“失敗”を見つめ、そこに何を見い出すか
日時 | 9.15(日)11:00〜12:10上級 | スピーカー |
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華々しい成功事例で彩られたファンドレイジング・日本の中に、ただ一つ「失敗」を共有するセッションがあります。挑戦した人間だけが知っている「失敗」の価値。失敗を見つめ、そこに何を見い出すか。成功事例の一般化よりもはるかに難しいこの試みを通してしか、たどり着けない本質があります。それを託された私たちは、何を感じ、そこから何を学ぶのか。一人ひとりが自分自身と対話する、そんなセッションを目指します。
竹井 智宏
株式会社MAKOTO 代表取締役
1974年生まれ。東北大学生命科学研究科博士課程卒。学生時代から仙台・東北の活性化に寄与したいと考え、様々な活動に従事。卒業後は、東北大学の産学官連携コーディネーター、企業でのマーケティングセールスを経て、2007年に東北イノベーションキャピタル(株)に転職。ベンチャー企業への投資および支援に従事。震災後の2011年7月に(一社)MAKOTOを設立し、東北の起業家・経営者の支援を開始。会社経営に失敗した経験をもつ経営者を貴重な人材資源ととらえ、再挑戦を支援する『福活ファンド』(再チャレンジ特化型ファンド)を創設。米国カウフマン財団のカウフマンフェローに選出。世界の若手起業家約12,000人でつくる「EO(アントレプレナーズ・オーガニゼーション)」の東北支部「EO東北」の立上げにも尽力。2015年、日本ベンチャーキャピタル協会より「地方創生賞」を受賞。2016年、日本財団より、日本で10人の「ソーシャルイノベーター」に選出。2017年Forbesより、日本を元気にする88人に選出。東北大学特任准教授(客員)。
長島 美紀
一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 業務執行理事
大学で研究活動の傍らNGOに関わったのをきっかけに、これまでさまざまなNGOや財団の広報・キャンペーン業務を経験。理事を務める認定NPO法人Malaria No More Japanでは「ZEROマラリア2030キャンペーン」を運営してきた。2016年からは、歌手マドンナのパーソナルシェフを通算10年間務めたの西邨マユミの日本でのエージェントとして、食と健康と環境に配慮した活動を自身の会社でも展開。SDGs市民社会ネットワークでは、SDGs達成に向けた政策提言活動やSDGsの広報・普及啓発活動等に携わる。認定NPO法人Malaria No More Japan 理事、合同会社ながしま笑会代表、政治学博士
浅井 美絵(ファシリテーター)
フリーランスファンドレイザー
北海道札幌市生まれ。同志社大学神学部卒。大学卒業後、国際交流NGOピースボートに所属し、国境を越えた平和な世界作りを目指す現場を経験。その後、一般企業において人材マネージメント、組織内における業務プロセス管理等のキャリアを経る。NPO組織の経営的な課題解決に挑戦するためNPO業界へ戻り、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウにて実務マネージメントとファンドレイジングを担当する。ファンドレイジングの重要性と可能性を感じ、2015年2月よりフリーランスとして独立。NPO等の組織運営・ファンドレイジングアドバイス、人材育成トレーニングを行う。
NPO経営の本質
日本を代表するNPOの事務局長によるNPO経営“リアルな話”
失敗の本質
“失敗”を見つめ、そこに何を見い出すか
ファンドレイジングにおける倫理的課題とその対処法
医療・福祉の事例から考えるファンドレイザーのジレンマ
「寄付してよかった!」体験を生み出すファンドレイザーの本質
今再び考える、寄付者をも幸せにするファンドレイザーという存在
これからの伴走支援の可能性
人と組織の成長を、社会の成長に