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事例

これまでに全国49地域、120校以上の学校で
社会貢献教育のプログラムが実施されました

日本ファンドレイジング協会

「寄付の教室」in 高知

開催までの経緯

数年前から高知県内ではファンドレイザー有資格者が定期的な勉強会、交流会を開催していました。そんな中、今年6月の集まりの中で「寄付の教室」および「社会貢献教育ファシリテーター養成講座」開催の話が出て、そこから日本ファンドレイジング協会と一緒に、秋の開催に向けて検討を始めました。

開催の実現にあたっては、資金面、人的面において、県内NPOの中間支援組織である「NPO高知市民会議」の協力を得たこともひとつのポイントとなりました。

地方開催における課題

今回の開催で、できるだけ多くの方に「寄付の教室」を体験してもらうことと、一人でも多くの「社会貢献教育ファシリテーター」を養成するために、最終的に以下のようなプログラムとしました。

1日目 午前 「寄付の教室」(一回目)開講
午後 「社会貢献教育ファシリテーター養成講座」開講
2日目 午前 「寄付の教室」(二回目)開講
午後 「寄付の教室」(三回目)開講
地方開催における課題

県内では「寄付の教室」というプログラムを知る人は少なく、初めはボランティア部がある高校、中学校を一校ずつ訪問して企画の説明する地道な作業をしました。また人口の少ない地方で参加者を集める課題については、県民へ「寄付の教室」を周知する機会として、あえて対象者を限定せず広く募る回を設けることで、広報に高知市役所をはじめ幅広い団体の協力を得ることで解決しました。

開催の様子

〈一日目〉

午後は、高知市内にある土佐塾中学校で2年生対象に「寄付の教室」を開催しました。当日は県内への周知と、今後の広報活動に活用することも考えて、事前に地元メディア(高知新聞社)に取材協力を依頼しました

開催の様子
寄付の教室(11月22日)

夜は、「社会貢献教育ファシリテーター研修」を開催しました。その際に午後の「寄付の教室」に参加した、メインファシリテーター、オブザーブの方にも参加していただき、振り返りをしてもらうことで、「寄付の教室」の雰囲気と、明日以降、メインファシリテーター、オブザーブ参加する際の対策を受講者全員で行うことができました。

社会貢献教育ファシリテーター養成講座

〈二日目〉

午前10時からのクラスは、県内のボランティア部員など寄付に興味のある中高生と教員限定のクラスとしました。

寄付の教室(11月23日午前)

参加した中高生と教員たちと

午後2時からは、小学生、高校生、大学生、社会人など、参加者を限定しないクラスとして開催しました。ちなみに、この回では、四国内からのオブザーブ参加も受け入れることができました。

寄付の教室(11月23日午後)
寄付の教室(11月23日午後)
参加者と最後に集合写真
今後の活動について

今後も、NPO高知市民会議の正式なプロジェクトとして、今回と同じような「寄付の教室」と「社会貢献教育ファシリテーター」を合わせたイベント開催を予定しています。このことで、高知県内で継続して、社会貢献教育ファシリテーターの養成と、寄付について県民に伝える仕組みができたのではないかと思います。今後は、有資格者の活躍の場を作ること、地域の寄付文化の発展につなげていくことを課題として取り組んでいきたいです。

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