介

小学生の時に阪神・淡路大震災を経験。大学在学中に不登校児童の支援等に携わる。卒業後、KUMONを経て、東日本大震災を契機に一般社団法人チャンス・フォー・チルドレンを設立（14年に公益法人化）。経済困窮家庭の子どもへのスタディクーポン事業（学校外教育費助成）を14都府県で展開。全国子どもの貧困・教育支援団体協議会理事、内閣官房行革推進会議「子供の貧困・シングルペアレンツチーム」専門委員等を務める。
ファシリテーター

かまくらさちこ株式会社
代表取締役

鎌倉幸子

青森県弘前市生まれ。アメリカ・ヴァーモント州のSchool for International TrainingでInternational and Intercultural Management修士号取得。 1999年3月、シャンティ国際ボランティア会に入職。プロポーザル作成・申請・報告を担当。また法人営業、マンスリーサポーター、クラウドファンディングなど幅広いファンドレイジングを展開してきた。 2016年1月より現職。ソーシャルセクターのファンドレイジングや事業計画から評価までの事業運営全般に対するコンサルティングを行っている。2020年6月からは特定非営利活動法人エファジャパンの海外事業担当としても業務。パラレルワーカーとして活動している。寄付月間アンバサダー（青森県）／公益社団法人シャンティ国際ボランティア会専門アドバイザー

アーカイブあり

世界のファンドレイジングの未来

部屋番号 W-2

12:30-13:30

Mike Geiger氏は、AFP（Association of Fundraising Professionals）のトップとして、北米を中心に年間1150億ドル（約17兆円）のファンドレイジングを行う3万人のファンドレイザーを率いています。コロナ禍を経て、世界のファンドレイジングはさまざまな課題を抱える一方で、高まりつつある価値や重要性があります。FRJ登壇のため4年ぶりに来日するGeiger氏に、ファンドレイジングの「今」を、グローバルな視点から語っていただきます。（逐語通訳あり）

Association of Fundraising Professionals
President and CEO

Mike Geiger

AFPの代表兼最高経営責任者であり、年間1150億ドル以上の資金調達を行うリーダー。非営利セクターで25年以上の経験があり、Onalyticsのチャリティーソーシャルメディアインフルエンサーのトップ100にランクイン。以前はCEO組織のエグゼクティブディレクターを務め、ジャーマン・マーシャル基金やカーネギー国際平和基金の上級幹部も経験している。また、ルーマニア系アメリカ人財団の理事を9年間務め、民主的な社会の支援を行っている。デンマーク生まれで、公認会計士でもあり、大学で学士号と経営管理の修士号を取得し、米国に移住。現在はバージニア州北部に住み、テニスやバーボンと読書を楽しんでいる。
ファシリテーター

有限会社アーツブリッジ
代表

伊藤美歩

米国ノースウェスタン大学卒。南メソジスト大学大学院修士課程修了。サンアントニオ交響楽団で企画職、ロサンゼルス交響楽団ではホール建設のための資金調達キャンペーンのマネジャーを務める。2005 年に、日本の非営利団体へのファンドレイジング・コンサルティングや音楽イベントの企画制作などを行うために有限会社アーツブリッジを設立。2014年、室内楽を通じて様々な「対話」を創出し、世界を舞台に活躍できる演奏家を育成するために一般社団法人Music Dialogueを立ち上げ、理事/事務局長をつとめる。認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会理事、特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク監事。

企業経営者が生み出す社会課題解決の新たな潮流

部屋番号 W-5

12:30-13:30

今、企業の経営者たちが自らの資金やスキル、つながりを活かして社会課題解決に積極的に取り組む動きが広がっています。発展途上国のマイクロファイナンスを支援するともに、傘下の全国1200のグループホームで「環福連携」を推進するリネットジャパングループ黒田氏、経営者やNGOと連携して災害時緊急支援プラットフォーム「PEAD」を創設したクラウドワークス吉田氏、非営利スタートアップを支援する財団を創設したSpeee創業者の久田氏。3人のリーダーたちの「社会を動かす」熱い想いふれ、社会にインパクトを生み出す経営者たちの新たな潮流を体感します。

一般財団法人Soil
代表理事

久田哲史

株式会社Speee 取締役ファウンダー、株式会社Datachain 代表取締役大学在学中の2007年に株式会社Speeeを創業し、代表取締役に就任。2011年、新規事業創出に専念するため、取締役ファウンダーに就任。2018年、ブロックチェーン事業を主軸とした株式会社Datachainを設立し、代表取締役に就任。2023年1月、一般財団法人Soilを立ち上げ、代表理事に就任。 ”「儲からない」けど「意義がある」、を支援する”をミッションに掲げ、社会課題解決行う非営利スタートアップを支援。非営利スタートアップが活躍し、社会課題解決が進む新たなエコシステムの構築に向けて活動している。
株式会社クラウドワークス
代表取締役社長兼 CEO

吉田浩一郎

東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグジビションジャパンを経て、株式会社ドリコム執行役員として東証マザーズ上場を経験後に独立。2011年11月に株式会社クラウドワークスを創業。「個のためのインフラになる」をミッション、「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした企業と個人をつなぐオンライン人材マッチングプラットフォームを開発・運営。 2015年には、経済産業省第1回「日本ベンチャー大賞」審査委員会特別賞(ワークスタイル革新賞)を受賞、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞受賞。2016年には、一般社団法人新経済連盟理事に就任。
リネットジャパングループ株式会社
代表取締役社長

黒田武志

1989年トヨタ自動車㈱に入社し、国内・海外のアフターマーケット部門の企画業務に従事。 1998年同社を退職後、ブックオフコーポレーション㈱の起業家支援制度の第1号として独立・起業。 2000年トヨタ自動車、ブックオフからの出資を得て、Eコマース事業をスタート。 2016年東証マザーズ（現グロース）に上場
ファシリテーター

経営ストラテジスト

坂之上洋子

シカゴハーリントン大学卒業後、Eコマースベンチャー企業の副社長を経て、NYで起業。その後独立し、国際機関、官庁、NPO、企業など幅広い分野での経営戦略を手がけるほか、2023年フランス発、非営利で授業料が無料のエンジニア養成機関「42Tokyo」の理事長にも就任している。

