これまでに全国49地域、120校以上の学校で
社会貢献教育のプログラムが実施されました
左から島津先生、古谷さん、赤木さん、淺井さん、小島さん
プロジェクトの概要について
ねらい、目標 |
都内にありながら人口減少の課題を抱える八 王子をフィールドに、学校外の異なる立場の集団との協働による学びを通して、知識や技 能を地域課題の発見や解決のために活用し、適切な行動を選択できる力を高める。 |
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対象人数 |
640人 |
対象学年 |
1年次から3年次まで |
学科 | 普通科 |
単元 | 総合的な探究の時間(1年) 課題探究(2年・3年) |
期間 |
1年次~2年次(希望者は3年次も) |
授業計画 |
<1年次>探究基礎 |
使用した教材、協力団体・企業など |
大学・企業・八王子市役所・地元農家などとの連携多数 |
上記の画像は古谷さんが自主夜間中学について自らの意見をまとめるために作ったプロットシートです。古谷さんの思考回路を整理して図示したマインドマップをはじめ、自主夜間学校の知名度向上の方法、経済的負担の軽減方法が分かりやすくまとまっています。
同校ではクラスメイトや探究の最中も協働することも大切にしています。特に、「他人に質問をする、他人に質問をされる」ということは取材中にも強調されていました。週1回ある探究の授業では、生徒たちは自らの探究を各々進めるのではなく、クラスメイトなどと互いの成果についてフィードバックしあうという事を行っています。
探究報告会でも同様のことが見られます。自身の探究を発表することはもちろん大事ですが、八王子東高校では他人の発表に積極的に質問をすることも重要視されています。生徒さんへのインタビューでも発表することよりも質問をすることの方が難しい話もありました。そのため、生徒は自分で知識を集めるようになり、2年次以降には「質問がしやすくなった」と言う声を聞かれました。
以上、八王子東高校での探究活動の取材でした!体系的なカリキュラムが成立しながらも、各生徒の興味を多角的な視点でとことん探究できる非常に有意義なプログラムになっています。ここで学んだ事を活かして卒業後にはさらに深く自分の興味を探究してほしいですね!
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