FORUM JAPAN 2023
日本ファンドレイジング協会は、ベンチャーフィランソロピー・インパクト投資に関わる600以上のメンバーから構成され、アジアにおいてインパクト創出に向けた資金循環のエコシステムの構築に取り組む「AVPN(AsianVenture Philanthropy Network)」の日本代表パートナーを担っています。
2023年12月1日(金)に、ホテル雅叙園東京にて「Social Investment Forum 2023」を開催いたします。本フォーラムでは、インパクト投資やベンチャーフィランソロピーなどに携わる方々を対象としており、高齢化社会、健康の公平性、ジェンダー、そしてインパクトを次の段階へと加速させる新たな資金提供の形など、社会的投資にまつわる知識とベストプラクティスを共有し、議論を深めます。
日本・アジアにおけるインパクト投資やベンチャーフィランソロピーの最新動向とネットワーキングにご関心のある方のご参加をお待ちしております。なお、本フォーラムは、日本財団がAVPNとパートナーシップを組んで主催し、2023年12月1日にホテル雅叙園東京で同日開催される「Asia Philanthropy Congress2023」と併催されます。
日本・アジアにおける社会的投資市場のキーパーソンの動向や最先端のケーススタディを発信し、新たな知見の獲得と協働の可能性を探るセッションが開催されます。
助成や投資などによる資金提供を通じて社会課題の解決を志向する方を対象とします。金融機関、財団、プライベート・エクイティ、ベンチャーキャピタル、インパクト・インベスター、ファミリー・オフィス、企業CVC、企業CSR、アセット・マネジメント・ファーム、自治体、中間支援・アクセレーターなど
※上記の対象外と判断し得る場合、お申込みをお断りさせていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 / コモンズ投信株式会社 取締役会長 / 株式会社&Capital 代表取締役CEO
2001年シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。07年コモンズ株式会社(現コモンズ投信株式会社)を創業し、翌年、取締役会長に就任。21年にブランズウィック・グループのシニアアドバイザー、22年ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)議長の特別顧問およびIFVI理事、23年アフリカ向けインパクトファンド株式会社&Capitalを創業し、代表取締役CEOに就任。経済同友会グローバルサウス・アフリカ委員会委員長、岸田政権「新しい資本主義実現会議」等、多数の政府系委員会の委員。UNDP(国連開発計画)SDG Impact Steering Group委員、東京大学総長室アドバイザー。
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Adelle Odelia Tanuri
Secretary General, YCAB Foundation
Adelle graduated from UC Berkeley in 2019 with a double major in Economics and Development Studies. She also spent time in the University of Geneva, Switzerland, where she gained expertise in Business Innovation for Social Responsibility. She was born and raised in Jakarta, Indonesia – a city that opened her eyes to the reality of social inequality. This upbringing coupled with her early involvement in setting up the microfinance program of YCAB Foundation, fueled her passion to create opportunities for all especially through education and youth empowerment. Her passion to catalyze positive change through collaboration across society is reflected in her cross-sectoral and global work experiences in the private, public, and nonprofit sector. In the governmental level, she has worked as an economic research analyst in The Executive Office of the President of Indonesia where she was involved in the evaluation of the infrastructure development in Kalimantan (Borneo). In the social sector, she was an operations and impact assessment intern in an impact investing firm in San Francisco called Just Business and also a grant operations intern in a nonprofit called the Green Light Fund. In those experiences, she was responsible to conduct due diligences on potential investees and helped streamline the investment process. In the private sector, she has had work experience in the United Kingdom as a partnership activation intern in Manchester United. In 2018, Adelle co-founded Spark USA. Spark is a social impact organization that aims to inspire youths to leverage their careers to solve complex social and environmental issues in order to create a generation of purpose-driven and impactful leaders. To date, Spark has reached hundreds of undergraduates and grad students alike through events and conferences. Currently, Adelle is a Strategic Partnerships Fellow for Wikimedia Foundation (Wikipedia), focusing specifically on creating partnerships in South East Asia with multiple stakeholders in order to democratize and give access to free knowledge for all. At the same time, she devotes her time to serve YCAB Foundation remotely.
