特集やコラム、実践者へのインタビューなど
社会貢献に関する記事を日々更新しています!
私たち、WORLD FESTIVAL Inc. は 20年12月より、社会貢献教育の事業連携パートナーとして活動を共にしています。主に事業全体のブランディング、映像をはじめとするコンテンツ制作、プログラムの企画・運営などを担当してきました。
多くの人が新しい世界と出会うきっかけを作りたい。多くの人が新しい世界とポジティブな関係を持てる架け橋になりたい。会社として目指しているのはこのような姿です。
社会課題やSDGsといった視点はとても重要な一方で、そうした側面ありきでその土地や文化、国を偏見的に見てしまう可能性もあります。それよりも、そこにしかない魅力や美しさをポジティブな形で知ってもらい、その結果として、背景にある課題や問題にも触れてもらう、そんな「出会い方」ができる体験が必要だと感じています。
そんな想いを持って事業を続けていくうちに、日本ファンドレイジング協会と出会い、社会貢献教育事業を知りました。本事業で展開しているプログラムの価値は、単純に寄付や社会貢献について知るということだけではなく、そうしたプロセスを通じて若者が社会との接合点を見出し、広い世界と身近になっていけることだと感じています。この点から、私たちの想いとも多くの共通点を感じました。
最初に携わったのは、子どもたちが自分たちで社会課題を調べ、寄付先を決定し、実際に寄付を行う教育プログラムである Learning by Giving(LbG)のブランディング映像の制作です。「どこに寄付するか」という難しい問いに対して、深く深く議論を重ねていく、その時の生徒のみなさんの真剣な眼差しと時には楽しそうに笑い合っている姿がとても印象的でした。
主な取り組み
「寄付先を決めていくなかで、自分とは違う価値観や生活をしている人のことを知り、いろんな課題に目を向けていくことの大切さに気づいた」と話してくれた生徒さんがいました。こうした視点をもっと多くの若者に届けたい、そういった気持ちで事業連携パートナーとしての活動に日々取り組んでいます。寄付先を決める、寄付・社会貢献について考える、といったアクションは、自分達が生きている社会・世界としっかりと向き合うことにつながります。向き合った先には、大きな課題や目を背けたくなるような現状があることもありますが、それでも同時にその社会が持つ固有の輝きにも気づく機会となります。
これまでの制作活動を通じて、社会を良くしようと活動する多くの方に出会いましたが、そうした中で実感するのは、最前線となって活動している人の背後には必ず多くの人の想いとサポートが存在していることです。とあるネパールの山岳地帯にある学校は、地域の子どもたちに教育機会を提供すると同時に、そこで働く多くの人たちにとってもかけがえの無い場所になっていました。日本をはじめとした寄付者の方々の思いが、遠く離れたネパールの人々の人生に、こんなにも大きな影響を与えていることに驚きました。一人ひとりの寄付や社会貢献のアクションはこうして現地で活動する彼らの原動力であり、ポジティブな連鎖を生み出すきっかけになると感じています。
寄付・社会貢献を考えていく上では、日本だけの視点でなく、世界中のあらゆる人の持つ視点・価値観に触れていくことも重要です。Learning by Giving for Twoの取り組みにおいて、ミャンマーのシャン州の生徒さんたちとプログラムを実現したのもそうした想いからです。誰かの力になりたい、社会のために行動をしたい思う気持ちは、どういった国・社会にも存在する共通の価値観ではないかと思います。そこを出発点にしながら、寄付・社会貢献について世界中の人と一緒に考えていくことができたら、多くの変化が若者にもそして社会全体にも広がっていくと思います。
プログラムの共同実施や、学校での導入など
協働をご希望の方へ