【メディア掲載】朝日小学生新聞「寄付がふつうの社会になれば」
2017年12月22日付朝日小学生新聞の1面で、「寄付月間」について取り上げていただきました。
記事では、弊協会が発行した「寄付白書2017」のデータをご紹介いただいたほか、マネージング・ディレクターの三島理恵のコメントも掲載いただきました。
以下、記事の抜粋です。
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「寄付がふつうの社会になれば ランドセルなどお金使わない方法を発信」
子どもたちに寄付の文化を広めたいと、12月の「寄付月間」のいま、お金のかからない寄付を実践したり情報を発信したりする小学生がいます。寄付は災害や貧困、教育を満足に受けられないなど社会の問題の解決に役立てられますが、世界と比べて日本は寄付の文化が育っていません。
(中略)
寄付月間とは、寄付に関心を寄せてもらうキャンペーンです。全国のお金もうけを目的にしないNPO法人や企業などが協力して2015年から実施しています。
寄付文化を高める活動をする日本ファンドレイジング協会の「寄付白書2017」によると、16年に個人が寄付した総額は、アメリカの推定約30兆6664億円に対し、日本は推定約7756億円。イギリスの団体が発表している世界寄付指数ランキングでは、日本は139か国中111位でした。同協会の三島理恵さんは「寄付して良かったと思える『寄付の成功体験』が増えていくことが必要」と話します。
(中略)
三島さんは「寄付先を選ぶときは、応援したいテーマで活動する団体を探します。地域のNPOなどが見つかれば、その人たちに聞いてみるのもいいですね」と話します。