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小崎 亜依子
一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所 リサーチフェロー
サステナブルファイナンスの専門家として、2020年から2022年まで金融庁に勤務し、サステナブルファイナンス専門チームの立ち上げや各種政策の策定支援に携わる。金融庁在籍時には「スタートアップエコシステムのジェンダー・ダイバーシティ課題解決に向けた提案」をまとめて公表。ESG投資のプロフェッショナルとして、日本総合研究所において、金融機関のESG投資戦略や商品開発を8年ほど支援。また、スタートアップ企業において、ジェンダー・ダイバーシティや新しい働き方に関する事業開発に従事しながら、女性を中心とした100名以上のキャリア開発支援を行うなど、サステナビリティ領域での幅広い経験を有する。
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矢田 明子
コミュニティナースカンパニー株式会社 代表取締役
島根県出雲市出身。父の死をきっかけにコミュニティナースのあり方を着想。2014年島根大学医学部看護学科を卒業後、自身でコミュニティナースの活動を拡大。2016年5月より「コミュニティナースプロジェクト」でコミュニティナーシングの担い手の育成をスタート。2017年にCommunity Nurse Company株式会社を設立。コミュニティナースの社会実装を本格化させる。2019年2月『コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師』が木楽舎より刊行。2020年 一般社団法人Community Nurse Laboratory 創業し、学生への普及啓蒙を開始。2021年には厚生労働省「重層的支援体制整備事業(参加支援事業)」調査事業有識者委員をつとめる。2022年第10回アジア太平洋高齢者ケア・イノベーションアワード HOME CARE FOR AGEING-IN-PLACE部門グランプリを受賞。
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Boon Heong Ng
Chief Executive Officer, Temasek Foundation
2020年にTemasek財団に参加。Temasek財団では、シンガポール内外の地域社会の課題分野を特定し、その解決策を試験的に実施するプログラムを率先し、地球、人々、平和、進歩のためにインパクトを与えることを目指している。CEO就任前は、同財団のサステナビリティとコミュニティ・スチュワードシップの両チームの立ち上げに先駆的に尽力し、コミュニティファンドの展開戦略の策定に関わった。2022年にはTemasek Trustの副CEOも務めた。
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Hossain Zillur Rahman
Chairperson, BRAC Governing Body
経済学者であり、社会思想家でもあるホサイン・ジルール・ラーマン博士は、BRAC運営委員長であり、バングラデシュを代表する政策発言者である。議長であり、バングラデシュにおける政策提言の第一人者。ダッカを拠点とするシンクタンクPower and Participation Research Centre (PPRC)を設立。2008年バングラデシュ暫定政府の教育・商業担当顧問。それ以前はバングラデシュ政府の貧困削減戦略の起草に携わる(2004年)。また、独立南アジア貧困緩和委員会(2003-2006年)のメンバーでもあった。(2003-2006). バングラデシュ・ダッカ大学経済学修士。政治社会学博士。
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糸岡 栄博
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ Japan Community Impact シニアマネージャー
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループにて、コミュニティ・インパクト・プログラムの責任者として、従業員ボランティアの参加促進、災害支援、そして非営利団体との社会貢献プログラムなどを担当。現在、グローバル戦略を日本に取り入れる体制を構築している。ジョンソン・エンド・ジョンソンに入社する前は、日本の大手臨床試験会社でESGマネージャーとして、また国際的な製薬会社でサステナビリティ広報に従事しており、CSRおよびサステナビリティ広報において豊富な経験を有している。 大阪出身で、現在は東京に居住。希少疾患を有する第二子の誕生を機に難病患者の支援にも取り組み、2014年以来、軟骨異形成症の患者のための支援グループである「GLORY TO ACHONDROPLASIA」の代表を務めている。
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鈴木 絵里子
Kind Capital 代表取締役 / Tokyo Women in VC 理事
