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社会貢献教育ジャーナル

特集やコラム、実践者へのインタビューなど
社会貢献に関する記事を日々更新しています!

社会貢献チャレンジ

お土産を通して社会課題を解決する『haishop』に学生が行ってみた!

はじめに

こんにちは!学生ライターのはるかです!

今回は社会的な課題の解決を目指すお土産ショップ、haishopに取材に行ってきました!haishopはお土産を通して、今地球で起きている食料廃棄問題、気候危機、ジェンダー問題、地方衰退など、様々な課題を知ってもらい、共感してもらい、ライフスタイルを少しだけ変えてみようと思う人を増やすことで、地球を守りたい。というコンセプトのもと活動されています。

haishopはお土産ショップに併設してカフェの運営をしており、今回はそちらにお邪魔しました!横浜の馬車道にあるこちらのカフェでは、半径80㎞以内で収穫された規格外を含む無農薬栽培の野菜を使用し、8割のメニューをヴィーガン対応にしています。だから、メニューを見ると豆乳を使ったラテであったり、コーヒー豆もフェアトレードの認証を取ったものになっているなど、普通のカフェとは一味違っています。みなとみらい近くにあるこちらのカフェは、リラックスできる開放的な空間でした!



私自身はこの店舗が主催する、映画祭に参加したことをきっかけに、興味を持ちました。今回は、haihsopのブランドマネージャーである和田さんと、同じくhaishopの平林さんにお話を聞きました!

haishopとは?

 

haishopの運営元であるInnovation Designは「ひと」と「地球」の未来を描く、というビジョンを掲げ、飲食・物販・コンサルティングなどの事業を通して世の中の課題を解決していこうと考えています。だから、会社として利益が出るかどうかという点だけでなく、その先に地球の未来につながった選択になっているのかということを考えています。

社員全員が「サステナブルデザイナー」という肩書を持っており、自分の役割の中でサステナブルのためにどんなことができるのか?ということを考えているそうです。例えば、あるキッチンのスタッフは今まで大根の皮を捨てていたけれど、それを利用してお漬物を作ったり、小さな行動がスタッフ全員に芽生えているのだと聞きました。

まずは、ブランドマネージャーの和田さんにさらに詳しく聞いてみました!



はるか:和田さんはなぜhaishopの運営に携わっているのですか?


和田さん:

もともとhaishopが変化するきっかけになったことに、一人の農家の方との出会いがありました。その方は、野菜や果物をドライ加工して販売することをしている方で、普段ならば「規格外」として物流の基準から外れている商品も、そうでない商品も関係なく商品にすることを大切にしており、「食品ロス」をなくすため取り組んでおられました。私自身、正直「食品ロス」ということばの本当の意味をその農家さんと出会って初めて知り、そこから様々な社会課題に興味をもってセミナーを片っ端から受けたりするようになりました。

私がなぜそこまで関心をもって取り組めたのかといえば、多分、これからの人生の「選択の基準」を「持続可能であるかどうか」を基準に選んでいくことってなんて心地の良い選択なんだと気付いたからだと思います。私はもともとあまり「みんなの好きな音楽」「流行のお洋服」など流行りに興味がなく、明確に「これがあるからこれを選択する」という基準がありませんでした。でも、サステナブルという選択の方法を知ったときに、何となく自分にはまった気がして生きやすくなったという実感がありました。

だから、haishopではそんなサステナブルな選択をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いで、取り組んでいます。

haishopカフェのお土産イメージ

身近なところから少しずつ広げていく

はるか:和田さんが、お仕事をする中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?


和田さん:

一番は、同じ思いに共感してくれるメンバーが少しずつ増えてきたことですね。お客様とお話しする中でも、haishopの取り組みに共感して、「毎日お肉を食べていたけれど週1回はお魚を食べるようになりました」「出来るだけオーガニックのモノを取り入れるようにしました」などのお声をいただけることは、本当にうれしいですね。「ねえねえちょっと聞いてよ」「みんな聞いてみて」くらいの感覚で、自分が心地いいと思える選択を広げたいと思っています。


はるか:和田さんの理想の未来、「こんな社会になってほしい」というイメージはありますか?


