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社会貢献教育ジャーナル

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社会貢献に関する記事を日々更新しています!

社会貢献チャレンジ

「子どもたちによる子どもたちのためのLearning by Giving」に参加しました!



LbG経験者の中高生が主体となって企画運営した「子どもたちによる子どもたちのためのLbG」が2021年3月26日、27日の2日間にわたって開催されました。
北は北海道、南は岡山まで、全国の中高生有志29名が参加しました。
今回は、その中でも4名の学生の声をお届けしたいと思います!

子どもたちだからこそできること/せれん(都立練馬高校1年生)


今回のLbGでは、初めて会う人同士での活動だったので仲を深めるための自己紹介や話し合いを多く取り入れていました。
そのため、すぐ打ち解け合うことができスムーズに話し合いを進めることが出来ました。

一人一人が違う意見を持っているので話し合いで色々な意見が出ていて、運営側の私たちもハッとさせられる事が多くありました。

例えば、

①『どんな時に支援しようと思う?』
②『どんなことが分かれば安心して参加出来る?』
③『どんな基準で参加する団体を選ぶ?』


この3つの問について考え、話し合いをした時に同じ意見や異なる意見が出ていました。
そのような中で、自分には無い意見や視点に触れ、様々な事に気づかされました。

自分たちの力で/りんこ(都立国際高校1年生)

まず振り返って1番に思い出すのは、参加者の自主性の素晴らしさです。年齢も住んでる場所もバラバラ、その上初対面でこの取り組みをするのは、とても難しいことです。そんな中でも一人ひとりが積極的に行動したことは、とてもすごい事だと何度も感じました


自ら挙手し、自分の意見を発表する参加者


またその積極性はzoomだけではありません。全体での話し合いが終わったあと、各グループが翌日の発表のために話し合いを進めていました。全員で役割分担をし、情報を集め、素晴らしい発表を作り上げていたことに、驚いたのを覚えています。発表の際は聞き手もそれに応えるリアクションをし、発表しやすい空間を作り上げることができていたと思います。

寄付のあり方/ことの(日大鶴ケ丘高校1年生)


終わって最初に感じたのは「もの寂しさ」でした。最初は他人と話すことに抵抗を感じていたはずなのに、いつしか"もっと話したい"と感じている自分に気がつきました


今回のLbGで私が1番考えさせられたのは、寄付のあり方についてです。話し合い・インタビューの中には、「寄付は当たり前のものであり、かっこいいものでは無いという考えを広めたい」「寄付する側・される側が対等な立場で関わりあえるような関係を築きたい」という意見がありました。

今まで寄付はしてあげるものだと思っていた私にとって、この言葉はかなり印象的でした。寄付する側が一方的に支援するのでは無く、支援される側から手紙を貰うことで知らない文化や絆を感じられる。こんな繋がりのあり方を知って、より寄付を身近に感じることが出来ました。

最後に働いたのは情だった/ゆうか(都立日比谷高校1年生)

最初、私は地球市民の会を推していました。
なぜなら、生死に影響が出るような、もっとも緊急性のあるNPOだと思ったからです。

しかし、その中で「身近なものから解決すべきだ」という意見が出てきました。
世界に目を向ける前に、日本の問題を。


NPOを選ぶ基準によって、支援したい先がことなってしまい、中々自分の意見をはっきり持つことが難しかったです。


私は、最終的にサンカクシャに投票しました。
その決め手となったのは、理由があって学校に来れなくなった同級生の存在など、共感できる部分が多かったというところです。

どのNPOに寄付するか、そんな正解のない問いに対し、最後に働いたのは「情」でした。


「共感」が大事なのではないかと共有する参加者

おわりに

参加された皆さんは初対面ながらチームを組んでよくコミュニケーションを取りながた、オンライン中でも深い対話を行っていきました。
最後の寄付先のNPOをひとつ決めるという段階で、それぞれの意見に対して他の参加者が関心をもって傾聴したことが、4名の声からもおわかりになるかと思います。

今回参加された皆さんが、今後も様々な社会貢献にチャレンジすることを応援しております!
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