投稿日:2017年7月5日

社会貢献教育の寄付者に聞いてみた、私が寄付をする理由ー藤岡浩志さん編ー

大石 俊輔Shunsuke Oishi
日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター

継続して社会貢献教育の推進にご支援頂いている寄付者の藤岡浩志さんに、ご寄付で託して頂いた想いを伺ってきました。

藤岡 浩志さん(安曇野市在住・安曇野国際音楽フェスティバル実行委員会副実行委員長)
聞き手:大石 俊輔(日本ファンドレイジング協会寄付市場形成事業ディレクター)

寄付は、単にお金をください、と依頼するだけでなく、課題解決に向けて様々な資源を有機的に結びつけることだと気づいた。だから、志を持ってこの社会貢献教育の推進を応援したい

 

元々は、大学時代を過ごした仙台で、市民音楽祭にボランティアやプレーヤーとして参加したことが、寄付やボランティアに参加したきっかけでした。
こういうことが市民主体で行えるんだ、とその時初めて知りました。
それからですね、こういったNPOを自分としても立ち上げるようになったのは。

個人的な信念として、いつの時代も若者の信念を持ったチャレンジをつぶしてはいけないと思っているし、そういうチャレンジを応援したいと思っています。自分もそのチャレンジに参加できるとワクワクするし、行動を起こす若者が増える事は街の活性化にもつながると思っています。そんな雰囲気を創ってあげたいという想いが自分の中にあります。支援をする際、想いだけでは実現できないことも多いので、お金の流れを一緒に作っていくということも大事なことだと感じていた時、たまたま日本ファンドレイジング協会の活動を知りました。それで、協会が行っている事業に共感し、会員として参加するようになったというのが始まりです。
それから、寄付も、お金を依頼するだけではなく、ビジョンも同時に提示し課題解決に向けていろいろな資源を有機的に結び付けることだと気づき、寄付に対するイメージが大きく変わりました。

松本や安曇野でもチャレンジをしていきます。現在、学生たちと松本市と安曇野市の社会課題について考え政策提言するような活動を行っています。
私自身もチャレンジを継続すると同時に、これからも、志を持ってこの社会貢献教育の推進を応援したいと思います!
 

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大石 俊輔 Shunsuke Oishi

日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター

2008年3月法政大学大学院政策科学研究科修士課程修了。学生時代より、まちづくり、文化芸術分野のNPOでのボランティアを経験。同年4月より特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンターに勤務。2010年6月より現職。2010年日本で初めての寄付白書の編纂で中心的な役割を担うとともに、次世代向けのフィランソロピー教育である「寄付の教室」実行責任者として活躍中。

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