和田さん:
みんなが隣の人を大切にして生きていけば、世界は平和になると考えています。隣の人をやさしくできれば、その隣の隣の人を…という連鎖の中から、遠くにいる人のことも考えることができるようになります。そういう気持ちが増えればいいなと思っています。

私の気付き

haishopでは「ただモノを売る」のではなく、商品ができるまでのストーリーを大切にして、共有していくその過程にこそ意味を見出しているのだと感じました。これは、普通の店舗やカフェにはないhaishopならではのコンセプトです。

店舗に行って感じたことは、和田さんや平林さんをはじめとした店舗の方のあたたかい雰囲気です。社員の皆さんは取材に行った私に「そのコート素敵ですね。」「バック、とても可愛いです!」と、気さくに声をかけてくださいました。そんな小さな声かけの積み重ねこそが、haishopの取り組みに共感するファンの創出につながっているのだと思います。今回の取材で、ただ「取材に行ったお店」というのではなく、「周りの人に教えてあげたいお店」だと思いました。

自分×〇〇の心を大切にする

後半では、私がhaishopの活動を知るきっかけになった映画祭を主催している平林さんにもお話を伺いました。

平林さんは、お客様とのつながりを継続させるために、毎月映画祭を開催していて、今では毎回10人くらいはコンスタントに参加してくれるようになったそうです。最後に、平林さんにも理想の社会について尋ねてみました。


はるか:平林さんの理想の未来について、教えてください


平林さん:

私は、自分×人、自分×心、自分×自然みたいな、つながりを大切にしていきたいと思っています。

ネガティブな感情も、ポジティブな感情もすべて受け入れられるフラットな気持ちでみんながいれることが私の理想の社会ですね。



今回は、馬車道にある「haishop」にお邪魔し、店舗についてのことから、そこで働く方々の思いにまで密着しました。お客様もスタッフも仲間になって、社会課題について知り、共感が生まれる場づくりをしているということが、素敵な空間であると思いました。




最後に、haishopカフェをはじめとした、社会課題解決に関心のあるお店が参加しているプロジェクトについて紹介します。

「社会貢献に少し興味を持った」学生さんたちの次の一歩として、こういったお店に実際に行ってみるということも良い体験になるかもしれません!

tabekifuでは社会課題解決に関心のある飲食店が中心に紹介されており、ただ「食べる」だけではなく、「食べる」ことで「寄付」ができる仕組みになっています。お金の寄付ではなく、違った方法から見る「寄付」に触れることで、学生さんたちの関心がより一層強まり、行動に動くチャンスになることを期待します。

以下、tabekifuについてのご紹介です!

tabekifuについて

tabekifuについて

tabekifuでは、アプリを通じて予約・注文した商品を食べることによって社会貢献団体に寄付されます。日本は世界的にも食に恵まれています。しかし、まだ食べることができたはずの食品がたくさん捨てられています。この現実を改善する第一歩として、日々の生活の「食」で誰かの力になってみませんか?



〇しくみ


アプリを通して商品を予約・注文。金額に応じて社会貢献スコアをためて貧困・飢餓に取り組む団体への寄付ができます。

Step 1

アプリインストール

インストールはこちらから

Step 2

お店を探す

Step 3

注文&社会貢献団体の選択

Step 4

お食事する/テイクアウトする

Step 5

SNSに投稿をアップするとより多くの寄付金が

届きます。

 


日々の生活にtabekifuを!
ホームページはこちらから



このようにtabekifuは学生さんたちでも気軽に取り組める仕組みになっています。

学校教育に携わる皆様、是非社会貢献に興味を持った学生さんに紹介してみるのはいかがでしょうか?


みなさんも、「お客さん」として小さな社会貢献の一歩を踏み出してみませんか?

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