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【開催のご報告】総会・10周年記念ギャザリングー新たな10年に向けた一歩を歩みはじめましたー

2018.06.26

報告

日本ファンドレイジング協会の2018年度通常総会を6月7日、日本財団ビルで開催しました。10回目の開催となる今回は、通常の年次報告に加え、来年2月に設立10周年迎えるにあたって、これから先、寄付や社会的投資の進む社会の実現に向けて、私たちは何にチャレンジしていくのかを会員の皆様と話し合うギャザリングを開催しました。

新しい仲間が加わりました

当協会に、新しく二人の理事が加わってくださいました。

久津摩 和弘氏
一般社団法人日本地域福祉ファンドレイジングネットワークCOMMNET理事長
黒田 武志氏
リネットジャパングループ株式会社
代表取締役社長
「『お金がないで諦めない福祉』を実現するために全国で活動しています。日本の福祉のため、日本の寄付文化醸成のために貢献していきたいと考えています。」 「収益と社会貢献の両立に取り組んでいる企業という立場で、何か貢献することができればと思っています。」

久津摩理事は、当協会の全国福祉チャプター代表でもあり、福祉分野のファンドレイジングを全国で牽引されています。黒田理事は、東証マザーズに上場するベンチャー企業を経営するかたわら、創業時から『スマイル・エコ・プログラム』といった社会貢献に積極的に取り組んでこられました。

2017年度活動報告と2018年度事業計画が承認されました

事務局より、2017年度活動成果の報告と2018年度事業計画の提案が行われ、運営会員の皆様の投票により承認されました。

昨年度、新たに行われた『ファンドレイザーの社会的インパクト評価』の結果が事業報告の中で発表され、関心を集めました。この取り組みは、日本アイ・ビー・エム株式会社様の協力を得て実施されたものです。
評価の結果、ファンドレイザーの平均年収は中小企業勤務者やソーシャルセクターの一般職員と比較して高いことや、ファンドレイザーの役割が資金調達にとどまらず、組織全体のファンドレイジングに対する理解を深める役割を担っていることが明らかになりました。(詳しくは上記プレゼンテーション資料をご覧ください。)

また、2018年度事業計画の大きな変更点として、例年3月に行われてきた『ファンドレイジング・日本』の開催時期を、2019年9月に変更することが提案されました。これは、開催時期の変更を希望する多くの声にお応えするものです。
事業収入の減少に伴い、2018年度の収支は一時的な赤字が予想されますが、計画的な資金調達の下、次なる成長に向けた試みとして全会一致で承認されました。(開催日は、正式決定後に発表させていただきます。)
新たな10年に向けた一歩を踏み出しました

総会後に行われた10周年記念ギャザリングでは、当協会の賛同会員の皆様も参加して、寄付や社会的投資が進む社会の実現へ向けて、この先の10年、私たちは何にチャレンジしていくのかを話し合うワークショップが行われました。

私たち日本ファンドレイジング協会は、2019年2月18日に設立10年を迎えます。設立の際、また2015年にTheory of Changeを作成した際、私たちが新しい一歩を踏み出すとき、そこには必ず会員の皆様との対話がありました。(Theory of Change)

ファンドレイザーの活躍を可視化する、大学の教育課程にファンドレイジングを盛り込む、もっと気軽に寄付ができる技術的な仕組みを開発するなど、会員の皆様からさまざまな提案が挙がりました。

今日この日をスタートとして、全国各地でさまざまなイベントを開催し、会員の皆さまとの対話を深めていきたいと考えています。そしてその成果は、2019年2月に、新たなTheory of Changeとして発表される予定です。
これから約9ヶ月間に渡る対話の機会に、ぜひ多くの皆様にご参加いただきたいと願っております。

また、私たち日本ファンドレイジング協会は、当協会の会員として、ファンドレイジングを通じて社会を変えるチャレンジに一緒に取り組んでくださる仲間を募集しています。皆様のご参加をお待ちしています。
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