「iPS財団」が設立4年間で、寄付収入19億円まで成長した道のり

部屋番号 W-1

12:30-13:30

iPS細胞研究の実用化を目指し、2020年に公益認定を受け活動を開始した、京都大学iPS細胞研究財団。約25,000人（23年春時点）のマンスリーサポーターからの毎月のご寄付や、法人や遺贈はじめ都度でのご支援が積み重なり、22年度の寄付収入は約19億円に達しました。このセッションでは、資金調達開始時の状況や構想、成長過程で起こった課題と乗り越えた方法、未来に描いている姿など事例をもとにお伝えします。団体内で企画や実務を担ったスタッフと、デジタルマーケティングの立ち上げやファンドレイジング戦略策定を支援したコンサルタントの両方の視点からお話しします。

公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団
社会連携グループ長

山本圭祐

2021年2月より自身の眼の病気をきっかけにiPS財団社会連携室に入職。高額寄付者や遺贈をお決めいただいた方々の対応、Web広告の運用やイベントのプレゼンターなど多岐に渡る業務に携わり、室内全体の管理を行いながら、寄付者の方々1人1人と向き合い課題解決に取り組む。
ファシリテーター

ファンディオ株式会社
代表取締役

山内悠太

1982年生まれ。東京大学教養学部卒。大手メーカーや広告代理店を経て、認定NPO法人カタリバで3年間、広報・ファンドレイジング部門の責任者を務めた。現在はコンサルタントとして、非営利組織の資金調達戦略の策定および、個人寄付の収入拡大に向けた実行を支援している。ビジネス領域含めたマーケティングの経験と、国際協力や子ども支援、医療などの分野でマンスリーサポーター・モデルを成長させた実績が特長。

東京大学150億の挑戦～大学ファンドレイジングを切り拓くOur Team

部屋番号交流スペース

12:30-13:10

2027年に創立150周年を迎える東京大学は、国立大学で最大規模となる「エンダウド型基金」のための寄付募集をスタートしました。国内最多のファンドレイザーチームの挑戦と、戦略・体制・人材育成等について会場限定でお話します。本プロジェクト統括の高橋氏、個人寄付担当の堺氏、プロダクト設計担当の西氏が登壇し、後半は会場からの質問にもお答えます。

東京大学社会連携本部渉外部門
シニア・ディレクター

西大治郎

JPモルガン証券、ドイツ証券等において日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングを経て2019年10月より現職。東京大学経済学部卒。慶応義塾大学経営学修士（MBA）。
東京大学社会連携本部渉外部門
シニア・ディレクター

堺飛鳥

外資系企業、広告代理店等を経て修士課程へ。博士課程途中で家族の転勤で北京へ帯同し4年間過ごす。2021年4月より現職。東京大学経済学部卒。早稲田大学大学院修士。
ファシリテーター

東京大学社会連携本部渉外部門
副部門長/認定ファンドレイザー

高橋麻子

国際協力NGO、㈱ファンドレックス、Japangivingを経て2017年10月よりフリーのコンサルタントへ。2018年4月より東京大学社会連携本部渉外部門シニア・ディレクター、2023年4月より現職。大学チャプター設立共同代表、NPO法人サンカクシャ理事・事務局長。富山大学理学部卒。京都大学大学院修士。

世界を変えるイノベーション最前線～チャレンジャーたちの即興共演

部屋番号 W-3

14:00-15:00

FRJでは、ソーシャル、フィランソロピー、インパクト、デジタル、グローバルなど、様々な分野で挑戦し、未来を創造するトップランナーが数多く参加者として集まっています。このセッションでは、会場の中からフィーチャーすることで、そうした先駆者たちの取り組み、情熱、葛藤を紹介します。参加者は、異なる分野のチャレンジャーたちが持つ独自の視点や経験を共有し、世界をより良くするためのインスピレーションをともに体感しながら、自らの未来を構想します。

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
代表理事

鵜尾雅隆

GSG国内諮問委員会副委員長、大学院大学至善館特任教授なども務める。JICA、外務省、NPOなどを経て2008年NPO向け戦略コンサルティング企業（株）ファンドレックスの立ち上げに関わり（2020年取締役退任）、2009年、課題解決先進国を目指して、社会のお金の流れを変えるため、日本ファンドレイジング協会を創設し、2012年から現職。認定ファンドレイザー資格の創設、アジア最大のファンドレイジングの祭典「ファンドレイジング日本」の開催や寄付白書・社会投資市場形成に向けたロードマップの発行、子供向けの社会貢献教育の全国展開など、寄付・社会的投資促進への取り組みなどを進める。 2004年米国ケース大学Mandel Center for Nonprofit Organizationsにて非営利組織修士取得。同年、インディアナ大学The Fundraising School修了。

アーカイブあり

第14回日本ファンドレイジング大賞入賞団体座談会

ファンドレイジング最前線～この1年で最も注目されたファンドレイジングから実践のポイントを学ぶ

部屋番号 W-2

14:00-15:00

先駆的なファンドレイジングを行った団体に贈られる第14回日本ファンドレイジング大賞の入賞団体に、入賞のポイントとなった各団体の活動を紹介していただき、その取り組みが注目され、支援を集めた背景や成功のポイントを探ります。セッションの後半では、入賞団体ごとのグループに分かれ、さらに詳しい取り組みや自団体に持ち帰りたい工夫について、相互対話の中から深掘りしていきます。　

独立行政法人国立科学博物館
科学系博物館イノベーションセンター長

有田寛之

1973年山口県生まれ。学生時代に国立科学博物館の研究員に研究指導を受けていた縁があり、2001年4月より博物館に勤務。主に展示や学習支援事業の企画立案を担当し、2023年4月より科学系博物館イノベーションセンター長。今回のクラウドファンディングでは企画から実施にかけて実務統括である作業リーダーとしてプロジェクトを推進。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
創設者・理事

鬼丸昌也

大学４年生の時に、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年１０月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、「テラ・ルネッサンス」設立。同団体では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立に必要な支援を実施している。また、地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演を、これまでに約22万人もの人々に届けた。遠い国の話を身近に感じさせ、ひとり一人に未来をつくる力があると訴えかける講演に共感が広がっている。2022年には、約150のNGOが加盟する、NPO法人国際協力NGOセンター（JANIC）の理事長に就任。「対話」と「連帯」による社会変革を目指す。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
広報・ファンドレイジング統括補佐

江副真文

大学卒業後、全国で飲食店を運営する企業にてプロモーション・イベント企画制作の部署に所属、大阪の商業施設内のレストランフロアの総合ディレクションなどを務める。その後、食を軸にした地域や居場所での人のつながりをコーディネートする活動を始め、2021年4月よりむすびえに参画。広報や、寄付を呼びかけるファンドレイジングの担当をしつつ、企業・団体との協働事業のコーディネートもおこなっている。
かまくらさちこ株式会社代表取締役
映画プロデューサー

