ファンドレイジングの最新情報無料

Event / Training / Schoolイベント・研修・スクール

【オンライン開催・参加無料】国際協力NGOのためのファンドレイジング研修(全5回シリーズ)

開催202410/8Tue.-20251/28Tue. ポイント10pt


国際協力NGOは、世界中の社会課題に取り組み、多くの人々の関心と支援をつなぐ重要な存在です。しかし、この使命を果たすには安定した資金調達が不可欠です。一方、日本の全国際協力NGOの総助成金収益は減少傾向にあり、多くのNGOは経営モデルの見直しを迫られています。加えて、支援を必要とする現場と寄付者との距離が遠く、国際的な視野を持ったファンドレイジング戦略を立てられる人材が不足しているなど、特有の課題も浮き彫りになっています。
 
本研修では、国際協力NGOが直面する資金調達の課題と最新のトレンドに焦点を当てた全5回のシリーズで、他の参加者とのネットワーク構築も図りながら、NGOの活動基盤を強化していく方法を皆で探ります。
 
同じ団体からの複数名での参加や、国際協力NGOに所属している方だけでなく、国際協力分野を支えるプラットフォーマーなどの関係者も大歓迎です。この機会にぜひ周りの方も誘ってご参加ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

こんな方にオススメ
・国際協力NGOに所属し、資金調達に関心があるリーダーや担当者
・NGOのファンドレイジング担当者で、戦略を強化したい方
・国際協力のファンドレイジングについて知識を深めたい方

 

第1回:10月8日(火)
14:00-16:00
過去と未来
~NGOのこれまでと、これから進む道
 
\ゲスト/
大西 健丞氏
ピースウィンズ・ジャパン 代表理事
国際組織「アジアパシフィックアライアンス」CEO

1967年大阪に生まれる。上智大学卒業後ブラッドフォード大学平和研究学部国際政治・安全保障学修士課程修了。大阪大学人間科学研究科博士課程修了。大学院在学中にイラク北部に滞在、クルド人支援を始める。1996年2月「ピースウィンズ・ジャパン」設立。2000年「ジャパン・プラットフォーム」設立、評議会議長。2009年公益社団法人「CivicForce」代表理事。2010年内閣府「『新しい公共』円卓会議」委員就任。2015年厚生労働省「国際保健」参与。2018年外務省「ODAに関する有識者懇談会」有識者委員。2021年〜経済同友会「新しい経済社会委員会」副委員長。2023年5月〜経済同友会「共助資本主義の実現委員会」副委員長。 2024年4月〜経済同友会 副代表幹事。2016年日経ソーシャルイニシアチブ大賞を受賞。


高杉 記子氏
ジャパン・プラットフォーム(JPF)渉外広報部 副部長 広報

出版社の編集、外資系企業の広報を経て、2013年よりジャパン・プラットフォームへ。広報/パブリックリレーションズ歴18年以上。人道危機の課題解決のためにはあらゆるセクターが関わることが必要と、メディアや人道支援と直接関係のない人々との課題共有や連携企画に力を入れる。上智大学緊急人道支援講座講師等。

第2回:10月30日(水)
14:00-16:00
資金と倫理
~資金提供者の視点から見る資金の流れと国際的な倫理の動向
第3回:11月13日(水)
14:00-16:00
最新事例
~プラットフォーマー等の視点から見る資金調達の事例とトレンド
第4回:12月3日(火)
14:00-16:00
一人一人との向き合い方
~一人ひとりの寄付がNGOを支える
第5回:1月28日(火)
14:00-16:00
NGOの使命
~NGOのエンドゲームを考える

本研修は、令和6年度外務省NGO研究会「新しい開発協力大綱を踏まえた国際協力NGOのファンドレイジング力の強化と、国際協力NGOを取り巻くエコシステムの拡大戦略」からの委託を受け、実施します。

開催形式

オンライン会議アプリZoom(ズーム)を使い、配信します。(参加用URLは、お申込後の自動返信メールにてご案内いたします。)
※お申込みいただいた皆様には、各回のライブ参加が難しかった場合でもアーカイブ視聴の情報をお届けします。

ポイントの取得について

各回のご参加で、認定・准認定ファンドレイザー資格の受験・更新のために必要な研修ポイント(2ポイント)が取得できます。各回参加後のアンケートの回答が必要です。アンケート回答後に通知される研修コードを、マイページにご登録ください。

お申込みの留意事項

全5回を通じての参加を推奨しますが、途中からの参加も可能です。各回は前日の17時までにお申し込みください。当日の進行の参考にするため、お手数をおかけしますが、同じ団体から複数名でご参加される方も、お一人おひとりでお申し込みをお願いいたします。

コーディネーター

井川 定一
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会 国際協力エコシステムプロジェクト リーダー/AVPN マネージャー

地域開発学修士。約20年間のアジア、中東、アフリカでの国際協力NGO従事経験を経て、現在、日本ファンドレイジング協会社会的インパクトセンター、国際協力NGOコミュニティNピボ共同代表理事、各種調査責任者、助成金等審査委員、経営コンサルタント等を歴任。

 

五十嵐 豪
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会グローバルチャプター代表
認定NPO法人CWS Japanプログラムマネージャー
支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN)代表

主に人道支援や防災事業を担当。これまで東日本大震災や熊本地震、フィリピン、ハイチなど国内外の多くの災害被災者支援や、アフガニスタンやシリア、南スーダンからの難民支援に従事した。研修トレーナーとして業界全体の⼈道⽀援の質の向上と⼈材の育成に関わる。

 

大西 冬馬
国連UNHCR協会 Face to Face ファンドレイザー

2016年よりFace to Faceファンドレイザーとして駅前や商業施設などでマンスリーサポーター獲得のため、累計30,000人以上の方と対面でファンドレイジングを行っています。日本ファンドレイジング協会ファンドレイジング・スクール第7期修了生。認定ファンドレイザー。

 

永井 温子
認定NPO法人ADRA Japan コミュニケーション・マネジャー

認定NPO法人 ADRA Japan(アドラ・ジャパン)に携わって20年以上。1人広報時代からたたき上げの認定ファンドレイザー。1度NGOを離れて起業して学んだ売上の作り方を団体に持ち帰り、ファンドレイジングで成果をあげている。

(参考情報)本研修にご関心をお持ちの方に、ファンドレイジング・ジャーナルの特集記事「国際協力NGOのファンドレイジング〜“遠く”の社会課題に関心と参加を生み出す方法〜その最前線を探る」をご紹介します。この記事では、国際協力NGOが直面する課題とそのアプローチ方法について対談形式で深掘りしています。ぜひご参照ください。
国際協力NGOのファンドレイザーに求められる「伝える力」
国際協力NGOのファンドレイジングに求められる「寄付倫理」
国際協力NGOのファンドレイジング、カリスマ頼みはダメですか?
【お問合せ】
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会
担当:ディレクター 田代美智華(お問合せフォーム:https://jfra.jp/contact