サステナビリティやウェルビーイング領域などへのエンジェル・ベンチャー投資家、コンサルタント兼ウェルビーイング・コーチ。他、複数社の社外取締役を務め、TokyoWomeninVC理事も務める。日本初ESG重視型ベンチャーキャピタルMPower Partnersの創業にマネージング・ディレクターとして参画し、他複数のVCを率いてきた。 モルガン・スタンレーの投資銀行部門にてキャリアを開始し、グローバルM&AやIPO業務に従事。後に米国のドローンベンチャーの日本法人を立ち上げ日本代表に。 著書『これからは、生き方が働き方になっていく』(2018年4月、大和書房)。訳書『ミッション・エコノミー:国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』(2021年12月、NewsPicksパブリッシング)。
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中村 香織
東京都 スタートアップ・国際金融都市戦略室 戦略推進部 国際金融都市担当課長
2006年金融庁入庁。東京証券取引所への出向、金融庁の人事・組織風土改革、保険業の監督等を経て、2020年より国際金融センターとしての日本の地位確立に向けた政策立案などを担当。2022年7月より東京都に出向し、「国際金融都市・東京」構想2.0に掲げられた施策のうち、インパクト投資や再生可能エネルギー導入を促進するための官民連携ファンド、グリーンボンドの発行や都内企業のサステナビリティ経営を推進する補助金事業等のグリーンファイナンスの推進(Tokyo Green Finance Initiative(TGFI))、都民の金融リテラシー向上を担当。
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エリクセン 恵
AVPN 日本マネージャー
大手新聞社の生涯教育事業に携わった後、2007年に渡米。School for International Trainingにて国際教育学修士を取得。米国にて国際NGOや大学機関に勤めた後、シアトルのNPO法人iLEAPにてソーシャルリーダー育成事業を統括、企業や財団との連携で若者育成事業を数多く実施。 米国CTIにて認定プロコーチ資格CPCC取得。日本での社会変革に携わるため、15年間の在米期間を経て2022年に帰国。現在iLEAP Vice President of Programs、日本ファンドレイジング協会・社会的インパクトセンタープログラムディレクター、AVPN日本マネージャー。
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末吉 光太郎
株式会社みずほフイナンシヤルグループ サステナブルビジネス部 副部長
みずほ銀行入行後、大企業法人営業、国際業務・国内法人業務企画部門等を経て2018年より法人向け銀行ビジネスのデジタル化、ならびに自ら立ち上げたSDGsビジネスデスクを率いて、社会課題解決型ビジネス開発・支援とインパクト投融資を推進中。2021年より法人向けサステナブルビジネス企画を担当、2022年より現職。GSG国内諮問委員会委員、インパクト志向金融宣言運営委員。
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澤目 梢
フィッシュファミリー財団 JWLI Ecosystem 代表
ジェンダーや女性のリーダーシップの分野において20年以上の経験を持ち、特に日米におけるフィランソロピー、非営利セクター、女性の起業に力を入れている。現在は、フィッシュファミリー財団のJWLIエコシステム代表として、日本の女性リーダー育成を目的とし、特に非営利団体幹部や社会起業家の支援を行う。フィッシュファミリー財団は、1999年にラリー・フィッシュ、厚子・東光・フィッシュ夫妻により米国ボストン市で設立された。また同財団は、AVPN会員であり、アジアジェンダーネットワークの創設メンバーでもある。前職では、DV被害者を支援する非営利団体ATASKで資金調達を担当。ジョージタウン大学で修士号を取得。米日財団、バブソン大学、および東西センターにて、リーダーシップ・プログラム修了。北海道出身、ボストン在住。
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小木曽 麻里
株式会社SDGインパクトジャパン 代表取締役(Co-CEO)
インパクト投資、社会起業家支援、インクルーシブビジネスの促進など SDG実現のためのビジネス、特にSDGファイナンスに幅広く携わる。2021年にはSDGインパクトジャパンを共同設立、ESGエンゲージメントファンドやインパクトファンドの設立に携わる。笹川平和財団では、2017年には国内で初めてのジェンダー投資ファンドであるアジア女性インパクトファンドを設立。世界銀行資本市場部、世界銀行グループ多国間投資保証機関(MIGA)東京代表、ダルバーグジャパン代表、ファーストリテリンググループのダイバーシティ担当部長(グロバルヘッド)および人権委員会事務局長を歴任。現在、三菱商事の社外監査役、明治ホールディングスのサステナビリティー・アドバイザリーボードメンバー、ならびにSMBC日興証券CIO のアドバイザリーボードメンバーを兼任。JICA海外投融資有識者委員、Mashing Up 財団理事。東京大学経済学部卒業。タフツ大学フレッチャー校修士。
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Mark Yeh
Northeast Asia Head, AVPN