鎌倉幸子

クラウドファンディングを含むファンドレイジングの企画・運用支援、SNSを活用した広報・コミュニケーション戦略策定と運用支援、社会的インパクト・マネジメントや組織基盤強化などのコンサルティングを行っている。2021年より五十嵐匠監督の映画「じょっぱり-看護の人花田ミキ」プロデューサーを務める。映画は2024年全国公開予定。
認定NPO法人deleteC
代表理事

小国士朗

1979年生まれ。2003年、NHKに入局。「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などを制作。その後、NHKコンテンツのプロモーションやブランディング、デジタル施策を企画する部署で「プロフェッショナル私の流儀アプリ」の企画開発などに携わる。18年にNHKを退局。19年に「deleteC」を創設し、22年認定NPO法人へ。他に、認知症の方がホールスタッフを務める「注文をまちがえる料理店」、「Be supporters！」などをプロデュース。
ファシリテーター

公益財団法人日本非営利組織評価センター
業務執行理事

山田泰久

群馬県高崎市出身、慶應義塾大学文学部卒（フランス文学専攻）。1996年日本財団に入会。福祉分野の助成業務に携わる。2009年から公益コミュニティサイト「CANPAN」の担当になり、NPO×情報発信、助成金、IT活用をテーマに様々なNPO支援の活動に取り組む。助成金については、NPO向けの助成金データベースの運用や助成財団による勉強会やセミナーの開催を行う。2016年4月、（一財）非営利組織評価センターの設立とともに、業務執行理事に就任し、非営利組織の組織評価・認証制度の普及にも取り組んでいる。

アーカイブあり

ファンドレイジング「最初の一歩」の踏み出し方～団体とファンドレイザーのための「ファンドレイジング実践プログラム」その挑戦と成果

部屋番号 E-1

14:00-15:00

ファンドレイザー資格制度の創設から10年。今、ファンドレイジングの体系的な学びを実践へとつなげるため、団体とファンドレイザーによる「成功体験」が生まれるエコシステムの形成が、日本中で求められています。本セッションでは、日本ファンドレイジング協会の2023年度エコシステムプロジェクトである「ファンドレイジング実践プログラム」の事例を題材に、チャレンジしてきた団体とファンドレイザーの体験や戦略的ファンドレイジングの設計から実施までのプロセスをご紹介することで、実践に向けた一歩を後押しすることを目的としています。

一般社団法人日本自動車連盟
経営企画課長

安井章員

愛知県名古屋市生まれ。JAFに入社後、ロードサービスの現場及び管理部門・会員拡大・会員サービス・交通安全活動・広報・総務・経理などを経験し現在は経営企画課長。全社事業計画策定・事業報告作成・リスクマネジメント・組織開発・新規事業などを担当。教育に関わる活動をライフワークとしており、子どもたちの「わくわくエンジン」を引き出すNPO法人キーパーソン21の理事としてファンド・財務分野を担当。ファンドレイジング・スクール5期修了生。
NPO法人日本プール利用推進協会
代表理事

山本彩海

水中専門フリーインストラクター。2023年アクアトップ講師。スポーツクラブ社員を経て、2013年よりフリーランスインストラクターとして活動。さまざまなプールでのレッスンの経験から「もっと多様な方がプールを利用できるようにしたい」という思いで、副代表理事の横山、西川とともに2021年にNPO法人日本プール利用推進協会を設立。ファンドレイジング・スクール6期修了生。
株式会社CNC
雲南出雲エリアマネージャー

總山萌

岐阜県岐阜市出身。島根県雲南市在住。学生時代の長期インターンを経て、株式会社CNCに参画し、現在は出雲雲南エリアマネージャーを担当。出雲市と雲南市では「コミュニティナーシング」というコンセプトを体感知として得られる拠点作りに向けて、複数の事業開発が並行して進められており、その全体管理に携わっている。そのうちの一事業「地域まるごと子育て縁」では今年度からファンドレイジングに取り組んでおり、その全体管理にも他メンバーとともに挑戦中。
フリーランスファンドレイザー

浅井美絵

北海道札幌市生まれ。同志社大学神学部卒。大学卒業後、国際交流NGOピースボート、一般企業でのキャリアを経たのち、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウにて実務マネージメントとファンドレイジングを担当する。非営利組織におけるファンドレイジングの重要性と可能性を感じ、2015年2月よりフリーランスとして独立。NPO等の組織運営・ファンドレイジングアドバイス、人材育成トレーニングを行う。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
ディレクター

岩元暁子

横浜出身。2011年4月、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市で支援活動を開始。災害支援団体の職員を経て、16年、任意団体「石巻復興きずな新聞舎」を設立。「最後のひとりが仮設住宅を出るまで」を目標に自立・コミュニティ支援に従事。20年、仮設住宅解消を機に活動を縮小し、最も苦労した資金調達で貢献したいと、日本ファンドレイジング協会に入局。現在は、ファンドレイザー育成事業や「寄付月間」を担当しながら、個人として石巻での活動も継続中。

カードゲーム「from Me」の成果と展望～2023年社会に起こした変化と2024年に起こすインパクト

部屋番号 W-5

14:00-15:00

カードゲーム「from Me」は、お金の使い方を通じて個人のウェルビーイングと社会参加を疑似体験できる画期的な存在として、今、広く注目を集めています。ゲームの完成からわずか半年余りで、1,200名以上が体験会に参加し、67名以上の公認ファシリテーターが誕生、全国で活躍しています。（2023年10月時点）このカードゲームは、全国の中学校・高校や武蔵野大学など大学で提供されるのみならず、株式会社丸井グループをはじめとした企業研修としても実施されてきています。本セッションでは、初年度の広がりとファシリテーターの活躍をハイライトするとともに、今後の拡大・展開について、また皆さんにどのように関わっていただけるのかをご紹介します。 1年間で最も活躍した公認ファシリテーターをその取り組みとともにご紹介します。

※このセッションは、カードゲーム「from Me」の高校への普及を目的とした、一般財団法人三菱みらい育成財団からの助成の一環として行われます。

三菱みらい育成財団ロゴ

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
from Me担当ディレクター

小針丈幸

カードゲーム「fromMe」ディレクター、公益財団法人聴覚障害者教育福祉協会事務主事福島県出身。2004年ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンで運営統括責任者を担当。日本常設会場の設立・運営に携わる。2011年東日本大震災時には福島県いわき市で復興支援団体を立ち上げ、被災3県に対し支援コーディネート、物資支援を行う。現在はNPO法人しんせいの理事として、企業や公的機関との協働を推進。2018年からはSDGsカードゲームファシリテーターとして全国の企業、自治体、学校を対象にSDGsワークショップを実施している。
株式会社丸井グループ総務部総務課
チーフリーダー

