発表|第12回日本ファンドレイジング大賞
日本ファンドレイジング協会は、先駆的なファンドレイジングの取り組みを行ったNPOや企業を称え、その活動を広くご紹介することを目的に、2010年から「日本ファンドレイジング大賞」を実施しています。第12回目となる今回は50件のご応募が寄せられ、選考委員会による書類選考(予選)、および認定・准認定ファンドレイザーの有資格者によるWEB投票の本選を経て、下記の団体に各賞が贈られました。
FRJ2022のクロージングセッションで行われた表彰式では、選考委員長の山田泰久氏(一般財団法人非営利組織評価センター業務執行理事)より、一般社団法人北長瀬エリアマネジメント代表理事の石原達也氏に表彰状が授与されました。
第12回日本ファンドレイジング大賞
一般社団法人北長瀬エリアマネジメント
▶https://kitanagase.jp/
[表彰理由]
生活困窮者がいつでも食料品や日用品の支援を受けられる「コミュニティフリッジ」という仕組みを日本で初めて作り、ICT を活用して、支援者や企業と利用者双方の利便性を追求した取組は全国に広がりつつあり、他団体の模範となっています。
協賛賞:READYFOR 株式会社賞
国立大学法人大阪大学
▶https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/
[表彰理由]
単なる寄付獲得にとどまらず、専門性が高い先端的な取り組みについて情報公開や広報を実施し、新たな寄付者やファンの創出を実現しており、資金獲得の多様化が求められる大学業界内にポジティブなインパクトを与えました。
特別賞
茨城県境町
▶https://www.town.ibaraki-sakai.lg.jp/
[表彰理由]
茨城県境町は、全国で初めてふるさと納税の代理寄付の受け付けを行った自治体です。代理寄付は、災害時に全国からの寄付による支援を後押しするとともに、自治体間で支え合う仕組みとして広がりつつあります。
一般社団法人新しい贈与論
▶https://theory.gift/
[表彰理由]
寄付や贈与についてみなで学び 実践してゆくコミュニティを作り、会員間で寄付について熟議し、投票により寄付先を決定する取組は、寄付者がお金の使い方や自分の行動の社会へのインパクトなど複層的に考える契機となり、今後の寄付文化の醸成に貢献しています。