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【メディア掲載】お年玉、「人の役に」と寄付する子も

2017.01.05

メディア掲載

朝日小学生新聞(2016年12月27日)に寄付についての特集が組まれ、弊協会三島のコメントと、寄付白書に関して掲載されました。
 

以下、記事の抜粋です。

 

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お年玉、使い道どうする?「人の役に」と寄付する子も

 

もうすぐお正月。お正月といえばお年玉ですね。編集部は、朝小リポーターにお年玉の使い道をたずねました。自分のために使う楽しみもありますが、人の役に立ちたいと寄付した人もいました。お正月は、ふだんよりも大きな金額を手にする機会です。家の人とよく話し合って、有意義な使い道を考えましょう。

 

朝小リポーターに、これまでもらったお年玉の使い方についてアンケートしました。

 

回答があった118人のうち、複数回答で最も多かったのは、「貯金」で108名(92%)。「大学に行くときのために貯金している」という人も複数いました。次いで、「自分がほしい物を買う」という人が44人(37%)。「寄付」という回答も10人(8%)いました。

 

お年玉を寄付したことがあると答えた東京都大田区立松仙小6年の福原衣織さん。学校では、災害が発生した時などに、たびたび募金活動を行っています。福原さんは「私に出せる金額で、ちょっとでも役に立てたらうれしい」。

 

東京都杉並区立大宮小5年の和田隆磨くんは、次のお年玉は貯金やほしい物を買うのに使いそうですが、日ごろから買い物した時におつりを寄付しているそうです。

 

聖心女子学院初等科(東京都港区)5年の宮沢ありあさんは、おこづかいは四つに分けて管理しています。一つは、ほしい物や必要な物を買う用。二つ目は貯金用。三つ目は将来の夢のために使う「投資」用。そして、募金用です。お年玉も、一部は寄付します。「たくさんお金をもらう機会なので、じっくりとお金とのつきあい方について学ぶようにしています」と話しています。

 

東日本大震災をきっかけに増える

 

日本で寄付文化を広げる活動などに取り組む日本ファンドレイジング協会(東京都)がまとめた「寄付白書」によると、2014年に日本で個人が寄付した金額の合計は、約7409億円。アメリカやヨーロッパと比べるとまだまだ少ないですが、日本でも寄付は着実に増えつつあります。

 

きっかけとなったのが、11年の東日本大震災。寄付した人の割合は、震災前の10年には約34%でした。しかし震災後の14年には約44%まで増えています。

 

ファンドレイジング協会は、学校などで寄付についての講義を行っていますが、寄付を必ず呼びかけるわけではありません。協会の三島理恵さんは「社会に貢献する手段の一つとして、寄付と言う選択肢があることを知ってほしい」と話します。

 

寄付をするならば、自分が関心のある分野から寄付する先を選ぶと良いでしょう。三島さんは「何のために、どうして寄付したいのか、理由をきちんと説明できるようにすることが大切です」。

 

寄付をかたって、不正にお金を集める団体もあるので注意が必要です。お金のやりくりを記録した決算の報告を明らかにしているかや、サイトの更新頻度も確認しましょう。「支援する人を大切にしている団体は、情報をこまめに発信しています」。あやしいと感じたら、寄付する必要はありません。

 

大きな金額でなければ、寄付できないということはありません。三島さんいわく「金額には大小あっても、こめられた気持ちには大小の差はありませんよ」。