山田奈々子

株式会社丸井グループに入社後、店舗での研修後、本社でのバイヤー経験や販売促進担当を経て、現在の総務部総務課に所属し、株主総会や人的資本投資の業務を主に担当。2023年、同社の取り組みとして、社員に譲渡制限付き株式を付与する人的資本投資の取り組みの一環で、株主意識向上を目的とした「社員株主イベント」実行委員会の委員となり、このイベント内でお取組みにご共感いただいたfrom Me様と共創し、同社の社会に向けた様々な取り組みを従業員に意識づける取り組みをリードした。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
マネージング・ディレクター

大石俊輔

学生時代より、まちづくり、文化芸術分野のNPOでのボランティアを経験。2008年4月より特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンターに勤務。2010年6月より現職。2010年日本で初めての寄付白書の編纂で中心的な役割を担うとともに、次世代向けの社会貢献教育の実行責任者として活躍中。専門社会調査士。

社会福祉ファンドレイジング最前線～福祉に訪れている変化と危機

部屋番号交流スペース

14:00-14:40

昨今、多くの福祉組織がファンドレイジングに取り組み、これまで現場では難しいとされていた活動を実現し、より多くの人や子どもたちに支援を届けることができるになっています。しかし、最近の社会の変化や世論の影響により、福祉組織が守るべきポイントも変わり、ファンドレイジングが信頼によって成立することを前提としたとき、知らないことによって多くの支援を失う危険性と隣り合わせにあります。本セッションでは、社会福祉ファンドレイジングの最前線を探り、福祉組織を持続可能な方法で運営するための知識を得ることができます。

社会福祉法人三芳町社会福祉協議会
事務局長

伊藤晋也

社会福祉士。1975年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、三芳町社会福祉協議会に入職。権利擁護事業、福祉教育事業等を担当した後、総務担当主幹を経て現職。20代の頃、カンボジアへの旅行をきっかけにPLAN JAPANのサポーターシップに参加し寄付文化の可能性を知る。社会を変えるNPOの可能性を信じ、自由で柔軟な発想で社会を良くするイノベーションに挑戦中。
インテアス法律事務所
弁護士

稲田遼太

第一東京弁護士会所属
インテアス法律事務所勤務
NPOのための弁護士ネットワーク会員
弁護士として、主にこども子育て分野に関する非営利団体の支援等に従事
公益財団法人あすのばの理事等も務めている
ファシリテーター

一般社団法人日本地域福祉ファンドレイジングネットワークCOMMNET
理事長

久津摩和弘

1980年生まれ。山口県社協で権利擁護業務等を担当後、2011年、山口県共募へ出向し、赤い羽根共同募金が全国各地で展開する寄付つき商品企画「募金百貨店プロジェクト」創設。2016年、福祉分野のファンドレイジング普及・環境整備を行う組織COMMNET創設。2017年、日本ファンドレイジング協会全国福祉チャプター創設。2018年、国境なき医師団、ワールドビジョン、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナルと連携協定締結、日本初で国際協力NPOと福祉団体が連携して寄付文化醸成等を行うプロジェクトを創設。同年、日本の福祉業界初のファンドレイジング書籍を出版。その他、国の省庁の委員等を歴任。

アーカイブあり

ボーダーが融け合う時代のなかで「ファンドレイジング」を再定義する

部屋番号 W-2

15:45-16:45

NPO/NGOなど非営利セクターの専門スキルとして語られることの多かった「ファンドレイジング」が、近年多様な領域で必要とされるようになっています。その背景には何があるのか？そのような変化の中で、ファンドレイザーはどうあるべきか？ファンドレイジングの今と未来を、皆さんとともに探求します。

株式会社ボーダレス･ジャパン
代表取締役社長

田口一成

1980年生まれ、福岡県出身。早稲田大学在学中に米国ワシントン大学へビジネス留学。卒業後、㈱ミスミ（現・ミスミグループ）を経て、25歳で独立し、ボーダレス・ジャパンを創業。現在、世界13カ国で48のソーシャルビジネスを展開し、従業員は1,500名、グループ年商は75億円を超える。日経ビジネス「世界を動かす日本人50」、Forbes JAPAN「日本のインパクト・アントレプレナー35」に選出された。著書に『9割の社会問題はビジネスで解決できる』がある。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
副代表理事

山元圭太

合同会社喜代七代表、日本ファンドレイジング協会副代表理事。滋賀県出⾝。同志社⼤学商学部在学中に国際協⼒ NPO に参画。2004 年に卒業後、経営コンサルティングファーム、NPO 法⼈かものはしプロジェクトを経て、2014 年に⾮営利組織専⾨経営コンサルタントとして独⽴。Community Nurse Company 株式会社執⾏役員を含め、複数の NPO 法⼈や社会的企業の役員、地⽅創⽣やソーシャルイノベーションに関する全国各地の地⽅⾃治体のアドバイザーを務めている。⾵の⼈。

アーカイブあり

NPO×企業が生みだす課題解決の力

部屋番号 E-1

15:45-16:45

NPOにとって企業との連携は、チャレンジしてみたいものの、なかなかハードルが高いものです。中規模の団体でありながら、多くの企業や地元の商店との連携を実現されているNPO法人キープ・ママ・スマイリングの代表・光原ゆき氏から、最初の一歩の踏み出し方や、「モノの寄付」を「お金の寄付」へつなげていくため取り組みについてお話を伺います。また、企業側の担当者の方にもNPOと連携する思いをお話しいただき、より有効なシナジーの生み出し方について考えていきます。

NPO法人キープ・ママ・スマイリング
理事長

光原ゆき

1996年一橋大学卒業後、株式会社リクルート入社。在職中はウェブメディアプロデュース・人事業務に従事。先天性疾患を持つ娘を出産、育児休暇中に亡くした経験から、2014年11月にNPO法人キープ・ママ・スマイリングを設立。子どもの早期回復のために付き添い家族の心身の健康は大切との思いから入院中の子どもに付き添う親への支援を行なっている。小児病棟の付き添い環境の改善、そして、病気や障害のある子どもを育てる親が笑顔でいられる社会を目指して活動中。
武田薬品工業株式会社
グローバルコーポレートアフェアーズジャパン CSR

