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【開催報告】JFRA 10th Anniversaryセミナー「2030年の寄付とファンドレイジングを考えるin大阪」を開催しました!

2018.11.26

報告



日本ファンドレイジング協会設立10周年を記念するオープンセミナー「2030年の寄付とファンドレイジングを考える」を、さまざまな分野で活躍する3名のゲストスピーカーをお招きして大阪で開催しました。開催日となった11月25日は、くしくも大阪マラソン当日。にもかかわらず、フルマラソンを走り終えた皆様が会場に駆けつけてくださいました!
 

新しいお金の流れをつくる『ソーシャルアクター』を生み出す

 
「この10年を振り返って、いま思うことは何ですか?」
セミナーは、当協会代表理事の鵜尾のこんな問いかけから始まりました。
この10年間で世の中は大きく変化しました。そして、これからの10年、私たちの社会はさらに大きな変化の時を迎えようとしています。

新しい時代に、新しいお金の流れをいかに生み出すのか?
それは誰か一人の力によって作られるものではなく、共感した一人ひとりが、社会課題の解決に向けて動き始めるパラダイムに社会全体が転換する必要があります。

社会を変えていく一人ひとりの「ソーシャルアクター」をいかに生み出すか、彼らのものの見方をいかに変えていくのか、すこしずつ進むべき方向が見えてきました。

2030年の未来の姿が、少しずつ見えてきました

 
ブロックチェーン技術、大学のファンドレイジング、子どもたちへの社会貢献教育、3人のスピーカーの一見何ら関連のなさそうなテーマが、「ソーシャルアクターを生み出す」、というひとつの共通項で結ばれていく様子を、会場の参加者は食い入るように見つめていました。
 

リタワークス株式会社 代表取締役 佐藤 正隆氏

ブロックチェーン技術を活用して、ボランティア活動への参加や寄付など個人の社会貢献活動に対し独自のコインを付与する無料オンラインサービス「actcoin(アクトコイン)」 をリリース。個人の社会貢献活動の『可視化』に挑戦されています。
 

大阪大学渉外本部 特任専門職員(ファンドレイザー)吉田 富士江氏

「寄付してよかった」という寄付体験をデザインするファンドレイザーとして、大阪大学で活躍されています。今後は、寄付者から「ありがとう」と言ってもらえるようなプロフェッショナルのファンドレイザーを育成することに強い熱意をもっています。
 

京都市ユースサービス協会 チーフユースワーカー 米原 裕太郎氏

若者の成長を支援する活動の傍ら、地域や現場のニーズにそった「京都モデル」の社会貢献教育に取り組んでいます。社会貢献教育を広げることは、社会貢献の担い手を育成することにとどまらず、彼ら自身が「ソーシャルアクター」を生み出す存在になる可能性をもっています。




登壇者のみなさんのセッションのあとは、参加者全員でのワークショップ
 

一人ひとりの 『My 10周年宣言』

 
会場に集ってくださった参加者お一人おひとりが、『My10周年宣言』を披露してくださいました!
 

 

10周年記念セミナー、次回は東京で開催します!

 
さあ、2030年の姿が少しずつ見えてきました。
共感にもとづき社会課題の解決に動き出す個人をいかに生み出し、新しいお金の流れを作っていくか。一人ひとりのものの見方を変える、そこにファンドレイジングの本質あり、今まさにその力が試されようとしています。

「2030年の寄付とファンドレイジングを考える!」10周年記念オープンセミナー。来月は、SDGs、テクノロジー、働き方改革をテーマに東京で開催します。
一緒に2030年の未来の姿を見にいきましょう。皆様のご参加をお待ちしています!