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今回のLbGでは、初めて会う人同士での活動だったので仲を深めるための自己紹介や話し合いを多く取り入れていました。
そのため、すぐ打ち解け合うことができスムーズに話し合いを進めることが出来ました。
一人一人が違う意見を持っているので話し合いで色々な意見が出ていて、運営側の私たちもハッとさせられる事が多くありました。
例えば、
①『どんな時に支援しようと思う?』 ②『どんなことが分かれば安心して参加出来る?』 ③『どんな基準で参加する団体を選ぶ?』 |
この3つの問について考え、話し合いをした時に同じ意見や異なる意見が出ていました。
そのような中で、自分には無い意見や視点に触れ、様々な事に気づかされました。
まず振り返って1番に思い出すのは、参加者の自主性の素晴らしさです。年齢も住んでる場所もバラバラ、その上初対面でこの取り組みをするのは、とても難しいことです。そんな中でも一人ひとりが積極的に行動したことは、とてもすごい事だと何度も感じました。
自ら挙手し、自分の意見を発表する参加者
またその積極性はzoomだけではありません。全体での話し合いが終わったあと、各グループが翌日の発表のために話し合いを進めていました。全員で役割分担をし、情報を集め、素晴らしい発表を作り上げていたことに、驚いたのを覚えています。発表の際は聞き手もそれに応えるリアクションをし、発表しやすい空間を作り上げることができていたと思います。
今回のLbGで私が1番考えさせられたのは、寄付のあり方についてです。話し合い・インタビューの中には、「寄付は当たり前のものであり、かっこいいものでは無いという考えを広めたい」「寄付する側・される側が対等な立場で関わりあえるような関係を築きたい」という意見がありました。
今まで寄付はしてあげるものだと思っていた私にとって、この言葉はかなり印象的でした。寄付する側が一方的に支援するのでは無く、支援される側から手紙を貰うことで知らない文化や絆を感じられる。こんな繋がりのあり方を知って、より寄付を身近に感じることが出来ました。
最初、私は地球市民の会を推していました。
なぜなら、生死に影響が出るような、もっとも緊急性のあるNPOだと思ったからです。
しかし、その中で「身近なものから解決すべきだ」という意見が出てきました。
世界に目を向ける前に、日本の問題を。
NPOを選ぶ基準によって、支援したい先がことなってしまい、中々自分の意見をはっきり持つことが難しかったです。
私は、最終的にサンカクシャに投票しました。
その決め手となったのは、理由があって学校に来れなくなった同級生の存在など、共感できる部分が多かったというところです。
どのNPOに寄付するか、そんな正解のない問いに対し、最後に働いたのは「情」でした。
「共感」が大事なのではないかと共有する参加者
プログラムの共同実施や、学校での導入など
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