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今回は、高校3年生のさきこちゃんの取り組みについてお届けします。さきこちゃんは「子供たちによる子供たちのためのLbG」に参加し、その後も受講生が集まるコミュニティで、活動に積極的に取り組んでくれました。
子どもたちによる子供たちのLbGについてはこちら
コミュニティでは毎月末集まる機会を設定し、6月~9月までは、ゲストスピーカー講師をお招きして話す機会を設けていました。
受講生の子供たちが集まる、「社会貢献チャレンジ」の活動についてはこちら
そこで、もともと日本内にいる難民や、外国人労働者などに興味をもっていたさきこちゃんは、ゲストスピーカーの会をきっかけに、自分でインタビューをして、レポートのような形でまとめたいとの連絡をもらいました。
さきこちゃんは「難民の現状について、知ってもらい、自分のこととしてとらえられるようになってほしい」という思いが強くあったので、今回はインタビューなどを通してさきこちゃんが学んだこと、感じたことを動画としてまとめてくれています。
①難民問題について
・難民とは?
・難民の発生国について
・日本と難民
・「難民」と「移民」何が違う?
・他国と比べた日本の難民認定率
・なぜ難民を受け入れないのか?
・難民のために働く人々
②インタビュー(入管の現実)
・プロフィール
・今、大変なこと
・難民申請したときのこと
・入管場所の現実
・入管での扱いでショックを受けたこと
・どうして日本にやってきたのか?
③感想
・身近なところにも問題はあるんだ
・若い私たちにもできること
・参考文献
「どうすればもっと人に伝わるようになるんだろう?それを常に考えて作成しました。”現実”を知ってもらうために工夫する中で、自分の思いや、自分もなんとかしなきゃならない、行動しなきゃならないんだっていう気持ちが強くなりました。
イベントや実際に現場を訪れることは、大学生以上など制限があり、高校生じゃできないことが多いと感じていました。でも、自分から団体にアプローチして、調べて、自分のやりたいことを追求出来てとても楽しかったです。入管や難民についての事実は、メディアとかでも取り上げることができない部分が多くて、闇に包まれているという現状があります。だからこそ、私も本当に起こっている現実なんだということが実感できずにいました。でも、実際に話を聞くことで実感することができたし、向き合うことができました。
分からないと思ったこと、知りたいと思ったことがあったら、インターネットで調べて情報を集めるのも、もちろんいいけれど、自分から動いて、実際に見たり聞いたりすることがすごく大事なんだと気付けました。
今後は、高校を卒業すれば自由な時間が増えるので、もっとたくさん行動して、実際にいろいろな経験をしたいと思いました。今回の経験は、その気持ちをさらに強くするきっかけになりました。」
プログラムの共同実施や、学校での導入など
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