市川はるひ

神奈川県出身。大学卒業後、武田薬品工業株式会社に入社。営業、役員秘書を経て、CSR チームの立ち上げと同時に異動。現在に至る。全従業員5万人の投票で支援団体を決定するグローバルCSRプログラムの運営に携わるほか、日本国内の企業市民活動推進を担当。中間支援組織とのパートナーシップによる寄付プログラム運営や、従従業員ボランティア活動などを展開。「タケダ・ウェルビーイング・プログラム」をきっかけに、長期療養の子どもたちへの応援はライフワークとなっている。准認定ファンドレイザー
ファシリテーター

株式会社岡澤商店
ファンドレイジングコンサルタント

御手洗薫

大学卒業後、外資系IT企業にてエンジニア、マーケティング、営業を経験。2017年認定NPO法人フローレンスに入社し、法人寄付・遺贈寄付の立上げを担当。特に法人CSR担当者が抱える課題を解決する寄付のソリューション提案を得意とする。 2022年9月よりフリーのファンドレイザーとして独立。フローレンスのグループ団体である一般社団法人こども宅食応援団で法人寄付・ふるさと納税を担当しながら、様々な団体へファンドレイジング伴走支援や研修などを行っている。東京都在住。認定ファンドレイザー／fromMe公認ファシリテーターで2児の母。嫌いな食べ物はしいたけ。

国際協力NGOの未来をファンドレイジングで発展させる戦略ロードマップ【Future ダイアログ】

部屋番号 W-5

15:45-16:45

社会変革を促進するためには、当事者に寄り添い支援する団体、資金提供者、ファンドレイザー、制度、そして地域や国際社会も含む幅広いステークホルダーの連携が不可欠です。このセッションでは、ゲストスピーカーと会場の参加者が参加型で国際協力分野における社会変革の実現に向けた具体的なロードマップを共につくり、持続可能な変革を推進するために必要な要素について検討します。

AVPN マネージャー

井川定一

地域開発学修士（国立フィリピン大学）。13年間事務局長としてアジア、中東、アフリカで活動する国際協力NGOを経営。現在は、AVPN Senior Associate、日本ファンドレイジング協会社会的インパクトセンタープログラムディレクター、NGO外務省連携推進委員会NGO側特別顧問、関西NGO協議会政策提言アドバイザー、Nピボ共同代表理事、経営コンサルタント、助成金審査委員・評価員等を歴任。
特定非営利活動法人SALASUSU
理事長

青木健太

2002年、東京大学在学中に友人と3人でNPO法人かものはしプロジェクトを創業し、子どもの人身売買撲滅に取り組む。創業期はIT事業を担当。2009年、カンボジアに移住し教育事業を担当。 2018年、同団体のカンボジア撤退に伴ってSALASUSUを設立し、教育事業を継続。 2022年、かものはしプロジェクト理事長兼任。現在SALASUSUでは資金調達を担当する傍ら、カンボジアにて「誰も取り残されない教室」のための教師育成と公教育改革に挑む。
特定非営利活動法人Alazi Dream Project
代表理事

下里夢美

西アフリカのシエラレオネ共和国にて「誰もが夢にむかって努力できる社会へ」をビジョンに活動するNPO法人アラジ代表理事。桜美林大学LA/国際協力専攻を卒業後、2014年から活動を開始し17年にNPOを法人化。最も困難な状況に陥る子どもたちへの奨学金給付支援・農村部小学校定額給付支援、10代のシングルマザー復学支援・男子中高生への性教育プログラムなどに従事する。2023年:TEDxKeioU登壇,TOYP青年版国民栄誉賞『NHK会長奨励賞』受賞,ICCソーシャルグッド・カタパルト入賞。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
法人連携推進パートナー

久保匠

大学卒業後、愛知県知多半島に拠点を置く福祉系NPO法人に就職し、障害者支援に携わる。その中で、「制度の狭間」のニーズに応えるためにファンドレイザーへの道を志す。その後、日本ファンドレイジング協会に参画し、法人向けのファンドレイジング力向上プログラム、ファンドレイジングの講演を担当する。 2022年1月より独立し、ソーシャルビジネス、NPO向けのコンサルティング、資金提供業務を行っている。上川町ソーシャルビジネスアドバイザー、（株）あしたの寺子屋 Chief Impact Officer、北海道コンパッション事務局長/理事、中京大学非常勤講師等も務める。

みんなで始める「寄付募集の科学」の実務への応用

部屋番号 W-3

15:45-16:45

ファンドレイジング戦略の研究で博士号を取得したファンドレイザーと、研究に協力したプラットフォーム企業が共同で行うセッションです。前半は、寄付募集を科学的に考えて実務を行うための基本の考え方を説明します。また後半は、多数の非営利団体の統計分析から見えた活動分野・法人格ごとの傾向や、複数団体の比較分析から見えた寄付募集成功のために満たすべき（暫定的な）条件についてご紹介します。思い込みや慣習から抜け出し、より良いファンドレイジングへと科学的に迫るためにはどうすべきか？を皆様と議論したいと思います。

株式会社STYZ
シニアコンサルタント

佐藤徹

企業向けにSDGs・CSR/CSVについてのコンサルティング支援や新規事業開発のサポートに従事。と同時に、寄付プラットフォームSyncableのコンサルティングユニットのSV（スーパーバイザー）としてファンドレイジングやコンサルティング支援をサポート。おもに医療・福祉、文化・芸術継承などの事業を運営する非営利団体の資金調達・政策提言を支援。
株式会社PoliPoli
Policy Fund ディレクター

會澤裕貴

ピースウィンズジャパン、コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン等を経て、株式会社PoliPoliに入社。同社が運営する政策提言のための寄付基金Policy Fundのディレクターを担当。プライベートでは、東京都立大学大学院経営学研究科修士課程（MBAプログラム）にて、寄付のマーケティングについて研究中。
ファシリテーター

信州大学社会基盤研究所
特任講師

渡邉文隆

大学卒業後、環境ベンチャー企業でマーケティングを担当。2013年から京都大学iPS細胞研究所、2020年からiPS財団でファンドレイジングに取り組む。実務の傍ら、京都大学経営管理大学院で寄付募集について研究、博士号（経営科学）を取得。制約理論（TOC）やマーケティングの考え方を活用し、「寄付募集の科学」の実践を目指す。京都大学の非常勤研究員、信州大学社会基盤研究所　特任講師を兼務。