AVPNのメンバーであり、インパクト投資アドバイザリー会社であるBetterPartnersの創設者であり、健康、持続可能性、文化分野におけるアーリーステージのインパクト志向の事業への投資と成長を目指している。BetterPartnersと彼の会社は、資本・専門家・グローバルな見識を結びつけることで、アジアにおける新興のインパクト投資エコシステムの発展を後押ししている。以前は、医療技術分野のリーダーとして、アジア太平洋地域の大手ヘルスケア企業、デジタルヘルス新興企業、経営コンサルティング会社において、成長、事業再生、イノベーションのための商業、アドバイザリー、投資の経験を積む。あらゆるステージの企業の事業戦略やオペレーショナル・エクセレンスを推進。 ノースウェスタン大学/香港科技大学ケロッグ経営大学院でEMBA、慶應ビジネススクールでMBAを取得。英語、中国語、日本語、台湾語に堪能で、自身の仕事とインパクト・ベンチャーを通じて、アジアのソーシャル・イノベーションを次世代につなげることを目指している。
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鵜尾 雅隆
CEO, Japan Fundrasing Association
JICA(独立行政法人国際協力機構)外務省国際協力局での17年の勤務を経て、日本ファンドレイジング協会を創業し現在代表理事。日本ファンドレイジング協会は、ファンドレイザーの育成や寄付教育を推進する団体で現在約2500人の会員が在籍。社会問題解決を目指す財団・企業600法人(アジア最大のネットワーク組織)Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)の日本代表事務所も兼ねている。G8ロンドンサミットで誕生した社会的インパクト投資タスクフォース(現在は世界39ケ国に拡大)GSG Impact:Global Steering Group for Impact Investmentの日本諮問委員会、副委員長。学校法人至善館 副学長兼インパクトエコノミーセンター所長。公益財団法人PwC財団 助成金選考委員長。慶応義塾商学部卒、法政大学大学院経済学修士取得。米国Case Western Reserve University非営利組織修士取得(経営学部長賞受賞)。インディアナ大学The Fundraising School修了。
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安井 正樹
公益財団法人PwC財団 代表理事
大手コンサルティングファームを経て、2014年にプライスウォーターハウスクーパース株式会社入社。現在専務執行役として、PwCコンサルティング合同会社の経営に参画。デジタルトランスフォーメーション(DX)の専門家として、製造業を中心とした幅広い業種に対しサービスを提供。デジタルを活用したオペレーションの効率化、ITのモダナイゼーションを得意とする。近年はデジタルを活用した新規事業開発を数多く手掛け、AI/IoTデジタル化構想、スマートシティ構想、宇宙ビジネスなどさまざまな領域で、戦略立案から実行支援までを一貫して支援している。2020年5月には、PwC Japanグループの専門性を活用して社会課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指すことを目的として公益財団法人PwC財団を設立し、代表理事に就任。官、民、ソーシャルセクターを跨ぎながら、社会課題の解決に精力的に関わっている。
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武藤 めぐみ
独立行政法人国際協力機構(JICA) 上級審議役 最高サステナビリティ責任者
海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、およびJICAでのキャリアを通じて、開発金融の分野で数多くの革新的なプロジェクトやプログラムを先導。
JICAでは東南アジア大洋州部次長、フランス事務所長、地球環境部長、緒方研究所副所長を経て2021年2月より上級審議役。2023年10月より最高サステナビリティ責任者。
政策研究大学院大学博士(開発経済)、米プリンストン大学修士(MPA)、仏HEC修士(EMBA)、慶応大学経済学部卒。
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Naina Subberwal Batra
CEO, AVPN
AVPNのCEO。 2013年からの同氏ののリーダーシップにより、会員数を4倍以上に増やし、AVPNを真に地域社会に貢献する組織へと成長させた。彼女の指揮の下、AVPNはベンチャー・フィランソロピーに特化した組織から、ベンチャー・フィランソロピーだけでなく、カタリティック・フィランソロピストからインパクト・インベ ストメント、企業のCSRプロフェッショナルまで、社会的投資家のエコシステム全体をサポートするまでに成長した。また、グローバル・レジリエント・シティ・ネットワーク(Global Resilient Cities Network)のボードメンバーでありベンチャー・フィランソロピー・センター(IVPC)の議長、ブリッジ・インスティテュートの評議員を務める。2021年、ナイナはTatler Asiaの「アジアで最も影響力のある人物」リストに掲載され、2019年にはCSRWorksの「Top Sustainability Superwomen」に選ばれた。
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工藤 七子
