稲葉 基高Inaba Mototaka
1979年岡山県真庭市生まれ。長崎大学医学部を卒業後、15年間病院で外科医、救急医集中治療医として多くの患者の生死に関わる。
2011年東日本大震災でDMAT(災害支援医療チーム)の一員として被災現場に派遣されるも十分な活動ができなかった悔しさから、災害医療の世界に入る。2018年国際NGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ)に入職。災害医療を軸とした緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の立ち上げよりプロジェクトリーダーを務め、多くの災害時に出動、徹底して現場にこだわった支援活動を行っている。また、岡山大学大学院では高齢者救急集中治療の研究も行っている。