【Learning by Giving実施事例】真和高校（熊本）のみなさん｜事例

日本ファンドレイジング協会

【Learning by Giving実施事例】真和高校（熊本）のみなさん

九州・沖縄高校（普通科）私立お金の使い方 NPO Learning by Giving

はじめに

2021年3月22日〜23日に、熊本県にある真和高校にて高校１・２年生の有志４０名を対象に「寄付先を子どもたちに託すプロジェクト（Learning by Giving）」が実施されました。
総合的な学習の時間でグローバルリーダーシップを受講した高校1・2年生を中心に有志40名、2日間でLearning by Givingが実施されました！

プログラムについて

真和高校では、Global Leader Courseという、LｂGのような社会貢献で学ぶ授業をこれまで展開してきました。受講生徒たちは、NPO・寄付について学びながら、文化祭で寄付を募りそれを自分たちで選んだ1つのNPOに寄付してきましたが、コロナ禍で文化祭が中止となり、寄付先のNPOの選定まで出来ていたのですが、最終的に寄付できなかったのです。

そこで、今回はLbGのご寄付をその原資に充ててもらおうと、プログラムを作りました！

Global Leader Courseを受講した生徒が、受講しなかった生徒に内容を伝えながら、寄付先を決めるという内容でカリキュラムを組んでいます。

以下、プログラムの詳細です。

プログラムの詳細

狙い、目標	Global Leader Course （LbGのような社会貢献で学ぶ授業）を受講した生徒が、受講しなかった生徒に内容を伝えながら、寄付先を決め寄付をする。
対象人数	46人
対象学年	高校1年生総合A（Road to Global Leaders)受講者有志希望者1年生および2年生
期間	2021年3月22日・23日

プログラムの全貌

1時限目：イントロダクション	プログラムの流れやねらいの説明と、「社会に貢献するワークショップを実施しました。
2時限目：学びの共有	Road to Global Leaders受講者により、学びの共有を行いました。
3時限目：NPOの提示とグループ分け	NPOを4つに絞り、グループに分かれました。【支援先NPO候補】 NPO法人ブルーサークル2050（医療分野）認定NPO法人カタリバ（子供・若者分野） NPO法人くまもと支援の会（路上生活者支援分野） NPO法人菊池公園歴史の森（環境分野）
4時限目：グループ活動	グループでの調べ作業を行いました。
5時限目：NPOとの対話・グループ発表・評価	NPOと対話を行い、グループごとの発表を実施しました。その後、評価基準を作り、各NPOを評価しました。【NPOの評価基準】 ①将来性（寄付金活用有効性と目標達成可能性） ②個人にどれだけ親身になっているか ③活動の活発性（プログラムの種類や数） ④活動頻度（直接、情報発信） ⑤お金の使い方が明確 ⑥目に見える実績
6時限目：寄付先の決定	NPO法人菊池公園歴史の森に30万円の寄付をすることに決まりました！理由：30万円のインパクトを考えて、私たちの寄付がより活きる支援を考えた結果、熊本のために活動してくれていてコロナ禍の影響を最も受けている、菊池公園歴史の森に寄付することに決めました。

まとめ

授業で十分にできなかったことを、Learning by Givingのプログラムと組み合わせて実施できたことが大変すばらしいですね！

今回の学びが、生徒の皆さんの次の一歩につながることを期待します！

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