ボランティアの力を引き出しファンドレイジングに生かす方法

部屋番号交流スペース

15:45-16:25

非営利組織では組織全体の力を活かしたファンドレイジングは不可欠です。チーム（スタッフ・ボランティア・インターン）の個々の資源／強みを引き出すことで、チームが主体的にファンドレイジングに関わってもらうためのチームマネジメント方法を事例を用いて一緒に考えていきましょう。また、引き出すための問いかけ方がポイントとなり、メタファシリテーション®︎という手法もご紹介します。今回は特にボランティアマネジメントにフォーカスをし、ボランティア主体のチームで数百万円の寄付を集めたファンドレイジングイベントやキャンペーンを事例にお話をすすめていきます。

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代表

松浦史典

2013年より国際協力NGOにてイベント企画、企業連携、クラウドファンディングなど様々なファンドレイジングの実践を通してノウハウを積んできた。特に日本3大都市にて毎年開催しているチャリティーディナーでは、ボランティアを主体に企画・運営の体制構築をしており、「メタファシリテーション」というコミュニケーション手法を軸にファンドレイジングのチームマネジメントを体系化している。

アーカイブあり

NPOにとっての「成長」とは何か？

部屋番号 E-1

17:15-18:15

NPOにとっての「成長」とは何かを改めて考えるセッションです。規模の成長は必要なのか？課題解決型NPOと価値創造型NPOで成長のパターンに違いはあるのか？成長の先の「エンドゲーム」をどのように描くのか？など、さまざまなテーマについて実際のNPOの成長の軌跡と葛藤をもとに議論します。

特定非営利活動法人ETIC.
ソーシャルイノベーション事業部事業統括／シニアコーディネーター

番野智行

東京大学法学部卒業。2000年よりNPO法人ETIC.にて社会起業家支援に取り組む。2005年に異文化間マーケティングを専門とするコンサルティング会社に転職。同社取締役を経て、2010年にETIC.に再合流。企業や政府、財団とも連携し、全国各地の創業期～成長期の社会的企業やNPOを対象とした資金面・非資金面の支援に中心メンバーとして携わる。近年は企業・行政のリーダー層や他の中間支援組織のメンバー向けの研修も手掛ける。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
理事

三島理恵

2009年6月から設立スタッフとして「寄付文化の醸成」を目的とした日本ファンドレイジング協会(JFRA)に入職し、事業の立ち上げ、広報全般を担うコミュニケーション・ディレクターとして従事。また、企業、NPO、行政、国際機関などと協働で行なっている寄付キャンペーン「寄付月間-Giving December-」の立ち上げにも尽力。「困った時に助けてくれる人がいると思える社会の実現」に向けて活動をする中で、こども食堂との出会いがあり、むすびえの立ち上げに参画。2002年から現職。現在、広島市尾道市在住。認定ファンドレイザー。
一般社団法人Earth Company
共同創設者 & 最高探究責任者 (CXO)

濱川知宏

ハーバード大学人類学部卒。ハーバード大学ケネディ行政大学院公共政策学部にて修士号取得。元東京大学特任助教。元国際NGOコペルニク最高戦略責任者。2014年ダライ・ラマ14世より「Unsung Heroes of Compassion」賞を受賞。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
常務理事

鴨崎貴泰

グロービス経営大学院卒業（MBA）。環境コンサルティング会社を経て、2009年公益財団法人信頼資本財団に設立時より参画し事務局長を務め、社会起業家に対する無利子・無担保融資事業やNPOのファンドレイジング支援事業を行う。 2014年NPO法人日本ファンドレイジング協会へ入職し事務局長を務め、2019年からは常務理事も兼務。2020年5月からは合同会社シッカイヤを創業して代表に就任。 SIBの日本導入や社会的インパクト評価・マネジメントの推進などに従事。

有資格者限定セッション

「資金調達のプロ」としてのファンドレイザー～越境キャリアの可能性をしくじりとともに考える

部屋番号 W-3

17:15-18:15

本セッションは、ファンドレイジングのプロフェッショナルとして、幅広い分野での資金調達スキルを磨き、社会を変えていくために、有資格者限定で行われる対話型の特別セッションです。寄付から社会的投資、国際協力から文化芸術、NPOから大学まで、資金調達の方法や活動領域、組織形態に制約はありません。第一線で活躍する3名のファンドレイザーのインサイトを通じて、社会変化を起こすためのスキルを磨き、ファンドレイザーとしてのキャリアパスをともに考えていきます。
※本セッションは、認定・准認定ファンドレイザー資格を有する方のみが対象となります。

かまくらさちこ株式会社
代表取締役

鎌倉幸子

青森県弘前市生まれ。アメリカ・ヴァーモント州のSchool for International TrainingでInternational and Intercultural Management修士号取得。 1999年3月、シャンティ国際ボランティア会に入職。プロポーザル作成・申請・報告を担当。また法人営業、マンスリーサポーター、クラウドファンディングなど幅広いファンドレイジングを展開してきた。 2016年1月より現職。ソーシャルセクターのファンドレイジングや事業計画から評価までの事業運営全般に対するコンサルティングを行っている。2020年6月からは特定非営利活動法人エファジャパンの海外事業担当としても業務。パラレルワーカーとして活動している。寄付月間アンバサダー（青森県）／公益社団法人シャンティ国際ボランティア会専門アドバイザー
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
法人連携推進パートナー

久保匠

大学卒業後、愛知県知多半島に拠点を置く福祉系NPO法人に就職し、障害者支援に携わる。その中で、「制度の狭間」のニーズに応えるためにファンドレイザーへの道を志す。その後、日本ファンドレイジング協会に参画し、法人向けのファンドレイジング力向上プログラム、ファンドレイジングの講演を担当する。 2022年1月より独立し、ソーシャルビジネス、NPO向けのコンサルティング、資金提供業務を行っている。上川町ソーシャルビジネスアドバイザー、（株）あしたの寺子屋 Chief Impact Officer、北海道コンパッション事務局長/理事、中京大学非常勤講師等も務める。
認定NPO法人ADRA Japan
マーケティング・マネージャー

永井温子

認定NPO法人ADRA Japanの広報・ファンドレイジング担当。大学時代に参加した海外ボランティアで、生まれた場所、住む場所が違えば生きていられた人の命が失われていく世界の現実を目の当たりにし、この世界を少しでも良い方向に変えるために何かできる人になることを志すようになりました。ネパールに駐在中に大洪水が発生し、助けを求める人がすぐ隣にいるにもかかわらず、資金が足りずに何もできなかった悔しさを経験してから、どうしたら世の中にある財を、世界を変える力に変えられるのかを考えるようになり、ひたすらに学びと実践を続け今に至ります。ウクライナ人道支援では、それまで培ったすべてを用いて、ネット募金を含め総額6億円以上のご寄付をいただくことができました。誰かの力になりたいという誰もが持っている思いをつなぎ、一人ひとりが持っている力は決して小さくないと、一人ひとりが思えるように、私にできることを精一杯続けていきます。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
事務局次長

