毎回のテーマに沿ったスピーカーをお呼びし、ファンドレイジングに関する旬なお話をしていただく「ファンドレイジング・サロン」。
お酒と軽食を混じえながらリラックスした雰囲気で、ネットワーキングと学びを深める場です。

 

今回のテーマは、「ファミリー財団」。
米国では、約40,000の「ファミリー財団」があります。これは個人や家族が、単にどこかの団体に寄付するというのではなく、自らが財団を設立し、NPOなどに助成をしたり、自ら事業を企画していくタイプの社会貢献活動です。
一般の寄付に比べて継続的に社会貢献をしていただけるということや、子どもたち・孫たちの世代にも引き継いでいけるという点も特徴です。

有名なものだと、米国におけるゲイツ財団やロックフェラー財団、日本では福武財団などがありますが、実は、米国でも多くの財団は、小規模に地域レベルで活動しています。

 

今回、米国でフィッシュ・ファミリー財団を設立されたフィッシュ・K・ローレンス氏、フィッシュ・厚子氏(日本語可)が来日され、10月のサロンのスピーカーとして、お招きすることができました。

 

日本では、かつては1億円以上の資金が設立の許認可の基準であった財団ですが、現在では法令上、最低300万円の資金があれば設立が可能となっています。

 

今後、日本において、個人（ファミリー）財団が生まれていくことで、日本社会に新しい社会貢献の文化を生み、個人ができる社会貢献の新しい選択肢が増えることが期待されます。
米国のファミリー財団の創設者と語り合える貴重な機会ですので、この機会に、会員の皆様と共有できればと思っております。
皆様のご参加をお待ちしております。
 
※逐次通訳あり