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【ご報告】第30回ファンドレイジング研究会

2012.10.10

テーマ:「ソーシャルインパクト指数、徹底解説!~自分たちの活動を数値化して見える化する方法」
日時:2012年10月9日(火)18時30分~20時30分(開場:18時)
場所:日本財団ビル 会議室2
講師:株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ 代表パートナー 熊沢拓氏
司会:日本ファンドレイジング協会 理事 菅文彦氏

記録:小原真奈(インターン)

【講演内容】
自分たちの活動内容がどう社会に影響しているかが見えにくいと思われたことは
ありませんか。

今回、NPOやソーシャル・ベンチャーの活動や事業が、
どのように社会に影響を与えたかを数値化し、見える化するか、
この指標を開発した第一人者の熊沢氏をお迎えして、
第30回ファンドレイジング研究会を開催いたしました。

熊沢さんの自己紹介後、グループワークを行いながら、まずはソーシャルインパクト指数への理解を深めました。
ワークの内容は以下の通りです。

○自身の組織、活動の社会的インパクトは何ですか?
○社会にインパクトを与えているNPO/NGO、社会的企業はどこを思い浮かべますか?

このワークを通じて、自分たちの団体の活動がどう社会に影響を与えているかということ
、つまりソーシャルインパクト指数への必要性を考える時間となりました。

ソーシャルインパクト指数とは、社会に与える影響を評価する基準のこと。
以下5つのポイントから、各団体のソーシャルインパクトを計ります。

(1)扱っている社会的課題の深刻さ(困っている人がどれだけ助かるか)
(2)社会的な投資対効果
(3)地域・産業への波及効果
(4)スピード
(5)経営基盤、持続性

自身の団体をどのように評価するかの基準はわかりましたが、
では次にどのようにして、ソーシャルインパクトをステークホルダーに伝えていくかについて、
詳しく講義頂きました。
ポイントとしては、成果を見える化、ステークホルダーが関わったことが、
どう成果につながるかを見えるようにすること。
また、ステークホルダーによって、いかに効果的に伝えられるかを
共通言語化していく必要があるということでした。

質疑応答の時間では、ソーシャルインパクト指数のチャートや、
投資対効果についての質問などが行われました。質疑応答の内容は以下の通りです。

Q:なぜ企業が社会貢献をする必要があるのか、また企業の社会貢献とNPOの関係とは?
A:社会貢献は義務ではなく、責任です。
企業側が責任をどう果たすかを世の中にどう見せるかも含めて、責任を負っていることです。
NPOが活動意義を上手くみせることによって、企業側ができる規模を決定します。
NPOがより戦略的にインパクトを伝えるべきです。

最後に、ソーシャルインパクトとは、
NPO/ソーシャルベンチャーの「新しい通貨」である、
つまり、ソーシャルインパクトをうまく伝えることで、寄付、出資などお金を獲得することができる、
という言葉で今回の研究会は終わりました。

記録:小原真奈(インターン)