【オンライン開催】多様な寄付を明らかにする「寄付白書2025」発行プロジェクト始動(全4回シリーズ)
開催202411/12Tue.-12/3Tue. |
2025年12月の発行を目指し、日本ファンドレイジング協会の「寄付白書2025」制作が始まりました。現在、寄付白書発行研究会による企画会議が進行中です。「寄付白書2025」では、2024年の日本の寄付市場を分析するとともに、これまでの寄付市場の変遷を振り返り、現代社会における寄付の意義や役割を多角的に探っていきます。
「寄付白書2025」の始動を記念して、寄付やファンドレイジングに関心をお持ちの方々へ向けた全4回のキックオフセッションをスタートします。ファンドレイザーとして寄付白書をどのように活用できるのか、富裕層が寄付を行う背景、法人寄付の現状など、多様なテーマを通じて寄付の未来について一緒に考える機会にしたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。
✔️同日スタートの「寄付白書2025」発行パートナー募集クラウドファンディングについてもご紹介!
寄付白書は、日本の寄付および社会的投資に関する最新動向をテーマとする国内唯一の調査レポートです。2010年の発刊以来、多くの方の寄付によって出版が支えられてきました。「寄付白書2025」は2025年12月の発行を予定しており、2024年1月1日から2024年12月31日までの一年間にわたる寄付市場を分析します。さらに、発刊以来の寄付市場の変遷を捉え、現代社会における寄付の意義についても探ります。
「応援消費」や「社会的投資」で広がる支援のかたち
「寄付白書2025」では、「多様な寄付を明らかにする」というテーマのもと、寄付だけでなく、応援消費や社会的投資などのお金の使い方にも寄付と同様の役割があるのではないかと考察します。たとえば、令和6年能登半島地震の際には、多くの人々が被災地の商品や特産品を購入する「応援消費」を通じて、支援の気持ちを示しました。このように、寄付に限らず、多様な形で地域や社会に関わる可能性についても探ります。
第1回 11月12日(火) 18:30〜19:30 |
「寄付白書のこれまでと、寄付白書2025」 ・寄付白書とは ・寄付白書2021発刊以降の寄付最新市場トレンドをご紹介 ・「寄付白書2025」のねらい ・研究会委員のココが気になる! ・参加者からの意見募集 登壇者 佐々木 周作(大阪大学・特任准教授) 1984年、大阪府交野市生まれ。京都大学経済学部を卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行。退職後、大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程にて、博士号(経済学)を取得。京都大学大学院経済学研究科特定講師・東北学院大学経済学部准教授を経て、現職。専門は、行動経済学・実験経済学。行動経済学会の理事とともに、環境省・経済産業省等の中央府省庁や地方自治体で有識者委員やアドバイザーを務める。『寄付白書』の編集を務めるとともに、国際的学術雑誌に多数の論文を発表している。 瀬上 倫弘(公益財団法人日本非営利組織評価センター・マネージャー/横浜市立大学・客員研究員) |
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第2回 11月21日(木) 19:00〜20:00 |
「えっ、こんなに使える!寄付白書でファンドレイジングのお悩み解決」 登壇者 ・相澤 順也(株式会社ファンドレックス・パートナー) ・御手洗 薫(ファンドレイジングコンサルタント/株式会社岡澤商店) ファシリテーター 大石 俊輔(認定NPO法人日本ファンドレイジング協会) |
第3回 11月28日(木) 19:00〜20:00 |
「富裕層はなぜ寄付するのか?フィランソロピー・アドバイザーの視点から」 「Capgemini World Wealth Report 2020」によると、2019年の日本の富裕層人口は338.7万人で、米国の590.9万人に次ぐ世界第2位です。これは、日本の非営利セクターにとって、富裕層からの寄付の受け入れが大きな可能性を持つことを示しています。今回のセッションでは、基金の組成や運営を通じて富裕層の寄付に関わるお二人から、日本の富裕層がどのような想いで寄付を行っているのかについてお話を伺います。 登壇者 ・會澤 裕貴(株式会社PoliPoli・Policy Fundディレクター) ・岸本 和久(公益財団法人 日本フィランソロピック財団 代表理事) ファシリテーター 大石 俊輔(認定NPO法人日本ファンドレイジング協会) |
第4回 12月3日(火) 19:00〜20:00 |
「法人寄付の可能性」 登壇者 ・渡邉 文隆(信州大学・特任講師) ・佐藤 正隆(コングラント株式会社代表取締役CEO) ファシリテーター 大石 俊輔(認定NPO法人日本ファンドレイジング協会) |