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プレスリリース|ウェブ投票で国立科学博物館が大賞を受賞。社会課題を喚起するファンドレイジング活動に共感と支持〜2024/3/9(土)に第14回「日本ファンドレイジング大賞」表彰式を国内最大のファンドレイジングイベントのオープニングセッションで実施


(写真)第14回日本ファンドレイジング大賞を受賞した国立科学博物館の有田寛之氏

 
日本ファンドレイジング協会は、先駆的なファンドレイジングの取り組みを行ったNPOや企業を称え、その活動を広くご紹介することを目的に、2010年から「日本ファンドレイジング大賞」を実施しています。第14回目となる今回は、「独立行政法人国立科学博物館」に大賞が贈られたほか、入賞・特別賞・協賛賞の各賞が各団体・企業に贈られました。表彰式の内容は後日アーカイブで配信が予定されています。(配信の詳細はこちら
 

受賞団体(50音順)
【大賞】国立科学博物館
【入賞】「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画作成プロジェクト/全国こども食堂支援センター・むすびえ/テラ・ルネッサンス/deleteC
【特別賞】佐賀県/VALUE BOOKS
【協賛賞】ふるさとチョイス「災害支援」/空飛ぶ捜索医療団 “ARROWS”
■大賞選考の経緯
第14回日本ファンドレイジング大賞では、2023年11月30日までの1年間にファンドレイジングを行った日本国内に拠点をもつ団体・事業所を選考対象としました。昨年の12月26日を締切に大賞候補団体の募集(自薦・他薦)を行いました。さまざまな領域で多様な活動に取り組む39団体が候補として推薦され、予選では選考委員会による厳正な書類選考の結果、功績が顕著な5団体が「入賞」として選出されました。

 
「大賞」は、入賞5団体から、認定・准認定ファンドレイザーによるウェブ投票によって、最多得票数を得た団体に決定されました。
「特別賞」は、入賞とは別に、推薦団体の中から、ファンドレイジングに対する特徴的な功績が認められた団体が、選考委員会により選出されました。
「協賛賞」は、入賞とは別に、今回のアワード協賛社である「株式会社ファンドレックス」からの推薦を受け、選考委員会での了承を得て決定されました。
 
■応募数・投票数
第14回となる今回は39団体が候補として推薦され、「大賞」選出については、認定・准認定ファンドレイザーによる181票の投票がありました。
 
■表彰式
表彰式は、2024年3月9日(土)、NPO/NGOはじめ、企業、大学、行政、財団などで社会課題解決に立ち向かう人々が集う日本最大のファンドレイジングイベント「FRJ2024|ファンドレイジング・日本2024」のオープニングセッションにて執り行われました。
 
ファンドレイジングには、 自団体や組織の財源獲得というだけではなく、その活動が解決しようとする社会課題への理解を深め共感の輪を広げることを通じて、課題の解決自体にも貢献する、「社会を変えていく手段」のひとつという側面があります。
それまで必ずしも身近ではなかった課題に関心を持つ人を増やし、支援をしたくなるきっかけを作る。日本ファンドレイジング大賞はこれからも、そういった活動に光を当てることを目指します。

受賞団体一覧

 

【第14回日本ファンドレイジング大賞】
独立行政法人国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp

 
受賞理由:
昨年一番印象に残った大きなニュース性のある取組みで影響力も大きかった。教育機関・教育研究及び博物館等の施設が国立であっても寄付を必要とし、ファンドレイジングの取組みを行っていること自体が大きなメッセージになったと考えられる。
受賞コメント:
このたびは素晴らしい賞を賜り、大変光栄に思います。当館の活動にご理解いただき、ご支援くださった皆様に改めて、心から御礼申し上げます。
当館は自然史・科学技術史に関する標本・資料を広く収集・保管し、展示や学習支援活動を通じて、幅広い世代の皆さまに科学の面白さ、奥深さを伝え、豊かな社会を作ることを目指しております。多くの方のご支援のもと、これからも博物館の社会的役割を果たすため、職員一同、より責任感を持って努力いたします。
 

【入賞】
4団体(50音順)
 

「じょっぱりー看護の人花田ミキ」命の尊さを綴る映画作成プロジェクト
https://hanadamiki.com/

受賞理由:
ベテランファンドレイザーのスキルやノウハウが詰まったプロジェクトで、そのファンドレイジングのプロセスが広く学びになるよう、公表しながら進められていた。
受賞コメント:
世界中で「命をつなぐこと」が問われています。かつて日本に「命を阻むものはすべて悪」という信念を持つ一人の保健師がいました。人々の命と健康を守るために尽力し続けた花田ミキさんの生涯を描く映画を制作する本プロジェクトを選んでいただき感謝しております。「命を阻むものはすべて悪」という花田さんの信念をこの時代に生きる皆さんと一緒に考える機会したいと願いファンドレイジングをデザインしました。秋以降公開予定。
 

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
https://musubie.org/

受賞理由:
立ち上がって数年でのスピード感に加え、寄付の集めにくいとされる中間支援の団体でこれだけの規模感で寄付を集めていることがモデルになる事例と考えられる。
受賞コメント:
このたびは、思いかけずこのような賞をいただき誠にありがとうございました。まず、日々現場で奮闘されている9,000を超えるこども食堂の運営者の皆さまお一人おひとりへ敬意を表しますとともに、それを支える地域ネットワーク団体、そして個人、企業・団体といった多くの支援者の皆さまへ、心から感謝申し上げます。
以上、皆さまへの感謝の言葉をもちまして、受賞の御礼に代えさせていただきます。
 

