SESSION
9.5(土)16:30~17:30
「贈与」が生み出すオルタナティブな社会のあり方
資本主義の「すきま」を埋めるための新仮説
社会変革推進財団連携セッション
近内 悠太/西山 直隆/古市 奏文
従来型の資本主義経済や限りない成長を前提としたビジネスに限界が見える中で、オルタナティブな社会を捉えるためのキーワードとしての「贈与」について注目し、理論と実践の紹介を通じて、解説するセッションです。

対象者

・既存の資本主義経済を超えて、オルタナティブな社会、経済のあり方について考えたい方
・「贈与」(非経済的な価値の交換)というテーマについて知りたい方
・「贈与」に関わる事業やビジネスの実例や取り組みについて知りたい方

スピーカー紹介

  • 近内 悠太

    教育者、哲学研究者

    1985年神奈川県生まれ。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。 リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。教養と哲学を教育の現場から立ち上げ、学問分野を越境する「知のマッシュアップ」を実践している。

  • 西山 直隆

    一般社団法人giv 代表理事

    1985年生まれ。米国公認会計士の資格を取得後、グローバルコンサルティングファームにて、ベンチャー企業の成長支援に従事。2016年よりアジア拠点立ち上げのためシンガポールに拠点を移す。渡航した国は30数か国。海外での多様な価値観に触れる中で、日本が古来持つ”和、生きがい”の考え方の重要性に気づく。金銭的豊かさだけではなく、精神的豊かさが得られる社会の在り方を研究・実践するため、2019年に帰国し一般社団法人givを設立。一人ひとりの「好き」なことを贈りあう(ギブ)ことで、“感謝する””感謝される”機会を生み出し、多様性を楽しめる豊かな社会をつくるために挑戦中。人と企業の「得意」を繋ぐグローバル事業(Tech Japan)も経営。

  • 古市 奏文

    一般財団法人社会変革推進財団 インパクト・オフィサー ハルキゲニアラボ プロジェクトリーダー

    1985年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。ソニー・コンピュータエンタテイメントにて製品開発、PwCにて戦略コンサル・M&Aアドバイザリーの経験を積む。その後ミクシィCVCのアイ・マーキュリーキャピタルや独立系VC Scrum Venturesにてベンチャー投資に従事。2018年より現職にてソーシャル領域のキャピタリストとして活動。日本最大の社会的インパクト投資ファンド「日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合(通称:はたらくFUND)」の立ち上げや、株式会社アドレスへの出資を担当。直近では、新しい資源循環の仕組みづくりを研究開発するシードアクセラレータープログラム「ハルキゲニアラボ」のプロジェクトリーダーを務める。

お申し込みは終了しました

他のセッション

  • 白井 智子/渋澤 健/奥田 知志/鵜尾 雅隆/坂之上 洋子

    9.5(土) 13:00~14:30

    FRJ2020オープニングセッション|コロナを超えて

    NPO・ファンドレイジングのニューノーマル

    白井 智子/渋澤 健/奥田 知志/鵜尾 雅隆

    坂之上 洋子

  • 佐藤 大吾/米良 はるか/田代	桂子/深尾 昌峰/鵜尾 雅隆

    9.5(土) 15:00~16:00

    寄付・投融資の価値観の変容を捉える

    今、社会のお金の流れにどんな変化が起きているのか

    佐藤 大吾/米良 はるか/田代 桂子/深尾 昌峰

    鵜尾 雅隆

シェア ツイート

FRJ2020オンラインについてのお知らせや、
最新情報はこちらから!

FRJ2020に関するお知らせ

mail