プレスリリース|待望の大学ファンドレイジング実用書『大学ファンドレイジングの手引「7つのステップ」に基づく寄付金戦略』発売
日本ファンドレイジング協会大学チャプターは、大学の職員や関係者がファンドレイジング活動を行う際に、実践的な知識と情報を提供することを目的に、「大学ファンドレイジングの手引きプロジェクト」を大学チャプターのメンバー間で立ち上げました。このプロジェクトの第一弾として、『大学ファンドレイジングの手引「7 つのステップ」に基づく寄付金戦略』を発行いたしました。
日本の財政難により、大学は寄付金の獲得の必要性を実感し始めています。必要な資金を寄付によって集めることで、特徴のある経営が可能になる認識も広まってきました。しかし、これまでにない新しい業務であるファンドレイジング(寄付募集)について、担当職員が学内外で研修を受ける機会はほとんどなく、資料も非常に限られています。
島根大学に勤務する著者は、現場で使えるノウハウを模索する中で、NPO が用いるファンドレイジングの「7つのステップ」に出会いました。これを、大学という独特の組織に応用し、大学基金の拡充に貢献した実績があります。
本書は、各ステップを著者の経験をもとに解説したものです。現役の大学職員だからこそ伝えられる情報が詰まった本書は、大学の発展を支える大学ファンドレイザー必携の書です。
販売サイト:https://bit.ly/44pORxC
【書籍情報】
著者:須山 弘一
企画・監修:大学ファンドレイジングの手引きプロジェクト
発売:2023 年 7 月 13 日(木)
定価: 1,400 円 (+税)
判型:B5 判 ペーパーバック 72 ページ
ISBN-13: 979-8398196344
発行:日本ファンドレイジング協会大学チャプター
※「大学ファンドレイジングの手引き」は、今後シリーズとして出版される予定です。
第1のステップ:組織の潜在力の棚卸し
・寄付金の必要性
・潜在力チェックリストの活用による活用可能資源の棚卸し
第2のステップ:既存寄付者・潜在寄付者の分析
・関係性マトリックス
・ドナーピラミッド
・ドナーレンジチャート
・データベース
第3のステップ:組織・個人の準備、関係者との連携
・組織の準備・個人の準備
・関係者との連携
第4のステップ:コミュニケーション方法等の選択や、寄付メニュー等の整備
・コミュニケーションツールの整備、既存ツールの活用
・コミュニケーション手法の選択・寄付事業・寄付方法・謝意を表す方法・寄付を依頼する手紙とお礼状の文面
第5のステップ:ファンドレイジング計画の作成
・ファンドレイジング計画の内容
・ファンドレイジング計画の例
第6のステップ:ファンドレイジングの実施
第7のステップ:感謝・報告・評価
・感謝
・報告
・評価
おわりに
・大学ファンドレイジングの意義
・大学ファンドレイジングの目指すべきところ
【著者プロフィール】須山 弘一(すやま こういち)
島根大学 教育・学生支援部入試課 係長
日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー / 大学チャプター運営委員(2021 年度~)
鳥取県境港市出身。中央大学経済学部卒業、桜美林大学大学院大学アドミニストレーション研究科修了。2005 年から島根大学職員。2017 年 4 月から総務部総務課法規・基金グループに所属し、3 年半、島根大学支援基金における企画立案、広報、営業、基金委員会の事務局などファンドレイジング活動に関わる。日本ファンドレイジング協会大学チャプター運営委員に 2021 年度から参画するとともに、経験を活かし論稿の発表などを行っている。
ファンドレイジングにおける好きな言葉は、「ファンドレイジングって『ファン』度『レイジング』なんだ。(楽しさの FUN と応援者の FAN が増えていくプロセス)」(ファンドレイジング・日本 2010 参加者の東森氏)。
【プロジェクトメンバー】
久保 優子
大学チャプター共同代表
日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー/認定講師
CFRE(国際認証ファンドレイザー)
高橋 麻子
日本ファンドレイジング協会認定ファンドレイザー/認定講師
東京大学社会連携本部渉外部門副部門長
ファンドレイジングコンサルタント
【日本ファンドレイジング協会大学チャプター】
日本ファンドレイジング協会大学チャプターは、特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会のテーマ別チャプターとして、2019 年 3 月に設立されました。この組織は、大学を含む教育・研究機関において「孤独に」奮闘するファンドレイジング担当者が集まり、ファンドレイザーや外部資金調達に関わる人材を対象に、ネットワークの構築、勉強会や情報交換会の開催、調査・分析などの活動を行っています。また、「ファンドレイジング・日本」との協力や海外団体との交流なども行っています。
2023 年 6 月現在、400 名以上が登録しており、この組織は組織の枠を超えて励まし合い、学び合う場として、人材の育成にも貢献します。
ウェブサイト:https://www.jfraac.org/
Facebook:https://www.facebook.com/jfra.ac
Email:jfra.ac@gmail.com
本件に関するお問い合わせ先:
日本ファンドレイジング協会大学チャプター
Email: jfra.ac@gmail.com