一般財団法人社会変革推進財団 常務理事
大学卒業後、日系大手総合商社勤務を経てアメリカの大学院で国際開発学の修士号を取得。大学院在学中、インパクト投資ファンドのパキスタン事務所でのインターンに参加。帰国した 2011 年より、日本財団へ入会し、日本ベンチャーフィランソロピー基金、ソーシャルインパクトボンド事業、GSG国内諮問委員会など様々なプロジェクトに携わる。2017年4月に日本財団からスピンアウトする形でSIIFを設立し常務理事に就任、インパクト投資や社会起業家支援など事業全般の企画・推進を統括。
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三浦 麗理
CEO, SIIFIC Wellness Fund (Representative Partner, SIIF Impact Capital)
SIIFインパクトキャピタル株式会社 共同創業者・代表パートナー。2022年9月に同社を設立、2023年6月にはSIIFICウェルネスファンドを立ち上げ、ウェルネス領域におけるインパクト投資によって社会的価値を創出し、持続可能な「誰もがより良く生きられる社会」の実現に向けて挑戦しています。東京大学大学院理学系研究科動物学修士・東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医療政策学修士
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渡辺 麗斗
DOGAN beta 取締役パートナー
九州に根ざした投資を行うベンチャーキャピタルDOGAN betaの取締役パートナー。 神戸大学にてベンチャーファイナンスを専攻し、在学中の2012年より「金融の地産地消」を掲げるドーガンに参画、後に入社。一貫して九州にゆかりのあるベンチャー企業への投資を担当している。 2017年にベンチャー支援に特化した株式会社ドーガン・ベータを設立。新産業が生む雇用の多様性によって地場経済の健全な新陳代謝が促されるという仮説のもと、VC投資という金融手法をはじめとしたサービスを提供する。コワーキングスペース「OnRAMP」の立ち上げや「福岡市スタートアップカフェ」の設立などにも携わった。
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Ruth Nicolas
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニーコーポレート・ストラテジー&コマーシャル・エクセレンス本部シニアディレクター
ルース・ニコラスは20年以上にわたるヘルスケア・メドテック業界での経験を持っています。ニコラス氏はこれまで、ジョンソン・エンド・ジョンソン メドテックのアジア太平洋地区(日本、シンガポール、マレーシア、フィリピン)で様々なポートフォリオの事業部およびマーケティングで役職に就いてきました。現在は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー コーポレート ストラテジー & コマーシャル エクセレンスのシニア ディレクターとして、コーポレートストラテジー、新規事業開発、チャネル管理、コマーシャルストラテジー&プランニング、ビジネスインサイト&アナリティクスを取りまとめるエンタープライズファンクションの責任者を務めています。 コマーシャル部門での職務に加え、ニコラス氏はJ&Jの全社的な取り組みである「APAC Operation Smile」という社員エンゲージメントプログラムの責任者でもあります。同プログラムは、口唇裂・口蓋裂という疾患を抱える子供たちの支援のために資金を募り、意識向上に取り組んでいます。また、現在、ジョンソン・エンド・ジョンソン法人グループが部門横断的に進めている「スマート・ヘルシー・エイジング・イニシアティブ(SHAI)」の共同リードとして、デジタル・実証基盤を駆使して高齢者のヘルスケアにおけるアンメットニーズに対応する革新的なソリューションの創出を推し進めています。
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鈴木 栄
一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 代表理事兼CEO
2019年に一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズの代表理事兼CEOに就任。前職では、KKRキャップストーンのマネージングディレクター、マッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナー、ZSアソシエイツのシニア・マネージャー、グローバル・フレイト・エクスチェンジの日本支社長、ゲートウェイ・ジャパンではオンラインセールスや経営企画を担当。現在は、日本ファンドレイジング協会理事、ハンズオン東京理事、チャンス・フォー・チルドレン理事、その他複数団体の理事・取締役を兼任。カリフォルニア工科大学にて化学の博士号、リード大学にて学士号修得。
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高塚 清佳
新生企業投資株式会社 インパクト投資チーム シニアディレクター / 新生インパクト投資株式会社 代表取締役