認定NPO法人テラ・ルネッサンス
https://www.terra-r.jp/

受賞理由:
既存の支援者が団体の危機的な状況を支えたファンドレイジングの取組みで、多くのNPOにとっても起こりうるケースという意味でも、危機対応の観点も含め様々な団体の参考となる取組みだった。
受賞コメント:
世界的な物価高騰に円安。そして2022年12月に発生した公式サイトへの不正アクセス問題により、支援の呼びかけが出来ず、活動資金が大幅に減少しました。そこで、事業の見直しや経営体制の刷新などを行いながら、危機に対する支援を呼び掛ける「2023年度特別募金」を実施。約3か月間で1,237名から52,536,857円のご支援を頂戴しました。今回の入賞が、支援者、スタッフ一丸となって取り組んだ本募金をご評価いただけたのだと、嬉しく思います。
 

認定NPO法人deleteC
https://www.delete-c.com/

受賞理由:
#deleteC大作戦の取組みは、SNS等で簡単に参加できる仕組みであることに加え、企業が自分のブランドマークのCを消すというプロジェクトに納得して参加していて、ブレイクスルーになる大きな取組みである。
受賞コメント:
deleteCが大切にしているのは、ふだんの暮らしの中で、誰もが軽やかに参加できるアクション「カジュアルソーシャルアクション」です。一人ひとりの力は小さくても「自分にもできることがあった」という実感が次の一歩につながり、たくさんの力が積み重なることで、大きなうねりが生まれます。目指すのは1億人が応援できる仕組み。がんを治せる病気にする未来を、みんなの力で手繰り寄せていきたいと思います。
 

授賞式のあとには、入賞5団体が一堂に会す座談会形式のセッションも行われた

 

【特別賞】
2団体(50音順)
 

佐賀県
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00346571

受賞理由:
ふるさと納税による寄付を、課題解決に繋げるという役目を果たしてきた功績は大きい。
NPO等が要件を満たせば簡単な手続きで受け取れるような認可制度があり、NPOが参画しやすい仕組みがある。
受賞コメント:
佐賀県では、平成27年度からふるさと納税の仕組みを活用した「佐賀県ふるさと寄附金(NPO等を指定した支援)」に取り組んでいます。寄附者が指定した団体へ活動資金として寄附金を交付することで、地域課題の解決につなげています。これからもCSOと協働し、佐賀らしい未来創造に努めていきます。
 

VALUE BOOKS
https://www.charibon.jp/

受賞理由:
寄付まではハードルが高い人にも手軽にできるアクションの1つ。要らない本を寄付するという手軽さで、多くの寄付を生み出した点が評価できる。第6回(2015年)に続き、2度目の特別賞となるが、累計寄付額が7億円を突破した。その社会的影響とそれを還元した増額キャンペーンを受けての選考となった。
受賞コメント:
日本ファンドレイジング大賞特別賞授与に心より感謝申し上げます。2010年のチャリボン立ち上げ以来、寄付は7億円を超えました。これは、本を送り、購入し、寄付を具体的な活動に繋げてくださる皆様のおかげであり、この賞もみなさまと共に受賞したものです。社会には多くの課題がありますが、その中で、弊社のミッション「日本および世界中の人々が、本を自由に読み、学び、楽しむ環境を整える」に向かい、歩み続けていきます。
 

【協賛賞】
株式会社ファンドレックス
2団体(50音順)

 
協賛賞は、「日本ファンドレイジング大賞」協賛社が独自の視点で特段の功績があった組織・団体を表彰するものです。大賞は前年度の活動の中から選定されますが、協賛賞は、2024年の新年早々に発災し、人びとの記憶に新しい能登半島地震に対しての支援活動に関する「ファンドレイジング」について、次の2団体に授与されました。
 


(写真左から)株式会社ファンドレックス 平尾千絵氏、空飛ぶ捜索医療団 “ARROWS” 稲葉基高氏、株式会社トラストバンク 宗形深氏

 

空飛ぶ捜索医療団 “ARROWS”
https://arrows.peace-winds.org/

受賞理由:
発災翌日から現地の一番大変なところを見極めて入り、機動力と情報発信で今すぐ必要な支援について、被災地と寄付者を繋ぐだけでなく、多機関との連携等、ソーシャルセクターとしてコレクティブインパクトのハブとなった多大な活躍に対して贈られた。 
 

株式会社トラストバンク/ふるさとチョイス「災害支援」
https://www.trustbank.co.jp/

受賞理由:
地元自治体をダイレクトに支援するふるさと納税による災害支援において、被災県は職員も被災しているので、その地域に変わって事務一切を代行する「代理納付」の仕組みを整えて、寄付金だけを被災自治体へ送れるよう仕組みを整え、道を拓き、被災県が次の災害での代理納付に手を挙げるなど「恩送り」のストーリーが生まれると共に、災害支援においては、システム手数料を無料にする等の貢献に対して贈られた。
 


株式会社ファンドレックスは「寄付・社会的投資が進む社会の実現」に向けて、
当協会と一緒にチャレンジするスペシャルパートナーです。

受賞された各団体・企業の皆様の日頃の取り組みに心から敬意を表しますとともに、推薦・選考・投票の過程を通じて、日本ファンドレイジング大賞の選出にご参加いただいたファンドレイザーの皆様ならびに関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 
(写真撮影)太田陽介氏、吉田マイケル氏
 
【本件に関するお問合せ先】
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
広報担当:事務局次長 宮下真美
電話:03-6809-2590 メールアドレス:pr@jfra.jp