【メディア掲載】グリーン・エージ「森林整備活動のための戦略的な寄付集め」
一般財団法人日本緑化センターが発行している『グリーン・エージ』2017年4月号に、弊協会事務局長の鴨崎貴泰の寄稿を掲載していただきました。
「森林整備活動のための戦略的な寄付集め」について、既存寄付者・潜在的寄付者の分析、ドナーピラミッドを活用した寄付者を「育てる」施策などが紹介されています。
以下、記事の抜粋です。
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「森林整備活動のための戦略的な寄付集め」
森林整備活動を継続するためには、当然ながら活動資金が必要です。森林整備活動を行う多くの団体がNPO(非営利団体)の形態で運営されていますが、そのNPOの資金源には、寄付金、会費、助成金・補助金、事業収入、融資の5つがあります。それぞれに特色がありますが、なかでも、使途の自由度が高く、団体への支援の意思が込められた寄付は、NPOにとって重要なものです。
NPOにとって、寄付を集めることは単に活動資金を集めることではありません。NPOの本質は団体が単独で社会の課題解決に取り組むことではなく、その活動を通じて社会的な課題を人々に知らせ、理解してもらい、その課題解決への参加者を増やして社会をより良くしていくことです。寄付を募る過程で、団体と人々がつながり、支援の輪が広がることで課題解決が促進するのです。