【from Me企業導入】丸井グループが目指す”すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブな社会の実現へーfrom Meで関係人口を増やし、チームビルディングへつなげていく”
丸井グループとして「from Me」を導入いただき7ヶ月経ちました。企業として「from Me」を導入されたことへの率直なお話を改めて伺いました。
カードの内容などはこちらで紹介されています。
◆記事【丸井グループ】自社の取り組み事例浸透、社会課題への行動促進などを目的として導入~株式会社 丸井グループ
https://jfra.jp/fromme/info/case/temp_info_230914.html
株式会社丸井グループ総務部総務課 山田奈々子様に、カードゲーム「from Me」ディレクター 小針丈幸が改めて、導入の目的、内容、効果について、より詳しくお伺いしました。
カードゲーム「from Me」ディレクター 小針丈幸(以下、「from Me」小針):from Meを導入することにした想い・背景を教えていただけますか?
株式会社丸井グループ総務部総務課 山田奈々子様(以下:山田様):当社はビジネスを通じて利益と社会課題の二項対立を乗り越えていくというものを目標にしているので、from Meの取り組まれていた、経済的利益だけでなく、社会課題解決や寄付を行うことで、ウェルビーイングに繋がる点に共感させていただき、実際にお声がけさせていただきました。
「from Me」小針:from Meを選定いただいた理由もありますか? 実際に他のカードゲームもご検討いただいていたのでしょうか?
山田様:はい、他のカードゲームも何社も検討して迷いました。なので、何社かあたってfrom Meを実際に体験し、一番これがよかったねとなって選ばせていただきました。
最初はオリジナルカードはなしで、普通にデフォルトで開催しようと思ってましたが、「これは是非、オリジナルカードでやりたい!」と思いご相談させていただきました。
「from Me」小針:fromMe自身、オリジナルカードの構想は元々あったのですが、これを形にしてくださったのが丸井グループ様でした。実際にニーズがあるかどうかと思っていたところで・・後押ししてくださったと思うほどです。
山田様:潜在的にニーズはあると思いますよ。
顕在化していないだけで、サステナビリティとかウェルビーイングとかは目に見えないもので伝わりにくいものなので、自分の現況と結びつかないとの声が挙がっていたので、それを体験してもらえば自分事ができるかもしれないということで、今回オリジナルカードにしてもらいました。
座学でサステナビリティとかウェルビーイングの研修をいくらやってもなかなか響かないので、これを言語を通じて「学び+楽しさ」が加わると、すごく自分事化するということにつながりました。
「from Me」小針:今回の参加人数やアンケートの結果もとてもよかったですよね。
山田様:とっても良かったです。当社は、もともと手上げの文化のようなものがあり、自分がやりたい研修や講座などを学べる文化が備わってるのですが、その中でもたくさんの応募がきました。
150名の定員のところ450名くらい応募があり、まさに嬉しい悲鳴でした。
「from Me」小針:実施した効果と感想を率直に教えていただけますか?
山田様:オリジナルバージョンを作ったというのがやっぱり、成果として大きかったです。
デフォルトでも、すごく満足度高かったと思うのですが、より自分たちの現業がどういう形の社会課題解決につながっているとか、その背景がオリジナルカードにしたことで理解度と共感度が進んだのかなと思います。
あと、面白かったのは最初は自分の利益ばかりを追ってすごく視野が狭いのですが、そのうちやっぱりこれいいよあれいいよってみんなが相談し合うようになっていました。
実はfrom Meの中で会場に集まった全員がほとんど違う部署の人たちばかりで、知らない人同士。終わり頃には、すごく仲良くなって帰っていく姿をみて、当社のチームビルディング効果がものすごくあったというイメージがあります。
さらに、その日の社食のTFTメニュー※が完売しました。
TFTメニュー※だと知らずに食べている社の社員もいましたが、改めて聞いてみると当日の社食のTFTメニューが完売したと、即効果が出ていました。
※先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られる TABLE FOR TWO(=TFT)プログラム
「from Me」小針:実施までに心配事などはありましたか?
山田様:結構タイトなスケジュールでした。実は当社は、すごく監修が厳しいのが現状です。
各当該部署に全部監査を通さなきゃいけなかったのですが、そこをみんなの熱い思いで進められたというところで最終的にはプロジェクトメンバーを各社全体が後押ししてもらってくれたみたいなところがとてもありました。
取り組みを進めていく流れで、協力者が増えていったっていうところでした。
「from Me」小針:印象的なシーンや出来事はありますか?
山田様:これまで、インプット型の研修は多かったが、アウトプット型にしたことがよかったですね。実は、今のこのプロジェクトメンバーの2割がこのイベントに参加した方になります。
自分がアンバサダーとして次は誰かに伝えたくなるみたいなところに繋がりました。
それも一歩の行動変容だと思っていて、すごくいいイベントだから私も伝えたいという気持ちになったのかなって思いますね。そこはすごく印象的でした。
「from Me」小針:今後、実施していくタイミングや計画はありますか?
山田様:福祉会の1つのコンテンツや、お客様参加型でも考えています。
(マルイグループ福祉会(以下「福祉会」)は、福祉会会員の自助および互助の精神に基づき、会員とその家族の経済的精神的安定と成長をめざすための組織と、マルイグループ全社の労働組合がある)。
「from Me」小針:最後に、form Meを検討される方へのメッセージはありますか?
山田様:from Meは、自社の取り組みを自分事化するのに、とても効果的なツールです。まずは、どんなことがしたいのかをfrom Me事務局の方へご相談されるのがよいと思います。
丸井グループでは、共創のエコシステムという考え方があり、何かをやりたいと思ったときに、そこに同じ想いをもって携わってくれる関係人口を増やすことで、実現への推進に繋がっていくと思っています。今回は、当社の伝えたい想いをfrom Me様と一緒に取り組めたことは、大きな一歩になったと思います。
※参考「丸井グループの めざす姿 共創のエコシステム」
https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/pdf/i_report/2020/i_report2020_8.pdf
「from Me」小針:本日はお忙しい中、ありがとうございました! 今後も様々な形で連携させていただければ幸いです。
■事務局より
私たちは、今後も「from Me」を皆様の組織が直面している課題の解決に役立てていただきたいと考えています。皆様の要望に合わせたカスタマイズにも、可能な限り対応いたします。「from Me」にご興味をお持ちであれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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