【3団体・4名のファンドレイザーが参加決定】ファンドレイジング実践プログラム2025年度第1期
ファンドレイジング実践プログラム2025年度第1期
7ヶ月間の実践 〜団体とファンドレイザーがチームで挑む〜
日本ファンドレイジング協会が実施する「ファンドレイジング実践プログラム」の2025年度第1期として、3つのチャレンジ団体と4名のファンドレイザーがマッチングし、7ヶ月間の実践に取り組むこととなりました。
本プログラムでは、本気でファンドレイジングに取り組みたい団体と、実践経験を積みたい有資格ファンドレイザーがチームを組み、7ヶ月間ともに挑戦します。当協会は、マッチングの支援に加え、専門家による戦略レビューや伴走支援を通じて、この取り組みを後押しします。
チャレンジ団体とファンドレイザーのご紹介
(団体・ファンドレイザーは五十音順で掲載しています。)

ファンドレイジング実践プログラムでは、寄付ストーリーの設計や中長期的な財政のポートフォリオづくりを将来に向けた動きとしながら、マンスリーサポーターの輪を広げ、企業との協働や寄付キャンペーンなど、これまでの取り組みを少しずつ改善しつつ具体的なアクションにも挑戦していきます。ファンドレイザーの方々の力をお借りしながら、こうして関係人口を広げ、学校づくりを共にする仲間を育むことを目指します。
1973年生、大学卒業後、流通業、民間調査会社、IT系業界団体を経験(その間産休を2回)の後、2021年5月に認定NPO法人フローレンス入職。法人寄付フロント、バックオフィス業務を経て現在は大口遺贈寄付フロント業務を担当している。
ファンドレイジング業務に関わるようになり5年目、より自らの視野を広げるためのファンドレイジング実践と、経験で得た自身の中での仮説の検証をメンターがついたうえで行わせていただける本プログラムに非常に魅力を感じています。まだまだ勉強中の身ではありますが、現時点での自分の全力を出せるよう、みなさんのお力をお借りしながら精進できればと思います。ワクワクしています。
私は予防医療の専門医/医学博士として、現在臨床・研究業務に携わりつつ、医学への貢献のひとつとしてファンドレイジングの可能性を模索しています。社会課題への理解、共感そして能動的な参加、ピアサポートにより、持続可能な行動変容という予防医療にも通ずる価値を創出していきたいです。
様々な学問の融合で新たな価値が生まれると考えており、准認定ファンドレイザーの資格を取得しました。今回のファンドレイジング実践プログラムでは、学校法人軽井沢風越学園様と共に、公共性の高い団体でのファンドレイジングに新しい風を起こし、ファンドレイジング運用における分析、発展と持続可能性にかかる環境をハンズオンで整えていきたいと思います。

私たちは、不登校の子どもや保護者という受益者に負担を求めず、自主事業、個人寄付・企業寄付、助成金、などで財源を確保し、持続可能な形でオルタナティブスクールの運営を行っていきたいと考えています。そして、岐阜だけでなく、同じように取り組みたいと考える他地域や他団体の方々にも私たちの知見を共有し、広げていきます。そのためまずは、事業維持のための財源確保と安定化に取り組みます。
広告代理店で15年間クライアント企業のマーケティング支援に従事。現在はオンラインサービスを提供する事業会社でマーケティングを担当しています。2025年に「ファンドレイジング・スクール」を卒業し准認定ファンドレイザー資格を取得、複数NPOで資金調達を支援。
今回のプログラムを通して、スマイルバトンの資金獲得安定化に少しでも貢献できればと思っています。特に、日々の活動の中でファンドレイジングにまだ手が打てていないことも多いと伺っているので、スピード感をもって、それらをどんどん形にし実行していきたいです。「ファンドレイジング・スクール」で学んだ知識をこの機会に少しでも実践的なスキル・経験に結びつけて、今後の貢献の幅を広げていきたいと思います。

私たちは、全国平均の約2倍にのぼる若年シングルマザーの自立を支えるため、運転免許取得の支援を通じて就職や進学の機会を広げています。沖縄では車が生活の必需品であり、免許の有無が就労や子育ての選択肢を大きく左右します。
今後は、こうした支援を持続的に行うための寄付体制の整備や、事業を安定して継続できる組織基盤の強化にも力を入れていきます。地域や全国の皆さまからの共感と支援を広げながら、ファンドレイザーの力を借りて、すべての子どもが夢と希望を持って未来へ歩める社会を共につくっていきます。
米国の大学を卒業後、現地で高校教師になる。その後、国際NGOで平和学習などのプログラムやスタディツアーのコーディネーターを行った。2018年からフリーランスとして活動する中で、ファンドレイジングに関わる。教育のバックグラウンドや、翻訳・通訳スキルを活用し、ファンドレイジングの伴走支援を行なっている。
私もご縁のある沖縄で大切な活動に取り組まれている、おきなわ子ども未来ネットワークの皆さんとご一緒できて、とてもうれしいです。継続的なファンドレイジングに初挑戦される中、団体全体で取り組む体制を築き、基盤を強化して持続可能な運営につなげられるよう、活動を広く知ってもらうための土台、支援がしやすい仕組み作りを一歩ずつ進めていきたいです。自分の知識とスキルをフル活用して、寄り添いながら伴走していきます。
(※2025年10月30日情報更新)
第1期は、3団体・4名のファンドレイザーが参加し、ファンドレイジングの挑戦が始まっています。当協会は、チャレンジ団体とファンドレイザーの取り組みを全力でサポートするとともに、そこで得られる成果や学びを社会全体の知見として積み上げてまいります。
その積み重ねにより、ファンドレイジングに戦略的・継続的に取り組む団体と、その実務を担えるファンドレイザーが増え、より多くの寄付や社会的投資が必要とする活動に届けられる社会の実現を目指します。
現在、来年度に向けてファンドレイジングを実践したいと考える団体の皆さまに向けて、実践プログラムの個別相談を受け付けています。資金調達に課題を抱える団体の皆さま、有資格ファンドレイザーとともに、その一歩を踏み出しませんか?



