【大阪開催】「評価、やってみたけど怖くなかった-現場団体から学ぶ、評価の第一歩」
開催201910/28Mon. | ポイント3pt |
昨今、民間非営利セクターでも「評価」に注目が集まっていますが、「どこから何を学んだらよいのだろうか」「難しそうで、手間がかかりそうだから、なかなか取り組めない」「そもそも役に立つのか」など、色々な思いを持たれている方も多いのではないでしょうか。
今回の研修では、特に価値創出や事業改善、エンパワメントの機会としての評価の活用に取り組んでいる団体やチャレンジしている団体の方々をパネリストにお迎えし、参加者の皆さんと実践に活用できる評価について一緒に考え、学びたいと思います。
・評価には関心はあるけど、どこから手を出していいのか判らない
・評価を通した事業改善やエンパワメントに関心がある
・社会的インパクト評価や、社会的インパクトマネジメントに関心がある
・そもそも評価に抵抗がある
2019年10月28日(月)14:00~17:00
●プログラム
13:30~14:00 開場・受付
14:00~15:00 評価に関するミニレクチャー
評価の原義
評価の種類(成果評価だけではなくプロセスを振り返る評価の存在とその活用意義)
評価の目的(評価の目的は多様―主に振り返り教訓を得ること、事業改善に着目して)
インパクトの多様性(大きい、数えられるものばかりではない)
大きな評価のうごきと現場が大切にすること
15:15~16:50 パネルディスカッション・質疑応答
16:50~17:00 事務連絡
●パネリスト
小川 裕司 (NPO法人あめんど・支援員/相談員)
1963年千葉県生まれ 臨床発達心理士 DIYアドバイザー
1988年東京造形大学造形学部卒業 2009年佛教大学教育学部特別支援教育単位取得
2016年放送大学教養学部心理と教育コース卒業
発達障害児・者の相談と支援を専門とする
特定非営利活動法人あめんどの設立メンバーの一人として、現在も、子どもの療育、学齢期の教育的支援、全年齢対象の生活支援や心理支援に携わる
現在、放送大学教養学部生活と福祉コースに在学中(福祉政策論)
《特定非営利活動法人あめんど》は、2004年に滋賀県大津市にて、無認可の保育園とフリースクールの事業から始めて、2011年に法人格を取得しました。
「親が安心・子も安心」をモットーに、安心を土台にした「親子の学び舎」「成長できる居場所」をつくり、子育て支援、青少年育成、特別支援教室、若者サポートなどの事業に取り組んでいます。「あめんど」とはアーモンドのことです。桜と同じく、早春に美しい花を咲かせ、そしてアーモンドの実を結びます。
河合 大輔(公益財団法人箕面市国際交流協会・事業課長)
1975年岡山県生まれ。大学時代にサークル活動を通して、地域で自立生活を営む障害者の介護活動や日雇・野宿労働者支援など様々な社会課題に関わる。大学卒業後、塾講師、高校講師などを経て、大学院でフィリピンの農村での土地紛争をテーマに研究。2008年から現在の団体に勤務。生活相談や外国にルーツを持つ子どもの学習支援と居場所づくりなど、外国人市民への支援事業を行いながら、同時に地域に根差した多文化共生のまちづくりに取り組む。2013年から事業課長。国籍や言語、文化など多彩な背景を持つスタッフとともに、日々学び、日々悩む、素敵な毎日をすごしている。
山本 由加(認定NPO法人しずおか環境教育研究会 エコエデュ 副理事長・専務理事)
学生時代の環境系市民活動の経験を皮切りに、森林・農林業・環境に横断的に関わってきた。ここ10年はエコエデュのバックオフィス・経営に携わる形で子どもや保護者、スタッフとして関わる市民の自然への向き合い方を定点観測するなか、原風景や体験量の変化に伴う「環境教育」に対する捉え方の変化を目の当たりにし、社会教育の成果や評価、その発信に悩む。
認定NPO法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】
静岡市街地に近い里山で、0歳から大人までのプログラムを年間400日のべ8,000人に発信している環境教育NPO。1989年に草の根の任意団体からスタートして30年。
職員だけでなくNPO会員運営の長年のプログラムも多く、参加者スタッフ共に地域での第3の関係を築く。企画・運営・振り返り・収支管理まで会員も主体的・自律的に担う。保護者がスタッフとなる例や、子どもが中学生スタッフとして参画する例も生まれている。
ここ数年「子ども主体の遊びと学び」をテーマにしたプログラムを積極的に展開し、夏休みや放課後の新しい学びの場として認知されつつある。
●ファシリテーター・講師
河合 将生(NPO組織基盤強化コンサルタントoffice musubime 代表)
NPO組織基盤強化コンサルタントoffice musubime代表/認定NPO法人日本ファンドレイジング協会 関西チャプター共同代表/日本評価学会認定評価士
1974年静岡県(浜松市)生まれ。大学卒業後、国際協力分野のNGOにボランティアスタッフとして参加。その後、関西を拠点とする国際交流・協力分野のNPOの中間支援組織へのインターンシップ、職員を経て独立。office musubime (オフィス ムスビメ)を2011年7月に設立。伴走支援を専門としながらNPO等の組織基盤強化、組織診断・評価、ファンドレイジング支援、プロジェクト運営・協働コーディネート・ファシリテート等に取り組む。大学での非常勤講師も。(一財)社会的認証開発推進機構・専務理事、(公財)ひょうごコミュニティ財団・理事、大阪マラソンチャリティ事務局など。
松村 幸裕子(共奏学舎主宰/(公財)京都市ユースサービス協会理事)
N1983年京都生まれ。高校生の頃から、京都市ユースサービス協会にて、様々なボランティア活動に参加し、みんなで何かをつくりあげていく「オモロサ」に出会う。大学院在籍中に自らコミュニティースペースを立ち上げたり、高校生のまちづくり活動をサポートする活動などに従事。(特活)暮らしづくりネットワーク北芝にて子ども若者の居場所づくりや社会体験活動づくり、NPOの基幹業務、被災地団体支援に携わった後2019年秋にフリーランスに。評価の視点を取り入れながら、個人・団体支援をおこなっている。
清水 潤子(日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター)
大学卒業後、6年間医療ソーシャルワーカー、特別養護老人ホームで現場職として勤務後、渡米。米国ケースウエスタンリザーブ大学マンデル応用社会科学大学院でソーシャルワーク修士、非営利組織経営管理修士を取得。現地NPOで難民移民の直接支援やプログラム開発、コミュニティ財団での勤務を経て、2018年日本ファンドレイジング協会社会的インパクトセンターディレクターに就任。社会福祉士、精神保健福祉士、米国オハイオ州認定ソーシャルワーカー(LSW)、日本評価学会認定評価士、准認定ファンドレイザー。
費用:日本ファンドレイジング協会会員3,000円(+税)/ 非会員4,500円(+税)
●注意事項
・評価や統計に関する専門知識は必要ありません。
・前半のミニレクチャーの部分は11月6日に行う関東の研修と同様の内容のものになります。
●研修ポイント
認定・准認定ファンドレイザーの受験資格、資格更新に必要な選択研修のポイントを
【3ポイント】取得可能です。