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2019年度活動報告および2020年度事業計画について

2020.06.22

2019年度活動報告(PDF詳細版)はこちらから
2020年度事業計画(PDF詳細版)はこちらから

寄付・社会的投資が進む社会の実現に向けて
2020年度の取り組み


2020年6月17日(水)、当協会設立以来初となるオンラインでの年次総会を開催し、2019年度の活動報告および2020年度の事業計画が承認されました。


社会のお金の流れを生み出すファンドレイザーが活躍できる社会を実現する



いつでもどこでもファンドレイジングが学べる状態をつくる

社会課題解決の担い手となる非営利活動を行なう組織は増えている一方、支援を必要とする現場と、自分にできることを模索する人々をつなぐファンドレイザーは、まだまだ不足しており、コロナ禍の今、改めてその存在が求められています。各団体のミッション達成、ひいては特定の社会課題の解決のみならず、健全な寄付市場の形成を担う人材の育成を目的として、2012年度にスタートした、認定ファンドレイザー資格制度は、現在、1,319名が資格を保有し、活動しています。また、実践力の修得に特化した「ファンドレイジング・スクール」は、これまでに70名が修了し、活躍のフィールドを拡げています。

2020年度は、これまで会場集約型であった各種研修や「ファンドレイジング・スクール」および試験の開催の仕様そのものを変更し、誰もがどこにいても学べるオンライン上で実施します。また、これまでの内容を単にオンラインに置き換えるのではなく、オンライン上で最大限に学びや交流を深めるためにはどうすべきか、この実践ノウハウをチャプターはじめ他団体にも積極的に共有します。

(認定ファンドレイザー資格制度)


組織基盤を強化するファンドレイジングの研修を行う

組織が、そのミッション達成のため、組織全体でファンドレイジングに取り組むことができるよう、組織の基盤強化につながる研修や講師派遣を各団体向けに行います。その組織にとって、より良い形で提供できるよう、個別研修や連続研修、オンライン研修などのご要望に柔軟にお応えします。また、地域や専門分野特有の課題解決やニーズに応えられるよう、各チャプター(♦)・団体会員・全国の中間支援団体と連携し、研修を企画・開発します。
一方、ファンドレイザーの担い手育成のため、今年度は、大学のカリキュラムの中にファンドレイジング教育を組み込むための第一歩にも踏み出し、裾野を拡げる取り組みも行います。
♦チャプターとは、当会の会員やファンドレイジングに関心のある方々が「地域」という枠や、専門領域毎に集い、知識や経験を持ち寄り、つながりを深めていくためのものです。

地域チャプターについて

テーマ別チャプターについて


「ファンドレイジング・日本」を開催する

ファンドレイジングの最新事例や世界各国の取り組み、また最先端のサービス紹介とネットワークを広げ、深める場である「ファンドレイジング・日本」を、2019年9月14日-15日の2日間で1,674名の参加者を迎え、開催しました。
FRJ2020は、新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンラインカンファレンスとしての開催に挑戦します。

「ファンドレイジング・日本2020」オンライン
日程:9月5日(土)-12日(土)
#FRJでつながる

9月5日(土)・6日(日)・12日(土)の3日間、ライブセッションを開催。また大会期間中に限り公開される多数の動画セッションやギャザリングを予定しています。(詳細の発表は、7月中旬頃)


寄付・社会的投資の理解を促進する



「社会に役立つ」を知り、 自己肯定感を高める教育プログラムを実施する

寄付について理解することのみならず、子どもたちが社会課題を知り、自らの価値観で社会的な活動を応援することの楽しさ、そして様々な価値観や考え方の違いを認識し、自分らしい社会の役割を見つけ学ぶ社会貢献教育プログラム(「寄付の教室」「社会に貢献するワークショップ」「Learning by Giving」)を、全国各地の社会貢献教育ファシリテーター、東京都教育庁との連携により、これまで9,695名の子どもたちに届けてきました。2019年度は、武蔵大学社会学部・粉川一郎教授のご協力のもと、プログラムの成果評価も行い、受講生徒の社会貢献意識の醸成、ポジティブな感情の醸成などに寄与していることが分かりました。
2020年度は、全国各地の社会貢献教育プログラムの実践事例や教材、相談窓口を紹介するポータルサイトの完成を目指します。


寄付白書を発行する

2020年1月-12月を調査対象年とする「寄付白書2021」の出版に向け、着手します。今回は寄付だけでなく、社会的投資まで含めた新しいお金の流れの統計データ集として、寄付・社会的投資に関心を持つ幅広い層に役立つ情報として発行します。


新たなお金の流れを創出する



遺贈寄付を安心して託す社会をつくる

全国レガシーギフト協会の共同事務局・相談窓口加盟団体として、受遺団体の機能強化につながるための研修・イベントの実施、実践的に役立つアドバンス研修コンテンツの開発と実施を行いました。また、日本社会での遺贈寄付の推進を目的に、日本初となる「全国レガシーギフト・フォーラム2019」を開催しました。2020年度は、遺贈寄付の特集をもつメディアと連携し、遺贈の認知の向上を図るとともに、寄付白書での市場規模調査など、さらなる遺贈寄付の推進を行います。


(2019年12月4日「全国レガシーギフトフォーラム2019」)


(2020年6月現在全国レガシーギフト協会加盟団体14団体)


社会的インパクトマネジメント・投資を促進する

社会性認証評価事業や休眠預金資金分配団体向けプログラム・オフィサー研修、岡山市ソーシャル・インパクト・ボンドなど社会的インパクト評価・投資の促進に向けた評価モデルや研修モデルの調査・研究、事業開発を実施しました。また、資金規模の大小に関わらず、草の根的な活動をしている団体の評価を目的として、実施に評価に取り組んでいる団体や評価伴走者からのノウハウを学べる研修を開催しました。
2020年度は、新型コロナウィルスによる複雑性や不確実性が高い状況下において、変わりうる社会性やインパクトに関するパラダイムや、寄付者や投資家の動向等についても慎重に観察し、社会的インパクト評価・マネジメントの普及・活用に向けた各種評価モデルやガイドラインの作成、評価支援、研修コンテンツの開発などを行います。