宮下真美

1982年生まれ。石川県出身。大学卒業後、バイオ系べンチャー企業にて、マーケティング業務に従事。2011年より日本ファンドレイジング協会にて、ディレクターとして認定ファンドレイザー資格制度の企画、普及活動を推進。現在、ファンドレイジングに関する研修の企画運営を行うほか、協会の広報・マーケティング業務全体を統括し、日本社会におけるファンドレイジングの普及啓発を推進する。2017年、富山県に移住後も、経営メンバーとして、リモートワークスタイルで従事。

アーカイブあり

革新的アプローチが社会課題解決を加速する～日韓協働による「アウトカムファンド for IMM」の最前線

部屋番号 W-2

17:15-18:15

日本ファンドレイジング協会は、2023年5月に韓国SKグループの企業財団であるCenter for Social value Enhancement Studies（CSES）との協働により、社会課題の解決に取り組む事業者を対象とした、新しいプログラム「アウトカムファンド for IMM」を立ち上げました。本セッションでは、アウトカムファンドの意義と可能性に加えて、革新的なアプローチにより社会課題の解決に取り組む４つの参加組織とともに、いかにインパクトの向上と拡大を実現していけるかを探ります。

Center for Social value Enhancement Studies（CSES）
院長

ナ・ソクグウォン

2019年より韓国SKグループの企業財団であるCenter for Social value Enhancement Studies（CSES）の院長を務める。CSESは、社会価値測定の標準化を図り、様々な社会問題を解決するための研究を、同じミッションを追求する人々とともに行うことを目的に2018年4月に設立された。それ以前は経済財政省に25年間勤務し、経済政策の立案・調整、規制緩和、国際貿易関連の業務に従事。政策調整部長、統計政策局長などの要職を歴任。現在は、韓国の国民年金公団が韓国型ESG投資モデル研究のために発足した協議体であるK-ESGイニシアティブで民間部門の経営改革部門をリードするほか、ソウル大学（SNU）のESGエグゼクティブ教育プログラムの講師も務める。
NPO法人LivEQuality HUB
代表理事・創業者

岡本拓也

大学卒業後、公認会計士としてPwCに入社し、企業再生アドバイザリー業務に従事。2011年に独立し、SVP東京の代表理事と認定NPOカタリバの常務理事兼事務局長に就任、ソーシャルベンチャーの支援と経営に携わりつつ、内閣府や経産省の審議会委員を務める。2018年に父の急逝を機に家業の建設会社・千年建設株式会社を承継。2021年には、生活困窮者向けサービス「LivEQuality」を開始する。2022年には、NPO法人LivEQuality HUB、株式会社LivEQuality大家さんを設立し、代表に就任。他にも、PwC財団の理事等、多数のソーシャルベンチャーや中間支援団体で社外役員を務める。
スタンドバイ株式会社
代表取締役

谷山大三郎

千葉大学教育学部卒業、千葉大学大学院教育学研究科修了後、2008年より株式会社リクルートに勤務（営業、事業推進、人事を担当）し、2015年に退職。現在、スタンドバイ株式会社代表取締役、一般社団法人standbyyou代表理事、千葉大学教育学部附属教員養成開発センター特別研究員等を務める。いじめ問題解決のため、事業を通じ年間約400校で授業や講演の実施、アプリ等での報告相談環境の普及、そしてトップアスリートとともに「自分を助ける人を助ける」きっかけづくりに取り組む。
株式会社キズキ
代表取締役

安田祐輔

"何度でもやり直せる社会」の実現に向け、不登校や発達障害等を抱える子供や社会人向けの学習支援事業「キズキ共育塾」、うつや精神・発達障害による離職者向けの就労支援事業「キズキビジネスカレッジ」、全国約40の国・自治体と連携し貧困家庭の子どもや引きこもり支援等を行う公民連携事業、就労困難者のキャリアを拓くデジタルプロダクト開発等を行う新規事業を実施。新宿区自殺対策総合会議委員、川崎市青少年問題協議会委員、国際基督教大学評議員、明治学院大学社会学部社会福祉学科非常勤講師などを歴任。著書に『暗闇でも走る』（講談社、2018年）他。 1983年横浜生まれ。国際基督教大学（ICU）卒。発達障害当事者。
株式会社CNC
代表取締役

矢田明子

島根県出雲市出身。一般社団法人 Community Nurse Laboratory 代表理事。父の死をきっかけにコミュニティナース着想。2014年島根大学医学部看護学科卒業後、自身も活動しながらコミュニティナーシングの担い手の育成を開始。2017年会社設立、コミュニティナーシングの社会実装を本格化。2020年学生への普及啓蒙を開始。島根県雲南市に拠点を構えながら、全国の企業や自治体と連携し、コミュニティナーシングの社会実装を進めている。著書「コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師」。 2022年第10回アジア太平洋高齢者ケア・イノベーションアワード HOME CARE FOR AGEING-IN-PLACE部門グランプリ受賞。
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
チーフ・ディレクター

松島拓

国際協力NGOでのミャンマー・カンボジア駐在員を経て、2021年3月より社会的インパクトセンターにて、「アウトカムファンド for IMM」をはじめ、NPO/NGO・企業等での社会的インパクト評価/マネジメントの実施支援業務やアジア・グローバルとの連携事業を担当。社会的インパクト・イニシアチブ事務局を兼任し、インパクトファイナンスの研修プログラム「インパクト・アナリスト研修」等にも携わる。認定ファンドレイザー、日本評価学会認定評価士。

日本ファンドレイジング・リサーチ大賞受賞記念セッション

最新の寄付研究をファンドレイジングの実務に～協働事例を通じて研究×実務の可能性を探る

部屋番号 W-5

17:15-18:15

第1回日本ファンドレイジング・リサーチ大賞の研究者部門・学生部門の最優秀賞を受賞した研究内容を解説するとともに、受賞者を交えたパネルトークで研究成果のファンドレイジング実務への展開可能性を探ります。また、実務と研究の協働事例として、コングラント株式会社との協働プロジェクト「法人寄付プロジェクト」の成果を紹介し、今後の協働の可能性を体感していただきます。

