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【開催報告】JFRA 10th Anniversaryセミナー第二弾「2030年の寄付とファンドレイジングを考える in東京」を開催しました!

2019.01.18

報告

 

年の瀬のせまる2018年12月19日、日本ファンドレイジング協会設立10周年を記念するセミナー「2030年の寄付とファンドレイジングを考える in東京」を開催しました。大阪に続く第二弾、freee株式会社様にご提供いただいた会場はクリスマスの華やいだ雰囲気に包まれ、参加者の皆様とともに10年後の未来に想いをはせるひとときを過ごしました!

「日本に、日本ファンドレイジング協会があってよかった!」
ダイヤモンド10周年ファウンダーである株式会社ファンドレックスのイノウエCOOからの嬉しいお祝いのことばで会は始まりました。
この年、今から10年後の未来、2030年に想いをはせる日々に、私たちはこれまでの10年をともに歩んでくださった皆様、そしてこれからの10年をともに歩んでくださる皆様の挑戦を改めて見つめ、その想いの深さを感じてきました。

写真中央、ダイヤモンド10周年ファウンダーのヤフー株式会社小田礼子氏(右)、株式会社ファンドレックス イノウエヨシオ氏(左)
共感の発信源となっている一人ひとりの存在を可視化し、共感の連鎖をつむぎ、挑戦する人々を全力で支え、ともに走り続ける。6月の総会から始まった次の10年に向けた対話を通じて、「寄付や社会的投資が広がる社会の実現」を目指す私たちが取り組むべきことは何かが、少しずつ見えてきました。
挑戦者が見つめる視線の先にある、新しい未来のカタチ
今回のセミナーには、全く異なる領域で挑戦を続けている3人が登壇。彼らの挑戦や思いが実現したとき、日本にはどのような未来が待っているのでしょうか。

 

アクセンチュア株式会社 デジタルコンサルティング本部 アクセンチュア インタラクティブ シニア・マネジャー
佐藤 守 氏
(写真左上)

VRをはじめとするテクノロジーの進化が、より深く人間の感情に訴えかける共感体験を生み出し、寄付のモチベーションを大きく高める可能性があることが紹介されました。また、AIが日常の意思決定に当たり前に取り入れられた社会では、ファンドレイザーがアプローチする相手は人間ではなく機械である可能性も。その時、ファンドレイザーの在り方はどのように変わっていくでしょう。

株式会社クレアン 代表取締役
薗田 綾子氏
(写真右上)

「もっと企業にイノベーションを起こしてもらいたい!」薗田氏がとっているのは、今の延長線上ではなく、あるべき未来からバックキャストして、今やるべきことを考えるアプローチ。SDGsというテーマが新しいビジネスモデルを生み、これまでと違う価値観で行動する機運を起こし始めている今、企業の在り方が変わっていく可能性を予感させます。

少子化ジャーナリスト/作家/相模女子大学 客員教授/昭和女子大学 総合教育センター 客員教授/東京大学 大学院情報学環客員研究員
白河 桃子氏
(写真左下)

働き方改革の重要性を説く同氏は、「日本の古い働き方というOSの上では、デジタルイノベーションは走らない」と喝破。私たちの社会や価値観が、今転換点にあることを感じさせました。社会の多様化は、必然的に組織のあり方も多様であることを求めます。多様なアイディアをもつ人々が、多様な働き方でイノベーションを起こし、非効率や非合理を解消していくでしょう。そうして時間と自由が生まれたとき、人は何に喜びを感じ、何を求めて生きるか。そんな議論のきっかけになりました。

参加者が見つめる視線の先にある、一人ひとりの未来のカタチ
「10周年」という節目は、これまでの10年を私たちとともに歩んでくださった皆様とともに、10年後に思いをはせる機会を生み出してくれました。そして変わりゆく世界の中で、『ファンドレイザー』という存在が、これまで以上に人と向き合い、創造性を発揮し、人々がワクワクする未来をデザインする力が求められることを感じさせました。

 

 

 

挑戦者の想いに触れた人々、自らの10年後に想いをめぐらせた人々、新たな出会いに刺激された人々。それぞれの新しい10年が始まろうとしています。今日でも、明日でもなく、「10年後」という未来に焦点を合わせたことで、見えてきたもの、わきあがってものが、会場にあふれていました。
2019年2月18日、日本ファンドレイジング協会の誕生から10年目の日に、私たちの新たな10年も始まります。その日が、いよいよ近づいてきました。