在日アルゼンチン大使館を経て、2004年よりSBI新生銀行グループ。一貫して国内外の投資業務(不良債権、不動産、ベンチャー、PE、他)に従事し、オフショア子会社の取締役も歴任。2017年に新生企業投資にてインパクト投資チームを創設。邦銀系初のインパクト投資ファンド「子育て支援ファンド」設立。2019年よりインパクト投資の2号ファンド「はたらくFUND」設立。GSG・金融庁「インパクト投資に関する勉強会」委員、金融庁「インパクト投資等に関する検討会」委員、経済産業省「J-Startup Impact」検討会委員、他。日経WOMAN「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」受賞。
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小柴 優子
フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社 (PA inc.) 共同代表取締役
日本GEのリーダーシッププログラムを経てエネルギー関連事業にて勤務。その後米国コロンビア大学 国際公共政策大学院進学のために渡米。大学院時代、Rockefeller Philanthropy Advisorsにてインターン、そして、ジョージ・ソロスの財団Open Society Foundationsにてコンサルタントとして勤務。帰国後、日本財団と、関連財団の社会変革推進財団(SIIF)にてインパクト測定・マネジメントやベンチャー・フィランソロピーファンドの運営等、インパクト投資の推進を行う。カディラキャピタルマネジメントのアドバイザー。日本人で初めて米国フィランソロピー・アドバイザー資格CAP©を取得。
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宜保 友理子
慶應イノベーション・イニシアティブ(慶應義塾オフィシャルVC、KII) プリンシパル
早稲田大学政治経済学部卒・大学院国際関係学修士課程修了LSE、Stanford University、UCSDに国費留学シリコンバレーでコーディネーターとして研鑽 シンクタンク勤務後、TLO創立など産学官プラットフォームを構築し、故郷沖縄振興に貢献。経済産業省「地域活性化のための技術力向上WG委員」等を歴任2010年から慶應義塾大学医学部やイノベーション推進本部特任准教授として産学官連携に従事2020年にKIIに参画し、アカデミアの世界と、ビジネスの橋渡しを担う2021年より産学連携学会理事2023年に「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会/生涯現役社会の実現」を究極成果と定めたインパクトファンドを組成
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Adelle Odelia Tanuri
YCAB Foundation
Secretary Gen
小崎 亜依子
一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所
リサーチフェロー
矢田 明子
コミュニティナースカンパニー株式会社
代表取締役
Boon Heong Ng
Temasek Foundation
Chief Executive Officer
Hossain Zillur Rahman
BRAC Governing Body
Chairperson
糸岡 栄博
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ
Japan Community Impact シニア マネージャー
鈴木 絵里子
Kind Capital
代表取締役
中村 香織
東京都 スタートアップ・国際金融都市戦略室 戦略推進部
国際金融都市担当課長
エリクセン 恵
AVPN
日本マネージャー
渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社
代表取締役
末吉 光太郎
株式会社みずほフイナンシヤルグループ サステナブルビジネス部
副部長
澤目 梢
フィッシュファミリー財団 JWLI Ecosystem
代表
小木曽 麻里
株式会社SDGインパクトジャパン
代表取締役(Co-CEO)
Mark Yeh
AVPN
Northeast Asia Head
安井 正樹
公益財団法人PwC財団
代表理事
鵜尾 雅隆
Japan Fundrasing Association
CEO
武藤 めぐみ
独立行政法人国際協力機構(JICA)
上級審議役 最高サステナビリティ責任者
Naina Subberwal Batra
AVPN
CEO
工藤 七子
一般財団法人社会変革推進財団
常務理事
三浦 麗理
SIIFIC Wellness Fund (Representative Partner, SIIF Impact Capital)
CEO
渡辺 麗斗
DOGAN beta
取締役パートナー
Ruth Nicolas
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニーコーポレート・ストラテジー&コマーシャル・エクセレンス本部
シニアディレクター
鈴木 栄
一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ
代表理事兼CEO
高塚 清佳
新生企業投資株式会社
インパクト投資チーム シニアディレクター
小柴 優子
フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社 (PA inc.)
