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社会貢献教育ジャーナル

特集やコラム、実践者へのインタビューなど
社会貢献に関する記事を日々更新しています!

社会貢献チャレンジ

学生たちの次の取り組みー社会貢献チャレンジオープンチャット夏休み企画


今年3月に行われた、「子供たちによる子供たちのための
Learning by Giving」に参加した生徒のその後のチャレンジです。
「子供たちによる子供たちのためのLearning by Giving」についてはこちら

「子供たちによる子供たちのためのLearning by Giving」に参加した生徒の有志で結成されたグループ「社会貢献チャレンジ」では、4月から毎月1回集い、それぞれの取り組みの共有や、ゲストスピーカー講師を招いた勉強会を実施しています!

社会貢献教育を受けた生徒たちが、連鎖して次々とアクションを起こしている様子をお伝えします!

中高生が企画した夏休み企画

8月は、夏休み企画として、学生が企画したゲストスピーカー会を実施しました!

今回は、AARジャパン【難民を助ける会】で昨年までは勤務され、現在はファンドレイジング協会で働いておられる松島拓さんをゲストスピーカーにお招きしました。

メンバーの生徒のリクエストがあり、今回は「難民問題」をテーマに取り上げました。

その生徒は独自に他団体にもインタビューをし、自分の学びや思いをまとめた動画をつくるというプロジェクトを進行中で、そちらの様子もこの後サイトで取り上げたいと思います!

松島さん自身は、当時、主に障害者・児、教育、コミュニティ開発といった分野の事業を担当しており、直接的に難民問題に現地でかかわったわけではありません。しかし、広い側面から難民問題を見るといった観点からも生徒にとって価値のある1時間になりました。

 

全部で2時間のうち、初めの1時間は学生参加者だけで、事前に理解を深める会を実施しました。企画チームの4人が、事前にプレゼンテーションを作成し、他の参加者たちに共有しながら全員で理解を深めました。




生徒作成のプレゼンテーション(一部)

その後、ゲストスピーカーの方を招いて講演&質問タイムを取りました。

生徒から出た質問と、ゲストスピーカーからの回答の一部はこちらです。

 

Q.ミャンマー特有の支援の難しさは特に何が挙げられますか?日本との違いは何ですか?

A.ミャンマーには100以上の民族がいると言われ、国境に近いほうは、何十年もミャンマー国軍と民族の武装組織が衝突しているところもあります。そのため、外国人の立ち入りが難しい地域もあります。また、多様な言語があるため、私の事務所でも日本語を含めると6つの言葉が使われており、コミュニケーションの難しさもあります。


一方で、日本はルールや制度が厳しく定められている部分が多く、コミュニティも希薄であるため、地域での活動はミャンマーのほうが柔軟に多くの人たちと取り組みやすいといった点もあります。

 

このように、生徒有志の事前準備などの影響もあり、ゲストスピーカーと対話を通しても理解を深めることができました。

 

生徒からの感想


ー私は、日本にいる難民について色々調べていて、興味があったので、今日もお話を聞けてとても参考になりました。

まず、森を切り開いて難民キャンプを作るくらい、多くの難民の方がいることに衝撃を受けました。本来の住む場所が守られていれば、そのように新しい場所を開拓する必要もないけれど、追われてきた人々のために大量の土地が必要とされているという問題もあるということを知れました。

また、ミャンマーには、正面から向き合って軍に対抗するという若者がいるということに驚きました。日本にいると自分が身の危険や命の危機を感じることは少ないから、同じ若者でも自分が当たり前ではないと気付きました。

難民の方々にとっては、さまざまな方からの支援を必要としています。日本にいる難民の方もそうですが、とても苦しい思いをしても一生懸命生きていらっしゃると思います。
支援団体の存在を知り、活動を知り、ボランティアに参加できるなら参加し、だれ一人残さない社会を目指して、今できることは何かを改めて考えることができました。


ミャンマーの若者たちは、私たちが当たり前に享受できている教育の機会や学生生活、心身の安全を求めています
でも、そのためには戦わなければいけないという危機感を持っている
ことを知り、学生参加者も同じ若者として色々と考えることがあったようです。そのうえで、自分たちにできることは「まず知ること、知ろうとする姿勢。」が大切だというゲストスピーカーの松島さんからのメッセージがとても響いたようです。

企画チームのメンバーは、事前にオンライン上で何度も集まり、企画のための資料作成やタイムテーブルづくりについて考えました。
2時間という限られた時間ではありましたが、ゲストスピーカー講演の後の質問タイムでは時間に収まりきらないほどたくさんの質問が出るなど、活発的な交流が行えました。

「社会貢献チャレンジ」のこれから

このように、「社会貢献チャレンジ」のグループでは、一度プログラムを受講した後も、学生たちが主体となって次のプロジェクトを考え、実行しています。

メンバーの中には、自主的に「難民問題」に興味を持ち、団体にインタビューのお願いをして記事を作成することを計画する子もいます。
その記事は後日こちらのポータルサイトに掲載予定です。是非ご覧ください!

このように、学生・教員の『社会貢献チャレンジ』グループは今後もメンバーの「やりたい!」を応援して、一緒に実現する場になっています。
今後のアクションにも注目です!

 

興味がありましたら、以下のフォームから相談・参加申し込みも可能です。「何か自分にできることはないかみつけたい!」「取り組んでみたいことがあるけどひとりじゃできない!」そんな風に思っている人は是非どうぞ!


 

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