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プレスリリース|金城学院大学「ファンドレイジング演習」で、初の地域フィールドワークを実施~5月21日(土)、31人の大学生が「博物館 明治村」を訪問~

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社会課題解決人材を育成する金城学院大学「ファンドレイジング演習」で、
初の地域フィールドワークを実施

~2022年5月21日(土)、31人の大学生が「博物館 明治村」を訪問~

寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指す認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会(以下、「当協会」)が2020年より金城学院大学(名古屋市守山区)人間科学部コミュニティ福祉学科で実施している「ファンドレイジング演習」(以下、「本演習」)では、3年目となる本年度、明治建築を保存展示する野外博物館「明治村」を訪問するフィールドワークを導入することが決定しました。2022年5月21日(土)、31人の大学生がキャンパスの外で「社会とのコミュニケーションを通じ、社会課題を解決に導く」ファインドレイジングの本質を学びます。

全15回で構成される本演習は、非営利組織の経営や資金調達に関する体系的な知識習得と、自らの手でファンドレイジング計画を策定する力やそれを実行するための戦略的思考を身につけることを目標としています。昨年までは、ケーススタディないし学生が自ら企画した活動を元にファンドレイジング戦略策定の最終課題に取り組んでいましたが、本年の学生たちは愛知県犬山市「博物館 明治村」を舞台に、ファンドレイジングの実践現場に出向き、職員や地域の人々とのコミュニケーションを通じて、課題に取り組みます。
授業名 ファンドレイジング演習
日時 2022年度前期4月16日〜7月16日 毎週土曜日(1限・2限)全15回
担当教授 金城学院大学 人間科学部コミュニティ福祉学科 准教授 橋川 健祐
コーディネーター 日本ファンドレイジング協会 東海チャプター共同代表 山崎 恵美子
授業スケジュール 1回目|オリエンテーション
2回目|寄付の教室ワークショップ
3回目|ファンドレイジングとは何か(NPOとは)
4回目|ファンドレイジング概論
5回目|ファンドレイジングの実践の体系と基盤(1)(2)
6回目|中間課題
7回目|フィールドワーク(1)
8回目|フィールドワーク(2)
9回目|ファンドレイジングの個別スキル(1)
10回目|実践課題
11回目|ファンドレイジングの個別スキル(2)
12回目|実践課題
13回目|ファンドレイジングの個別スキル(3)
14回目|実践課題
15回目|振り返り・修了証授与
■金城学院大学人間科学部コミュニティ福祉学科「ファンドレイジング演習」について
この学科では、「ソーシャルウーマン(社会に積極的に参加し、地域住民とともに全ての人々がしあわせに暮らすことができる社会をつくる女性)」の育成を目的とし、多様な分野で活躍するための「社会そうぞう力」「協働実現力」「問題解決力」の3つの力を養うことができます。本演習は、金城学院大学での卒業単位として認められ、かつ、「准認定ファンドレイザー※」の受験資格を取得することできる全国で初の試みとして、2020年度より開始しました。(https://jfra.jp/news/33089)
■金城学院大学 人間科学部 コミュニティ福祉学科 准教授 橋川 健祐様のコメント
「「福祉」は、子どもの虐待、貧困、依存症などさまざまな生きづらさを抱えた人たちと最前線で関わる学問分野であり、実践領域です。ただ、そのような課題を抱えた人たちを福祉の関係者だけで支えていくことは困難な時代です。一人ひとりに寄り添いながら他分野・他領域へと越境し、手を携えてともに社会課題の解決を図っていく、そんな学生を育てたいと思っています。昨年度は、本演習の受講生の一部が、ビニール傘袋削減の取り組みでクラウドファンディングを行うなど、座学だけではなく実践にまで結びつく事例も生まれています。今回は明治村さんとの協力で、本演習でもフィールドワークに取り組むことになりました。学生たちとともに、実際の社会の中で、ともにファンドレイジングを学びたいと思います。」

■博物館 明治村 所長 三好 学 様のコメント
「長く続いた鎖国が解かれ、様々な矛盾や混乱を抱えながらも欧米文化を受け入れ近代化を成し遂げた明治時代は、現代を生きる我々にとっても、新しい価値と向き合う時のケーススタディの宝庫です。博物館明治村は、1965年の開村以来、明治時代の人々が新しい価値とどう向き合ったのか、それを伝える本物の明治建築を「未来への贈物」として残し、伝え続けてきました。現在は、「贈物」を一緒に届けてくださる支援者の輪を広げていくことを目的に「ファンドレイジング」にも取り組んでいます。今回、金城学院大学の学生の皆さまに、ファンドレイジングの視点で当館の将来に提案をいただけることになりました。未来の担い手として「贈物」を受け取る立場にもある学生の皆さまに、是非、明治村でのリアルな体験を通じて、支援者の輪を広げるアプローチを主体的に考えてくださることを期待しています。」

■日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター 宮下 真美のコメント
「ファンドレイジングを学ぶことは、単にお金集めの方法を学ぶことではなく、支援を募る過程を通じて、人や地域や社会とコミュニケーションしながら、より多くの人たちとともにより良い未来をつくっていくための考え方を学ぶものです。100の活動があれば、100通りのファンドレイジングがあり、教科書で学んだことを現実に実践することは非常に難しい中、学生の皆さんが取り組む最終課題では、自らが果たせる役割に目を向けながら一人ひとりの想いでプランニングがされています。本年のフィールドワークも皆さんにとって素晴らしい経験になるように願っています。」

当協会は今後も大学向けの演習の提供を通じて、これから社会に出ていく学生たちが多様な分野で活躍するためのファンドレイジング力を養うことができるよう、尽力してまいります。

※准認定ファンドレイザーは、当協会が行う資格認定制度において付与する専門資格です。NPO運営の全般に関する知識、寄付・会費・助成金の財源獲得に関する知識を習得し、また、ファンドレイジング行動基準を遵守するファンドレイザーとして認証されるものであり、2022年4月現在、1,576名が資格取得しています。
■取材に関するお問い合わせ
日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター 宮下真美
TEL:03-6809-2590/MAIL:cfr@jfra.jp/WEBサイト:https://jfra.jp/