共同代表取締役
宜保 友理子
慶應イノベーション・イニシアティブ(慶應義塾オフィシャルVC、KII)
プリンシパル
[プレナリーセッション] 新しい資本主義とインパクト志向の資金提供の未来
日本とアジアのスピーカーが、ブレンデッド・ファイナンス、戦略的ベンチャー・フィランソロピー、インパクト投資の実践を通じて、アジアと日本におけるインパクト志向な資金提供の未来とそのエコシステムについて議論する。
渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 / コモンズ投信株式会社 取締役会長 / 株式会社&Capital 代表取締役CEO)
Hossain Zillur Rahman(Chairperson, BRAC Governing Body)
Boon Heong Ng(Chief Executive Officer, Temasek Foundation)
武藤 めぐみ(独立行政法人国際協力機構(JICA)上級審議役、最高サステナビリティ責任者)
モデレーター:Naina Subberwal Batra(CEO, AVPN)
[セッション1-A] 高齢化社会への投資:革新的な方法でウェルビーイングを促す方法
本セッションでは、地域包括ケアの観点から本課題に取り組む民間スタートアップに焦点を当て、この新しい社会分野への投資促進の可能性を探る。また、既存の社会保障の枠組みから外れるため投資を受けにくい現状を踏まえ、最新のインパクト投資事例にも触れる。また、最近進行中の投資事例についても議論し、新たな社会分野へのインパクト投資促進の可能性を探る。
中村 香織(東京都 スタートアップ・国際金融都市戦略室 戦略推進部 国際金融都市担当課長)
矢田 明子(Community Nurse Company株式会社 代表取締役)
渡辺 麗斗(株式会社ドーガン・ベータ 取締役パートナー)
モデレーター:糸岡 栄博(ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ Japan Community Impact シニアマネージャー)
[セッション1-B] ジェンダーから始まる未来:日本におけるジェンダーギャップ解消のその先に向けて
日本のジェンダーギャップ指数は2023年に145カ国中125位と過去最低を記録し、特に政治参加や経済参加・機会におけるジェンダーギャップが課題となっている。金融庁政策オーブンデータラボによると、スタートアップエコシステムにおいても、資金調達に至る企業や新規上場企業の女性創業者・社長の割合は、独立系企業やスタートアップ企業等の女性社長の割合に比べて2%未満に激減している。女性起業家が外部資金を獲得し、規模を拡大するプロセスには大きなギャップが存在する。本セッションでは、ジェンダー・レンズを活用した投資とフィランソロピーに焦点を当て、構造的なジェンダー・ギャップを埋めるための資金提供者の役割と協働について議論する。また、ベンチャーキャピタル業界で働く女性投資家のエンパワーメントを目指した取り組みや、資金提供者コミュニティにおけるジェンダー・ダイバーシティの課題にも触れながら、ジェンダー・ギャップを解消することで実現する新たな未来と可能性を探ります。
澤目 梢(JWLI Ecosystem代表、フィッシュファミリー財団)
鈴木 絵里子(Kind Capital 代表取締役 / Tokyo Women in VC 理事)
小木曽 麻里(株式会社SDGインパクトジャパン 代表取締役Co-CEO)
モデレーター:小崎 亜依子(一般社団法人鎌倉サステナビリティ研究所 リサーチフェロー)
[セッション2-A] 多様な資金の活用:インパクトの創出、拡大、維持のための資金提供者の役割
