2024年6月、日本ファンドレイジング協会のCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)に就任した私、髙田結愛が、NPO×若者の可能性を探るために、NPO、そして若者との対話をはじめたいと思います。
すべての始まりは、私が小学4年生のときにフィリピンに短期留学した経験からでした。
学校に通っているはずの時間に物乞いをする自分より小さな子どもたちの姿に衝撃を受けました。それが、私が「貧困」を課題として認識するきっかけでした。
それ以来、何か自分にも解決に向けてできることがあるのではないかと、役割を模索し行動を続けてきました。
そんな中で感じていたのは、私のように、若者には色々な発想と大きなエネルギーがあるのに、社会の一員として役割を果たす機会はとても限られているということです。と同時に、そこさえ強化できれば、という可能性も感じました。
高校生になった私は、学校のボランティア部に所属していました。
2024年3月、顧問の先生の紹介で、日本ファンドレイジング協会が主催する日本最大のファンドレイジングカンファレンス「FRJ2024」に学生ボランティアとして参加しました。そして、偶然にもクロージングセッションの場で、自分の想いを参加者の皆さんの前で発表する機会をいただきました。
FRJ2024で参加者を前に発表しているときの写真
このことがきっかけで、日本ファンドレイジング協会のCFO(最高未来責任者)に就任することになりました。(詳しくはこちらのリリースをご覧ください。)
CFOとして、協会の活動に参加し、意見を伝えるだけでなく、より多くの若者が社会貢献に役割をもって取り組める環境をつくりたいと思っています。
そこで、NPOの方々が若者との協働にどのような期待や課題を抱いているのかを、インタビューを通して探っていくことにしました。
そして、インタビューを通じて得た私の気づきを記事として紹介することで、NPOの皆さんにとっても、若者の皆さんにとっても、一緒に考えるきっかけになればと考えています。
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