これまでに全国49地域、120校以上の学校で
社会貢献教育のプログラムが実施されました
国際協力や社会貢献(ボランティア・寄付)に関する様々な知見と理解を深め、現代社会が抱える課題について把握し更に活用できるようになることを目的として実施。1学期は国際協力について、2~3学期は、社会貢献全体について学びを深め、最終的に選考したNPOに法人寄付を原資とした寄付を提供する。
2019年度の講座「国際協力と社会貢献」は、株式会社ロバート・ウォルターズ・ジャパン(以下、RW社)からの資金提供を受けて実施した。1学期にODAやJICAの役割、国際協力系NGOを通して国際協力について学びを深め、2学期・3学期は、ファンドレイジングやふるさと納税といった様々なテーマをゲスト講義においてふかぼりし、「高校生ならではのNPO評価基準」を作成した。
ゲスト講師への講師料、寄付先決定団体への寄付金などはRW社からの資金を活用した。また、全体のアレンジメントは認定NPO法人日本ファンドレイジング協会に、寄付先候補3団体についてはコモンズ投信株式会社に協力をいただいた。
講座の設定目的は、表1にあるように国際協力と社会貢献について、考えを深め、自身の言葉でその意義や評価について述べることができるようになるというものであり、そのため講座の進め方については、資料の読み込みとアイディアの共有をくりかえし、ダイアログを中心にして深めていくというワークショップ形式となっている。