特集やコラム、実践者へのインタビューなど
社会貢献に関する記事を日々更新しています!
日本ファンドレイジング協会の小川まきです。社会貢献教育、ファンドレイザーの資格制度や研修、会員さんとのコミュニケーションを担当しています。2009年に中間支援組織での勤務を始めて以降、10年あまり、NPO法人で働いてきました。2015年の入職以来、社会課題解決に向け活動をするNPOのファンドレイザーの方に向けた研修事業や資格制度に携わってきました。3年前から、この社会貢献教育事業も担当しています。
これまでは、社会課題の解決を推進する側、いわば寄付を託される立場、ファンドレイザーの方とご一緒させていただいてきましたが、3年前に本事業チームに参画してからは、寄付すること、社会に貢献することをファシリテーターの皆さんと一緒に、学校現場でお伝えすることも進めてきました。
自身が持つ解決策を提示しながら共感を得て、社会課題解決に向け進めるNPO側の視点に寄り添い、研修等を実施してきましたが、それに加え、寄付をしたり、ボランティアとして活動に参加する際に、何がわかれば一歩を踏み出せるか、参画したいと思えるかを一緒に考える時間を学校等の現場で作ることにも携わってきました。同時に、何が伝わらないと不安になるのか、逆にどんなことが腑に落ちれば、団体に共感し、寄付をしたり、団体のことを伝える仲間になってくれるのかを目の当たりにしてきました。
2022年度に力を入れたのは、一緒に社会貢献教育を進めて下さる皆さん、社会貢献教育に関心のある学校がつながりやすくなるように、土壌を整えていくことです。社会貢献教育ファシリテータープログラムは、これまでに、127人の方に修了頂いています(2022年12月末時点)。しかしながら、修了者がいるのは20都道府県に留まるなど、まだまだ、「どこでも受けられる」とは言えない状況です。ファシリテーター同士の情報共有やネットワーク整備、関心を持った人に参画していただきやすい機会づくりを進めています。
社会貢献教育事業担当プログラム
この他、「寄付の教室」「社会に貢献するワークショップ」を中心に、コーディネートを行っています。
社会課題の解決を推進する主体、寄付者や発信者として、支えてくれる支援者の方、個別のものではなく、それぞれの立場での「社会を変える」につながるアクションを伝えていき、橋を架けていく役割だと思っています。担当者であり、私自身も准認定ファンドレイザーで社会貢献教育ファシリテーターです。1人のファンドレイザー・ファシリテーターとしても、皆さんと一緒に、土壌を耕しながら、場を紡いでいければと思っています。
プログラムの共同実施や、学校での導入など
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