※セッション参加者に限定して、本協働プロジェクトの成果をまとめたパンフレットの配布を予定しています。

コングラント株式会社
代表取締役

佐藤正隆

岡山県出身、大阪の起業家。2008年にWEBサービス・システム開発のリタワークス株式会社を創業。同社NPO事業部の新規事業として寄付募集・決済・CRMのデジタル・ファンドレイジングシステム「コングラント」を開発、2020年5月にリタワークス株式会社からコングラント事業をスピンオフし法人設立。ジェネシア・ベンチャーズ、KIBOW社会投資ファンド等からインパクト投資実績あり。
ファシリテーター

大阪大学・感染症総合教育研究拠点
特任准教授

佐々木周作

1984年、大阪府交野市生まれ。京都大学経済学部を卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行。退職後、大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程にて、博士号（経済学）を取得。京都大学大学院経済学研究科特定講師・東北学院大学経済学部准教授を経て、現職。専門は、行動経済学・実験経済学。行動経済学会の理事とともに、環境省・経済産業省等の中央府省庁や地方自治体で有識者委員やアドバイザーを務める。『寄付白書』の編集を務めるとともに、国際的学術雑誌に多数の論文を発表している。

NPO職員に今、知って欲しい。伝え方の秘訣と落とし穴

部屋番号 W-1

17:15-18:15

「自分たちの活動を応援してもらいたい。でも、初めての方から理解や共感を得るのが難しい...。」そんなNPOの皆さんが日々悩みながらも、工夫しているSNS発信や説明会等の広報活動には、実は見落とされている点があります。セッションでは、上場・グローバル企業～個人経営の飲食店まであらゆる業種・規模に携わってきた広報PR専門家が、NPO広報にこそ必要な考え方やポイントを具体的なケースを用いながら解説します。実際の事業紹介文やイベントタイトルの添削も行うため、広報担当者のみならず、普段、対外的な情報発信をされている方は、相手に伝わる、興味・共感を得るための文章推敲のコツをぜひ取得してみてください。

ソーシャル・エンライトメント株式会社
代表取締役

伊東正樹

1989年神奈川生まれ。“日本国内への社会貢献の普及”を目指す広報。業界で唯一、全職員メディア経験者のPR会社にて金融・不動産・ITなど多岐業界を担当。SDGs・ふるさと納税の啓蒙に注力した後に独立。現在はLGBTQ+やD&I領域、こども・障がい者福祉、人権・環境分野PRの他、日本で唯一の認定ファンドレイザー資格を持つ広報専門家として、業界イベントの講師登壇や各種研修を通じて累計1,000名以上のNPO・企業職員へPR普及に取り組む。広報PRコンサルタント／認定ファンドレイザー
ファシリテーター

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
コーポレートコミュニケーションズシニアパートナー

鈴木瞳

学生時代のマイクロファイナンスの研究をきっかけにエシカルで忍耐強い（patient）お金の流れを実現するために試行錯誤中。2011年から民間企業とNPOのパラレルキャリアを続け、広報・IR・公共コミュニケーション・経営管理・組織運営の経験を積む。現在は株式会社ケップルグループでファンド管理を、JFRAではソーシャルメディアとプレスリリースを主に担当。

FRJ2024クロージングセッション＆交流会

クロージングセッション＆交流会「新たにつながろう、共創の未来へ。」

部屋番号交流スペース

18:45-20:00

4年ぶりに日本中から人々が集った一日が終わり、明日からまた新しい毎日が始まります。今日学んだこと、感じたことを振り返り、心にともった小さな火を明日からの大きな原動力に変えていくためのクロージングの時間となります。新しい出会い、つながりで、新しい明日をともに創っていくために。

※交流会（軽食付）の参加費は、チケット代金に含まれます。

総合司会

認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
副代表理事

山元圭太

合同会社喜代七代表、日本ファンドレイジング協会副代表理事。滋賀県出⾝。同志社⼤学商学部在学中に国際協⼒ NPO に参画。2004 年に卒業後、経営コンサルティングファーム、NPO 法⼈かものはしプロジェクトを経て、2014 年に⾮営利組織専⾨経営コンサルタントとして独⽴。Community Nurse Company 株式会社執⾏役員を含め、複数の NPO 法⼈や社会的企業の役員、地⽅創⽣やソーシャルイノベーションに関する全国各地の地⽅⾃治体のアドバイザーを務めている。⾵の⼈。

Sessions & Speakers

ファンドレイジングは新時代にいけるか～新しい資本主義の時代への挑戦

ユースチャプター主催！皆で考えるファンドレイザーのキャリア

ファンドレイザー同士のネットワーキングセッション

体験者が語る！ファンドレイジング・スクールがもたらす新たな可能性

クラウドファンディングの成功を組織の成長へ～組織の自立発展に向けた戦略シナジーの作り方

認定NPO法人D×P（ディーピー）のファンドレイジング

世界のファンドレイジングの未来

企業経営者が生み出す社会課題解決の新たな潮流

「iPS財団」が設立4年間で、寄付収入19億円まで成長した道のり

東京大学150億の挑戦～大学ファンドレイジングを切り拓くOur Team

世界を変えるイノベーション最前線～チャレンジャーたちの即興共演

ファンドレイジング最前線～この1年で最も注目されたファンドレイジングから実践のポイントを学ぶ

ファンドレイジング「最初の一歩」の踏み出し方～団体とファンドレイザーのための「ファンドレイジング実践プログラム」その挑戦と成果

カードゲーム「from Me」の成果と展望～2023年社会に起こした変化と2024年に起こすインパクト

社会福祉ファンドレイジング最前線～福祉に訪れている変化と危機

ボーダーが融け合う時代のなかで「ファンドレイジング」を再定義する

NPO×企業が生みだす課題解決の力

国際協力NGOの未来をファンドレイジングで発展させる戦略ロードマップ【Future ダイアログ】

みんなで始める「寄付募集の科学」の実務への応用

ボランティアの力を引き出しファンドレイジングに生かす方法

NPOにとっての「成長」とは何か？

「資金調達のプロ」としてのファンドレイザー～越境キャリアの可能性をしくじりとともに考える

革新的アプローチが社会課題解決を加速する～日韓協働による「アウトカムファンド for IMM」の最前線

最新の寄付研究をファンドレイジングの実務に～協働事例を通じて研究×実務の可能性を探る

NPO職員に今、知って欲しい。伝え方の秘訣と落とし穴

クロージングセッション＆交流会「新たにつながろう、共創の未来へ。」