• TOP

  • 社会貢献教育の事例

    社会貢献教育ポータルとは

  • 社会貢献教育の事例

    社会貢献教育の事例

    全国の実践者たちによる
    社会貢献教育の事例を紹介します。

  • 社会貢献教育ジャーナル

    社会貢献教育ジャーナル

    授業の動画や実践者インタビューなど、
    さまざまな特集コンテンツ。

  • 社会貢献教育の事例

    社会貢献教育を実践する

    • プログラムを知る

      プログラムを知る

    • シェア教材

      シェア教材

    • 実践者紹介

      実践者紹介

  • 社会貢献教育ポータルとは

    社会貢献教育ポータルとは

  • お知らせ

    お知らせ

  • お問い合わせ

    お問い合わせ

社会貢献教育ジャーナル

特集やコラム、実践者へのインタビューなど
社会貢献に関する記事を日々更新しています!

社会貢献チャレンジ

「自分を変えてくれた」JCEsの活動が“かけがえのないもの”になったワケ


約1年前、記事にしました、順天カンボジア教育支援活動(JCEs/ジェイシズ)の皆さんの活動の進捗状況とこれからについてです。

JCEsはカンボジアの小学校へ英語の教育支援を行っているグループです。英語の絵本を主とした教育物資を現地の小学校に送り、子どもたちがしっかりと教育を受けられるようにするため支援しています。

今日は、日々活動に取り組むJCEsの皆さんの活動や思いに迫ります。

 
前回記事はこちらから

制限があってもチャレンジし続けた2020年度

2020年度は、英語の絵本読み聞かせビデオプロジェクター支給の計画と英語の教育用手作りポスターの配布、それらを実施するための費用集めとしてクラウドファンディングを行いました。新型コロナウイルスの影響で学校の休校、イベントの制限などがあった中生徒の皆さんはどのように活動し、考えたのでしょうか。
今回は、以下のJCEsのメンバー6人にインタビューを行いました!

①小川さん 高校3年生 リーダー 漫画ポスター担当
②永田さん 高校3年生 広報担当 クラウドファンディングも兼任
③竹内君  高校3年生 動画担当
④金君   高校2年生 クラウドファンディング担当 
⑤加地さん 高校2年生 動画担当
⑥山口君  高校2年生 動画担当

①小川さん:まず、学生たちで作成した英語の手作りポスターを現地に送りました。子供たちが楽しく英語を学べるように、私たちがモデルになってポスターを手作りしました。現地の先生からの報告で、授業の中でしっかりとアレンジしてポスターが使用されていて、ただ教室の後ろに掲示してあるだけかなと思っていたので、子供たちが実際に使ってくれているところを見て、思わず泣きそうになりました。

制限があってもチャレンジし続けた2020年度

生徒作成のポスター

②永田さん:文化祭自体がコロナウイルスの影響でオンライン開催になっていろいろと計画が止まってしまいました。
じゃあどうすればいいだろうって考えて、クラウドファンディングを提案しました!その結果、最初は保護者対象に行っていたクラウドファンディングが、宣伝などを通して知らない人にも伝わりご寄付をいただくことができました。中には支援金のほかに、いらなくなった鉛筆などの文房具を送ってくださった方もいて、感激しました。

 
2020年11月3日に開始したクラウドファンディングの結果、112,400円の寄付金が集まりました。

        クラウドファンディングの様子 詳細はこちら

クラウドファンディングで集まった寄付金で購入したプロジェクターと絵本は、昨年2月に発送しましたが、新型コロナウイルスの影響でまだ現地に届いていない状況です。追跡を続けているそうなので、一刻も早く現地の子供たちに届くことを願っています。

全員が本気で取り組むコミュニティ

JCEsは小川さんがカンボジアに2週間のボランティア活動をしに行ったときに学び・感じたことをクラスに共有し、「カンボジアに図書館を立てること」を目標に結成されました。他の皆さんはどのようにしてこのグループへの参加を決めたのでしょうか。

②永田さん:私はもともと国際関係のことに興味があって、小川さんが「一緒にやってみない?」と声をかけてくれたので参加しました!

⑤加地さん:私はここまで大きなことをやる、っていうイメージがなかったんです。説明を聞いたときに確かにカンボジアなどの国際問題について知ってはいたけど詳しく触れる機会がなくてよく知りませんでした。

⑥山口君:僕は、国際協力については正直考えたことなかったんですけど、他の人と一緒に何かやることが好きで、このグループはそんな感じがしたから入りました。実際にみんなと協力してプロジェクトができることがすごく楽しいです!


このようにメンバーの参加のきっかけは様々でした。しかし、今はメンバー全員がカンボジアの教育支援について考え、本気で目標達成のために取り組んでいる姿が見えました。 

カンボジア支援の活動は、クラスでも、部活でも、趣味の活動でもない新たな生徒のコミュニティの場として形成されています。仲間同士で良い刺激を与えあいながら、彼らは成長してきました。

「自分を変えてくれた」かけがえのない体験

ーあなたにとってJCEsの活動はどんなものでしたか?

②永田さん:ただ興味を持っていただけだった国際協力について、実践的に取り組んで自分がどうしたいか、どんなことができるかということを考えるきっかけになったものでした。その意味で「自分を変えてくれた」ものですね。

①小川さん:「自分を変えてくれた」その通りだと思います。挑戦して、新しい自分に出会えたと感じます。仲間と同じ目標に向かって走ったこの活動は、高校生活の中でも一番の思い出になりました。

③竹内くん:仲間と話し合いをして、いろんな意見に触れて自分の視野が広がりました。多分みんなに出会ってなかったらこんなにいろいろ知れなかったんじゃないかな。高校生活の充実はJCEsがあったからこそです!

 

今後は、後輩の代へ引き継いで、活動を行うと話してくれました。
新型コロナウイルスの影響で見通しが立たず不安な点もありますが、先輩の思いを胸に、頑張っていきたいと後輩の生徒たちの熱い思いも見えました。メンバーも増え、他の英語探求の班と連携した活動を考案中など、パワーアップしたJCEsの活動はこれからも見逃せません。
学生作成のホームページもあるので、是非ご覧ください!

JCEsのみなさんが作成するホームページはこちら

「自分を変えてくれた」かけがえのない体験
一覧に戻る

プログラムの共同実施や、学校での導入など
協働をご希望の方へ

まずはお問い合わせください

関連事例
  • 【教員版LbG研修開催レポート!】夏の集合研修 Day1 〜「体感する」〜
    社会貢献チャレンジ

    【教員版LbG研修開催レポート!】夏の集合研修 Day1 〜「体感する」〜

    • 重要なお知らせ
    • Learning by Giving
  • 教員版Learning by Giving研修、2023年度もスタートしました!
    社会貢献チャレンジ

    教員版Learning by Giving研修、2023年度もスタートしました!

    • 重要なお知らせ
    • Learning by Giving
  • NYLC: A Leading Service-Learning Provider
    社会貢献チャレンジ

    NYLC: A Leading Service-Learning Provide...

    • 小学校
    • 学校外
    • 中学校
    • 高校
    • グローバル
    • NPO
    • 地域貢献
    • SDGs
  • NYLCに英語でインタビューしてみた!
    社会貢献チャレンジ

    NYLCに英語でインタビューしてみた!

    • 小学校
    • 学校外
    • 中学校
    • 高校
    • グローバル
    • NPO
    • 地域貢献
    • SDGs