SDGs達成までの期限は残りわずか7年となった。持続可能な社会の実現のためにはさらなる資金が求められている中で、インパクト投資のグローバル市場は2022年に初めて1兆ドルを超え、日本においても5兆8千億円となり前年度比4.4倍と急拡大を見せている。そうした中で、近年社会課題の解決に取り組む多様なプレイヤーを支え、インパクトを最大化するための資本のあり方や、異なる性質の資金を組み合わせた資金提供に注目が集まっている。 本セッションでは、日本において最先端の技術や従来とは異なるアプローチを用いて社会に大きなインパクトを与える可能性を持つ組織への助成を行うPwC財団、日本でも本格的なインパクト投資ファンド「はたらくFUND」を先進的に設立し、インパクト投資のエコシステムの構築を目指す新生企業投資、そしてインドネシアにおいて財団とベンチャーによる社会課題の解決を目指すYCAB FoundationとYCAB Venturesという、日本およびアジアにおいてインパクトの創出を目指し先進的に取り組むリーダーが、インパクトを最大化するために求められるインパクト投資とフィランソロピーといった異なる資金のあり方と、それらの連携によって描かれる未来と可能性を探る。
Adelle Odelia Tanuri(Secretary General, YCAB Foundation / Head of Impact Investments,YCAB Ventures)
高塚 清佳(新生企業投資株式会社 インパクト投資チームシニアディレクター / 新生インパクト投資株式会社代表取締役)
安井 正樹(公益財団法人PwC財団 代表理事)
モデレーター:鈴木 栄(一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ 代表理事兼CEO)
[セッション2-B] 日本におけるヘルス・エクイティ(健康の公平性)とインパクト投資の最新動向
本セッションでは、日本におけるヘルス・エクイティの課題と、それらに対してどのような投資活動(主にVC)を目指しているのかについて、パネリストが議論します。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニー、SIIFインパクトキャピタル株式会社が設立したウェルネス分野のインパクト投資ファンド「SIIFICウェルネスファンド」、慶應義塾大学が立ち上げたベンチャーキャピタルファンド「慶應イノベーション・イニシアティブ」を代表するパネリスト達が、日本における取り組みについて紹介します。実際の投資事例から学ぶことで、ヘルス・エクイティ分野への投資促進におけるインパクト創出について理解を深めます。
宜保 友理子(株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ リレーションシップ・マネージャー)
三浦 麗理(SIIFICウェルネスファンド CEO、SIIFインパクトキャピタル株式会社 代表パートナー)
Ruth Nicolas(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニー コーポレート・ストラテジー&コマーシャル・エクセレンス本部 シニアディレクター)
モデレーター:小柴 優子(フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社 共同代表取締役)
[クロージングセッション] インパクト志向の資金提供とその先の未来
インパクト投資業界における日本のパイオニアたちが、インパクト・ドリブン・ファンディングの未来と課題を語ります。本最終セッションでは、インパクト志向な資金提供の未来を想像し、私たち一人ひとりが異なる立場からどのように関わり、コミットメントしていくことができるかを考えることを目的としています。
エリクセン 恵(Japan Manager, AVPN)
工藤 七子(一般財団法人社会変革推進財団 常務理事)
末吉 光太郎(株式会社みずほフイナンシヤルグループ サステナブルビジネス部 副部長)
Mark Yeh(North EastAsia Director, AVPN)
モデレーター:鵜尾 雅隆(日本ファンドレイジング協会 代表理事、GSG国内諮問委員会副委員長)