支援者や関心層の「視点」を変える『まなざしのデザイン』
物事の意味や価値の転換をうながす仕掛け
日時
2月15日(日) 11:20~12:40場所
106
- コミュニケーション
社会の課題をストレートに伝えて理解を求めるのとは別の手法で、「気づき」をもたらす「まなざしのデザイン」。花村さんが提唱し、各地で注目を集めている「まなざしのデザイン」は、ファンドレイザーにとっても支援者や関心層との関係構築をする上で大きな学びと気づきを得られることでしょう。今見ている風景を違ったものに変えるためにどのようにして人々のまなざしをデザインすればよいのか、世界最大規模の空間環境系デザインアワードの『DSA Design Award 2012』で大賞と日本経済新聞社賞を同時受賞した講師自身の実践をご紹介しながらお話いただきます。

講師花村 周寛
ランドスケープアーティスト/大阪府立大学21世紀科学研究機構 准教授(観光産業戦略研究所)/俳優/一般社団法人ブリコラージュ・ファウンデーション 代表理事
ランドスケープデザインをベースにした「風景異化論」の研究と実践として様々な場所での芸術実践を行う。領域横断的な芸術活動の社会化として一般社団法人を立ち上げ、既存の資源を編集し本質的な価値の創造と共有を目指す活動を行っている。急性期病院入院病棟の光庭にて継続的に行っている「霧はれて光きたる春」というインスタレーションは世界最大規模の空間環境系デザインアワードの『DSA Design Award 2012』で大賞を受賞、日本経済新聞社賞も同時受賞した。